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MOVEN'RUNのブログ一覧

2017年06月13日 イイね!

レンタカー日記#37 三菱/デリカD:5

レンタカー日記#37 三菱/デリカD:5レンタカー日記37回です!!
かなり更新が滞ってしまいましたが久しぶりに投稿します!
今回は37回目にして初めての三菱車!
デリカD:5をレビューします!!

デリカD:5は、2007年にそれまでのデリカスペースギアとは全く異なったコンセプトのクルマとしてデリカスペースギアのフルモデルチェンジというかは全く新しい車として登場しています。
しかし、特に大きなモデルチェンジもなく10年以上も生産され、さらには未だにcmもしょっちゅう放映されているのを見ますので、稀に見るとてつもないロングセラーな車だという事がわかります。
ライバルの7.8人乗りのミニバンが3-5年でフルモデルチェンジを行うのに対して、悪路にも負けませんが、これほど時代の流れにも負けない車を作る三菱は素晴らしいですね。
まだフルモデルチェンジの話もなかなか聞こえませんので、もう2.3年はこのモデルで続行なのでしょうか?ここまできたら15年くらいモデルイヤーを続けて欲しいものですが笑

デリカといえばCMでやっているような悪路をぐいぐい走って、最高な景色へ、、
なんてイメージですが、エアロパーツを身にまとったオンロード志向のローデストという仕様もあります。
また、特別仕様のCHAMONIXは第8期まで続く大人気ベストセラー特別仕様となっています笑
そもそも特別仕様が8期まで続くなんて見た事ありませんね笑
その他、イマドキの奇抜な配色なACTIVE GEARというグレードもなかなか人気なようです。

ではではレビューに移りましょう

(エクステリア)
オフロードを走るミニバンというコンセプトの通りエクステリアから強靭なボディを意識させるデザインとなっています。
フロントバンパーは多少の接触では傷付かなそうなタフなデザインになっており(実際は保安基準上の剛性なのですが)足回りはオフロード走行を意識させる床高なデザインになっています。
一応3列シートのミニバンと定義される部類の中に入りますが、ノアやセレナ、ステップワゴンなんかとは全く別ジャンルの車に見えます。よくよく考えてみるとこのミニバンとランクルなどの本気SUVの間をいくようなジャンルの車って今の所デリカのみな気がします。
さすがパジェロで培ったノウハウを投入できる三菱らしさがありますね!
SUVテイストですが、リアは両側スライドドアになっており、そこらへんはミニバンの良いところを引っ張った感じです。
又、全体的なシルエット、デザインとしてあまり古さを感じません。リアは正方形に近いランプと横に伸びるラインとでシンプルなデザインですが、これが飽きのこないデザインの理由かもしれません。


リアもなかなか良いデザイン

そしてSUVテイストではありますが、オンロードっぽいエアロパーツをつけたローデストも案外様になっているので、応用が利くデザインだということがよくわかります。
全体的に見て、他のミニバンよりも断然デザインセンスは高いと個人的には思います。

(インテリア)
SUVだからと言って簡素な素材だったり、チープなデザインじゃないのがこの車の良いところです。
まずメーター周りに目を向けますと、回転計と速度計の間にはイマドキな小型ディスプレイか装着されています。そしてメーター周りには筒状になっており、スポーティー感も演出されています。


インパネ周り


メーター

今回はディーゼル車に乗ったので回転計のメモリ上限が低いのも特徴ですね!
ハンドルは最近では珍しい4スポーク。
昔はミニバンといえば4スポークでしたが、今はセレナ、ノア、ステップワゴン等ほとんど3スポークで直線的で機械的なデザインになってしまいましたが、この車のステアリングは微妙なカーブが高級感を演出します。
三菱のこういう演出はすごい好きです笑
ステアリングにはクルーズコントロールのスイッチが付いていますが、これは少し使い方が難しいのが残念なところです。基本設計の古さが少し垣間見えます。
シフト周りはとにかくボタン類が円形でシフトレバーも円形です。シフトレバーが円形なのは少し握り辛さがありますが、長さやストロークは良いでしょう。


シフトレバー周り

デリカらしさを感じたのは2WD-4WD-強制4WDのトランスファーレバーがある点ですね!4WDと強制4WDにはする機会はほとんどなさそうですが、車の楽しさを感じられます。


トランスファースイッチ

シート周りに話を移しますと、シート自体はかなり良くできていると思います。
1.2列目はともかく、ミニバンで手を抜かれがちな3列目もしっかりできていると思います。ミニバンあるあるの3列目に座った際のひざ下が浮く感じもほとんど無く、深く座れます。
強いていうなら2列目の中央のヘッドレストはもう少しスマートにしても良いのでは?と思いますけどね。


2列目


3列目

レンタカーの廉価グレードなのにも関わらずシート材質もしっかりできていますし硬さもちょうどよくドライバ以外も満足できる仕上がりになっています。

(走行性能)
まず乗って感じたのが、運転するにおいては好き嫌いがはっきりと別れる車だということです。
運転席に座って前方を見渡すとダッシュボードがとてつもなく長く感じ、前方下部、特に左コーナーの視界がとても悪いです。コーナーポールをつけても補えないくらいの悪さがあります。
なので交差点の左折時や車庫入れの際には結構慣れが必要なので、女性や運転不慣れな方からは敬遠される理由になっているのかもしれませんね。


視界の悪さがあります、、、

乗り心地としてはやはりSUVテイストな車ですのでロールやピッチングは激しい方です。普段セダン車に乗る自分からするとゆらゆらと船に乗っているようで結構落ち着きませんでした笑
しかし慣れればちょうどよく重心移動が感じられるのかもしれません。
今回はディーゼル車に乗ったのですが、やはり他のミニバンではあり得ないトルク感を感じます。低速域でもそうですが高速域でも力強い走りを提供してくれますので、遠出のキャンプなんかグイグイいけちゃいそうです!!
操舵性能も走行性能に対応したもので、ステアリングセンターはズレがなくピシッと決まっていますし、ステアリングの切れ角に対する応答も速い方だと思います。
街乗りから高速域まで安定して乗れる車だと思います。

そんな感じて久々のレビューはデリカD:5を取り上げてみました!
最後に安全性能についてですが、他のミニバンでは当たり前になっている自動ブレーキや追従式クルコンなどは搭載されていません。ここがライバルと比べて遅れていると感じるかどうかは意見が別れますが、剛性や破断時の安全性に長けたリボンフレーム、復元性の高い樹脂フェンダー、後ろに積んだ荷物が衝突時に飛んできてもシートが変形しにくい荷物侵入抑制構造シートなど万が一の際の安全性はしっかりと考えられています!

あまりレンタカー屋さんでは見ることができないデリカですが乗って見るとどうしても必要に迫られミニバンを購入する際には大きな1択に入る車でした!みなさんも是非「邪道ミニバン」を体感してみてくださいね!!

FIN

次回予告



お楽しみに!!!
Posted at 2017/07/24 12:32:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年06月01日 イイね!

レンタカー日記#36 トヨタ/ハリアー

レンタカー日記#36 トヨタ/ハリアーレンタカー日記36回です!!
今回はスズキ特集から脱出しまして、トヨタ車になります!
トヨタハリアーです!

先日のモコ(MRワゴン)と同様こちらもレンタカーではなく知り合いの車になりますが、200km以上ドライブする機会がありましたのでレビューさせて頂きます。

トヨタハリアーの登場は1997年。CMでライオンの顔をした人間が登場するのが印象的でしたね!
初代のデザインはまさにライオンでした!
その後6年後の2003年に2代目が登場しハイブリッドモデルも併売される様になります。
その後2009年にレクサスブランドでRXというハリアーの後継車が登場しまして、ハリアー絶滅かと思いきや、その後もハリアーとRXは併売され、1年の休止期間を経て日本専売モデルの3代目が登場しハリアーは何故か復活を遂げるといった形です。
レクサスブランドに移行した車は複数見ますが(アリストがGS,セルシオがLSなど)トヨタブランドで復活を遂げた車種は見たことがありませんので珍しい車になります。
車のコンセプトとしては、高級セダンの様なラグジュアリーさとSUVのタフさを掛け合わせたどちらかというとオンロードSUVといったところなんだとか。
同社のCH-Rやホンダヴェゼルなどとはクラスが異なる車ですね!

ちなみに今回はハイブリッドモデルではなくガソリン車に乗りましたのでそちらのレビューになります。

(エクステリア)
エクステリアは好き嫌いが分かれるデザインだと思いますが、正直なところあまり私は好きではありません。
切れ長なヘッドランプや流線型のボディシルエットはラグジュアリーさはあるのですが、大人っぽ過ぎてかえって何が言いたいのか分からないデザインだと個人的に勝手に解釈してしまいます。


特徴的なエクステリア
後ろのエスティマに少し似てる!?笑

このクラスの車(エクストレイル等)と共通ですが、ボンネットが長いのが印象的で、特にこの車はボンネットが尖った形状になっており、フロントグリルが飛び出たデザインになっていますから、迫力と高級感はあります。
又、エクストレイルと比較になりますがリアのピラーが太く、リア側面のガラスがかなり似ているところから、SUVでありながらセダンにも見える不思議なデザインをしている点も印象的です。
今回の車はフロント、サイド、リアにモデリスタのオプションバンパーが装着されていました。尖った印象の車にさらに尖ったバンパーが付いておりSUVにバンパーのオプションは少しバランスが悪いかなと感じましたね笑

リアのテールランプはもともとクリアテールなのも高級感がありますが、ハイブリッド仕様との差別化がないので、ハイブリッド=クリアテールという印象の方からすれば少し不満足かもしれません。


リア

しかしながら総じてこの様な流美なラインを加工できる技術には感動しますし、SUVとセダンの融合というコンセプトがデザインから見てもわかるのは感心します。

(インテリア)
インテリアはユーティリティに優れたSUVというかはセダンの高級さを押し出したコンセプトになっています。
艶ありの木目調?のパネルやステアリングの部分にも艶ありの部分がある点はさすが大衆メーカーの高級車といったところですね。
こういう車に乗っている方から、スバルの車の内側はチープと言われるのも納得な気がします。(自分は内側の高級さにはさほど重きを置かないのであまり気になりませんが)
ダッシュボード付近は全体的に本革に包まれ、見た目も触り心地も高級なものになっております。
また、純正のカーナビが装着されていましたのでこの辺りのフィット感はさすが純正と思う良さです。


高級感あります

フロントパネル付近で唯一残念なのがシフトレバーですかね。
シルバーとゴム生地むき出しのデザインは周りのパネルに合わないのでもう少し大人しいデザインにすべきだと思います。
メーターも雰囲気を損なわない高級さで、センターにはアルファード等と同じデジタルパネルが装着されています。ついつい見入ってしまうほどの画質の良さは圧巻です。


メーター

シートは今回乗った車は珍しく、黒でもなく、アイボリーでもなく、白でした。
白の起毛地に縁がシルバーの皮と言ったデザインで斬新で良いです。
がしかし、何かをこぼすと一瞬で目立ちますので車内での飲食は敬遠してしまいます。(事実今回の車でも飲食はしませんでした)


後席

後席の広さはさすがSUVだけあって広々としていますが、何しろ前後席含め入り口は高くて狭いのでお年寄りや小さな子供がいる世帯には購入はおすすめできません。

トランクスペースは十二分にありますので、4人乗車で長距離旅行も可能です。
今回の車には自動のバックドアが付いていましたが、運転席から操作する際には後ろに障害物が無いか注意することが必要です。

(走行性能)
エンジンは
3ZR-FAE型 2.0 L と2AR-FXE型 2.5 L
の2ラインナップが存在します。


エンジンルーム

ハイブリッド仕様もありますので、これにモーターが組み合わさる形になります。
今回乗ったのは2.0Lモデルですが、正直に言いますとがっかりするほど加速力がありませんでした、、、
やはりこの大きさの車には2.5L以上が相応だと思います。
余談ですが、感覚は2.5L仕様のアルファードに乗った時に似ていた気がします。
あまり加速力が気にならないユーザーには加減速に対しての取り回しがいいですし、とくに問題もないのですがやはり信号からのスタートや今回は山道をメインに走りましたが坂道での加速などはもたつきが隠せません。

乗り心地としてはかなりふわふわした感じと言ったところです。エクストレイルに比べるとオンロード感を感じる乗り心地で刺激を極力抑えた形となっています。

エクステリアが特異な形をしていますので、運転席からの見切りはかなり悪いです。
普段軽自動車やワンボックス等の見切りが良い車に乗り慣れている方はより一層の注意が必要で、油断していると運転席の対角の左前をヒットしそうになります。



山口県岩国市の錦帯橋に行きました

総じてアクティブに出かけるSUVというジャンルですがこの車は大人しさが目立つ面白い車だと思います。
SUVのユーティリティは欲しいが、高級な車に乗りたい!という方の痒いところに手が届く車を作り出すのはさすがトヨタと言ったところで、売れる理由もよくわかります。
皆さんも是非この高級SUVに乗ってみてくださいね!

FIN

次回予告



お楽しみに〜!


Posted at 2017/06/01 19:41:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年05月28日 イイね!

レンタカー日記#35 スズキ/アルトエコ

レンタカー日記#35 スズキ/アルトエコレンタカー日記35です!
今回はスズキ特集第3弾!

スズキアルトエコを特集します!

アルトエコは2011年に同社の7代目アルトのエコバージョンとして登場しています。
アルトエコの特徴として、アイドリングストップの搭載の他に省電力化の為にLEDをハイマウントストップランプとリアランプに装着しています。


工夫が施されたリア

またアルトよりも20kg軽量化を図った他、フロントバンパーの形状を変えて走行抵抗を少なくするなど、ただならぬエコへの改良を図ったモデルとなっています。

ライバルはアルトのライバルがミラに対して、アルトエコのライバルもミライースというライバルがしっかりと存在します。
ムーヴとワゴンR、タントとスペーシアなど同クラスのライバルがひしめく事を見れば、いかにダイハツとスズキが長年しのぎを削って戦っているかが良くわかりますよね笑

では、アルトのエコモデルのアルトエコを見ていきましょう!

(エクステリア)
先代の6代目が角ばった形状、後世の8代目はタフなデザインなのに対して7代目のアルトとアルトエコは良く言えば優しいデザイン、悪く言えば特徴のないデザインと言えます。
MRワゴンの時もそうでしたが、このようなキャラクターの顔のようなデザインはスズキが得意なのが良くわかりますね!
リアはなんとなく先代ワゴンRに似ている気もしないでもないです。
車高はそこまで高くなく、むしろ乗用車よりも低いほどで同じ軽自動車でもNBOXやタントなどのスーパーハイト系とはまた異なったジャンルです。個人的にはこれくらいの車高の方がバランスが取れて見えます。
また、リアのバッジは専用のマークがつきます。



専用バッジ

リアから見れば一目でエコなモデルと分かる点はさすがエコカーです笑

フロントランプ下部からリアに伸びるプレスラインは側面に膨らみがあるように見せており、安定した走りを想起させます。
プレスライン一つで車の印象が変わりますので、この点は評価できる点ですね。
また、ナンバープレートはセンターではなく少し左寄りに付く形になっています。そう言えば軽自動車は左右に少し寄っているものが多い気がします。

総じて全体的に後ろに伸びて柔らかいデザインだと思います。

(インテリア)
インテリアはアルトが乗用と商用モデルの2タイプがある事から、乗用専用のモデルよりは少し安っぽさがありますが、ある程度満足できるレベルです。
車内の色は橙色のような色で統一されていて、エクステリア同様に優しいイメージです。
ステアリングはスズキの3世代前のデザインで前回取り上げたMRワゴンと同じです。
また、シフトレバーは握りやすいですが、長いので予想外に動きすぎてしまう事もあります。



フロントまわり

フロントシートとリアシート共にはホールド性はありません。
特にリアシートは仕様なのもありますが、ハイエースバンの2列目のような完全なベンチシートです。



フロントシート





リアシート


しかながら、ある程度クッション性はありますので、長時間乗ってもさほど腰に痛みは来ません。
メーターもまた特徴的なデザインで、スピードメーターの左右にシフトポジションと燃料計が存在します。
またウインカーランプは普通の車よりも少し黄緑っぽい緑な気がします。気のせいかな?笑

(走行性能)
エンジンはR06A型直列3気筒です。
前回紹介したMRワゴン(モコ)と同じですね。







先述しましたが、エコモデルですのでこれにアイドリングストップが搭載されています。
エコモデルというのもありますので、なるべくストイックな加速をしないようにコンピュータにメモリされているのもありますが、加速はあまり鋭くなく、キビキビ走るといった印象ではありません。
しかしながら、その様な仕様のおかげで燃費はJC08モード 30.2km/Lを記録しています。

またアイドリングストップはスズキの他の車も同じですが9km/h以下で自動でエンジンが停止する仕様になっていますから、停止する前にエンジンが止まります。
これは慣れないとかなり怖いです。

車体の大きさのおかげで小回りはめちゃめちゃ効きます。又、幅も軽自動車なので狭いですので狭い道などもぐいぐい入っていけちゃいそうです。
足回りの設計はタウンユースをターゲットにしたとわかる仕上がりで、結構フニャフニャしてるので、4名フル乗車や高速道路の走行はあまりオススメできません。

そもそもこの車、あまりというかほとんどビジネスユースでしか見たことがありません。
確かに、燃費も良く狭いところには入りやすいので、都会のオフィス街や住宅街では活躍しそうです。
車体価格も100万円前後で購入可能ですので、ビジネスユースが多い理由も良くわかります。
しかしながら、アシとしては十分使える車ですので、郊外や田舎のセカンドカーとしても向いていると思います。

社用車が必要な方、セカンドカーが必要な方、そもそもアシが欲しい方、、、
その様な方のニーズに合う素晴らしい車だと思いますね!
現行版での8代目では専用エコモデルの設定がありませんので残念ですが、是非一度乗って頂きたい車ではあります。

先日ライバルのミライースが新型を出したので、こちらも新型アルトエコが登場するのを期待しています!


FIN

次回予告


Posted at 2017/05/28 09:54:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年05月13日 イイね!

レンタカー日記#34 日産/モコ(スズキ/MRワゴン)

レンタカー日記#34 日産/モコ(スズキ/MRワゴン)レンタカー日記34回です!
スズキ特集第2回!
今回は正確にはレンタカーではありませんが数日間運転させてもらう機会があったので掲載します。

今回は日産モコです!
つまりスズキMRワゴンですね笑
2002年に前年の末に登場していたスズキのMRワゴンのOEMとして登場しています。

(エクステリア)
スズキMRワゴンのOEMと言いましてもモコはフロントの印象がかなり異なります。というか全く違いますね笑

MRワゴンのフロントデザインは同車の広告に登場していたムーミンのいじわるミーにそっくりなのですが(このキャラクター選択は素晴らしいと思うほど)モコは子犬のようなフロントランプになっているなど、かなりかわいい車になっています。女性が乗るにはいいですが、男性のみで乗るのは少し恥ずかしい方もいそうです。


今回乗った車はフロントリアサイドにオーテックのエアロがついていました。

リアは先代同様リアガラス横に縦長にランプを配置しています。
車体シルエットはかなりスタイリッシュにくびれた先代よりも実用性を重視した箱型なデザインになっています。


リアは奇をてらわない平凡なデザイン

同じ軽でもスーパーハイト系よりも車高は高くありませんので安定性は比較的あるように見えるのではないのでしょうか(今回は乗った車がオーテックのエアロを装着していたこともありますが)
サイドのガラスが後ろに行くほど小さくなるデザインですので後席は少し狭そうには見えます。
一見好き嫌いが分かれそうなデザインですがしばらく乗ると、まるでペットのように愛着がわきます(事実です笑)

(インテリア)
インテリアはまんまスズキの軽!という感じですね。ステアリングも3世代前のデザインですし、シフトノブあたりも先代ワゴンRと同じです。
今回乗ったのは日産のモコでしたので、もちろんステアリングには日産のCIが付いていました。


インテリア


他のスズキ車と異なるところはメーターですかね。
シフトレンジか大きく表示されるので見やすいです!しかしながら、速度計のみしか付いていない点はちょっと残念ではあります。
今回乗ったモコには日産の純正ナビが付いていました。
本家のMRワゴンの方にはスマホのようにタッチで操作出来るエアコンスイッチやナビが付いているのがよくCMで見受けられましたよね!
シートはフロントとリア共にベンチシートのような形をしていますので乗り降りはとてもしやすいですが何しろ運転中にカーブに差し掛かるとシートベルトをしていても体が持っていかれます。今回は海沿いのカーブが多い道を度々運転する機会がありましたが、何度かヒヤヒヤしました。
又、後席はスーパーハイト系ほどではありませんがそこそこ余裕があり、大人4人で乗車するのもそこまで苦ではないです。しかしながら後席の天井が低いので後席にはあまり背が高い方は乗らない方がいいですね。
ラゲッジスペースは縦の長さはありますが奥行きがあまりありませんので載せられるものを選びそうです。


ラゲッジスペース

今回は乗った車は茶色の柄が施されたシートでしたがこれはこれでまた良いと思いました。柄は本革のシートでは表現できないですので、羨ましいですね!


フロントシート


リアシート(上に乗っているクッションは純正ではありません)


(走行性能)
エンジンはR06A型の直列3気筒 でNAとインタークーラーターボの2ラインナップがあります。

今回乗った車はターボだったのですが、
危険なくらいパワーあります。

さすがにクリーンディーゼルのターボのような加速力はありませんが、軽だと思ってアクセルを踏むと危険ですね。小さな暴れ馬といったところでしょうか。
低速のみならず中速でもトルクがありますので、一般道で必要とされる0〜60km/hの域でしたら他の交通をリードするくらいのパワーを感じられます。
しかしながら、車のつくりとしては普通の軽自動車ですのでターボだとますます合成不足を感じますね。
今回は山道や海岸線などのカーブを走る機会があったのですが、カーブでは怖くてスピードを出せませんでした。
又、交差点でもいきなりターボがかかるので結構ヒヤヒヤします。
若者からお年寄りまで様々な層が乗る車としては良く言えば面白い挙動をする、悪く言えば危険といったところです。

軽自動車であるが故というのもありますが、地面の凹凸をとにかく広い、凹凸を乗り越えるたびに腰に響く振動も気になりました。
自然とこの車を運転する時には、普段なら気にしない路面の凹凸までも気にして運転をしてしまいます。

しかしながら、軽ハイト系のワゴンだけありまして、ユーティリティは優れており、乗り込むというよりかは椅子に座る感覚で乗れるのは大変素晴らしいです。お年寄りや女性に人気な理由もよく分かります。
しかしながら、N-BOXやタントなどのスーパーハイト系の飛躍、そして同社のワゴンRとダブってしまいすぎているキャラが故に売れ行きに悩んだのが生産中止の要因なのかもしれません。
個人的には可愛い顔して走りはストイックというギャップがなんとも病みつきになる車なんですがね。


MRワゴン・モコよ、永遠に。

FIN


Posted at 2017/05/13 22:49:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年05月06日 イイね!

レンタカー日記#33 スズキ/ソリオ

レンタカー日記#33 スズキ/ソリオレンタカー日記第33回です!

突然ですが今回から3回にわたりスズキ特集します!
第一回はスズキソリオです!

ソリオは一見タントやN-BOXなどと同じ軽スーパーハイトワゴンに見られますが、れっきとした

小型乗用車です。笑

よく間違えている方を見ますが、まあスタイルからすれば大して変わりはないので仕方ないのかもしれませんね。
そんなソリオは一応1997年登場という事ですが、実はワゴンRの派生版として登場しています。
まずワゴンRの乗用車モデルとして出たのがワゴンRワイド、それからワゴンR+、ワゴンRソリオとなって最終的にソリオとして独立したという面白い変遷をたどっています。
まあそれもそのはず2代目までは見た目はワゴンRですもんね笑
一気に別の車になった3代目は2代目から11年後に登場しています。
それまでのタイプとは異なるスライドドア付きのミニバンより小さなミニバンタイプの車として生まれ変わりました。
4代目は2015年登場、これまでのマイルドハイブリッドに加えてフルハイブリッド仕様も登場しましたね。

又、軽スーパーハイトワゴンの例に習って、カスタム系のバンディットというモデルも存在します。
やはりこのクラスの車にはカスタムモデルが必須なのか、、、
それなりに需要があるのでしょう。
あと、三菱からOEMでデリカD:2という名前でも販売されています。

今回はそんなソリオを取り上げます!
ちなみに今回乗車したのは先代の3代目モデルですので、レビューはそちらのものになります!

(エクステリア)
見た目は本当に軽スーパーハイトワゴンに見えますね。窓の縦長さが異様に長いことやフロント、リアオーバーハングがとてつもなく短いところからそう思えます。
又、乗用車だからと言って軽スーパーハイトワゴンより幅広にも見えませんので、それなりにスマートなデザインになっています。
ミニバンが大きくて苦手という方でもこのスタイルなら運転出来そうだと思うかもしれませんね!
エクステリアで面白かった点は、車の全長が短い割にスライドドアの開口幅が大きいですので、スライドドアを開けた際は車両後端からはみ出すくらいドアが下がります。
短い寸法ながらも努力して設計された点がよくわかります。
全体的に躍動感はほぼ皆無というくらい動き出しそうな感じはありませんが、シンプルで安定感のあるデザインは幅広い世代に受け入れられるデザインです。
新型の4代目もキーコンセプトで進化していますので、全体のシルエット自体にはあまり大きな違いは無いです。

(インテリア)
インテリアは同社の他の車と共通なものが所々見受けられます。
例えば、ステアリングはワゴンRやハスラーと同じものですし、シフトノブ周りやエアコンスイッチ類は今はなきMRワゴンやワゴンRと共通です。


流用品が多く見受けられます

大量生産をし、コストを削減するためには仕方のないことですね。
全体の雰囲気としてはワゴンRに近いかもしれません。


メーター周りはワゴンRそっくり

そこは元来ワゴンRの血が流れていた事を意味するのでしょうか笑
ダッシュボードはかなり奥行きがあり、長く広さを感じられます。
又、スーパーハイト系のワゴンですので後席の足元はとても広く、足は伸ばせます。
しかしながら、前席のシートは案外ホールド感がありますので、そこは軽のスーパーハイト系とは差別されますね。


シートの出来は上々

又、乗用車なので5名乗車可能です。
頭上も高いですので、背の高い人も狭さを感じず移動できますね!


後席も広々としています!

ラゲッジルームは軽のスーパーハイト系とさほど変わらず奥行きが狭く、高さはあると言った感じです。

ラゲッジスペースは軽のスーパーハイト系とあまり変わらず?

倒せば奥行きが出ますので、必要に応じてアレンジ出来るユーティリティも評価できます。

(走行性能)
走行性能について、まずはじめに一言で表すならば!
「柔らかすぎる」
の一言に尽きます。
段差を乗り越えた際、ステアリングを切った際、カーブの際、加減速の際、、いろんなシュチュエーションでこのふにゃふにゃさ加減を感じる事になります。
特に加減速の際は前後にピッチング(すみません、業界用語です)をしますので、ゆらゆらと船に乗っているようで弱い人はすぐに酔ってしまうほどです)
又、凹凸を超えた際の震度は少ないですが震度の収まりが悪いのでしばらくふわふわしている感じを受けました。
普段足回りが硬い車に乗っているから余計そう感じるのかもしれませんが、同社のスイフト、ワゴンRよりも柔らかい気がします。

エンジンはK12B型 1.2L 直4のDOHC です。この大きさの車にエンジンが非力なのではないかと思われる方もいますが、軽に比べれば排気量的には2倍近くパワフルなので軽のスーパーハイト系よりかはパワーを感じられます。


エンジンルーム

現行版の4代目ではマイルドハイブリッド仕様やハイブリッド仕様もありますので乗り味と燃費が気になるところですが、ノーマル仕様は緩やかな加減速が可能ですので、あらゆる世代からウケがいい理由の一つです。
乗用車とはいえ重心が高い車ですのでカーブではそこそこ不安で、交差点等を全速力で曲がろうとすれば横転に要注意しなければなりません。
ここは現行版で改良されているか気になるところですね!
ワゴンRなどの軽自動車では長距離の移動が不安。
といいつつスイフトではラゲッジスペースと後席の狭さに困る。とは言ってもランディほど大きな車はいらない、、、
そんな方結構いらっしゃると思います。そんな方々の痒いところに手が届くようなクルマがソリオではないでしょうか。
この種の車はホンダフリードやトヨタシエンタ、トヨタラクティス、日産キューブなどライバルが多いクラスではありますが、ぜひスズキのソリオにも乗ってみてくださいね!

そして、皆さんお気づきだとは思いますが、うっかりフロントの写真を撮り損ねました笑どこかから拾ってきて無断転載するわけにもいきませんので、フロントはぜひ皆さんの目で見てください!笑
FIN

Posted at 2017/05/06 20:44:07 | コメント(0) | トラックバック(0)

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