
レンタカー日記36回です!!
今回はスズキ特集から脱出しまして、トヨタ車になります!
トヨタハリアーです!
先日のモコ(MRワゴン)と同様こちらもレンタカーではなく知り合いの車になりますが、200km以上ドライブする機会がありましたのでレビューさせて頂きます。
トヨタハリアーの登場は1997年。CMでライオンの顔をした人間が登場するのが印象的でしたね!
初代のデザインはまさにライオンでした!
その後6年後の2003年に2代目が登場しハイブリッドモデルも併売される様になります。
その後2009年にレクサスブランドでRXというハリアーの後継車が登場しまして、ハリアー絶滅かと思いきや、その後もハリアーとRXは併売され、1年の休止期間を経て日本専売モデルの3代目が登場しハリアーは何故か復活を遂げるといった形です。
レクサスブランドに移行した車は複数見ますが(アリストがGS,セルシオがLSなど)トヨタブランドで復活を遂げた車種は見たことがありませんので珍しい車になります。
車のコンセプトとしては、高級セダンの様なラグジュアリーさとSUVのタフさを掛け合わせたどちらかというとオンロードSUVといったところなんだとか。
同社のCH-Rやホンダヴェゼルなどとはクラスが異なる車ですね!
ちなみに今回はハイブリッドモデルではなくガソリン車に乗りましたのでそちらのレビューになります。
(エクステリア)
エクステリアは好き嫌いが分かれるデザインだと思いますが、正直なところあまり私は好きではありません。
切れ長なヘッドランプや流線型のボディシルエットはラグジュアリーさはあるのですが、大人っぽ過ぎてかえって何が言いたいのか分からないデザインだと個人的に勝手に解釈してしまいます。

特徴的なエクステリア
後ろのエスティマに少し似てる!?笑
このクラスの車(エクストレイル等)と共通ですが、ボンネットが長いのが印象的で、特にこの車はボンネットが尖った形状になっており、フロントグリルが飛び出たデザインになっていますから、迫力と高級感はあります。
又、エクストレイルと比較になりますがリアのピラーが太く、リア側面のガラスがかなり似ているところから、SUVでありながらセダンにも見える不思議なデザインをしている点も印象的です。
今回の車はフロント、サイド、リアにモデリスタのオプションバンパーが装着されていました。尖った印象の車にさらに尖ったバンパーが付いておりSUVにバンパーのオプションは少しバランスが悪いかなと感じましたね笑
リアのテールランプはもともとクリアテールなのも高級感がありますが、ハイブリッド仕様との差別化がないので、ハイブリッド=クリアテールという印象の方からすれば少し不満足かもしれません。

リア
しかしながら総じてこの様な流美なラインを加工できる技術には感動しますし、SUVとセダンの融合というコンセプトがデザインから見てもわかるのは感心します。
(インテリア)
インテリアはユーティリティに優れたSUVというかはセダンの高級さを押し出したコンセプトになっています。
艶ありの木目調?のパネルやステアリングの部分にも艶ありの部分がある点はさすが大衆メーカーの高級車といったところですね。
こういう車に乗っている方から、スバルの車の内側はチープと言われるのも納得な気がします。(自分は内側の高級さにはさほど重きを置かないのであまり気になりませんが)
ダッシュボード付近は全体的に本革に包まれ、見た目も触り心地も高級なものになっております。
また、純正のカーナビが装着されていましたのでこの辺りのフィット感はさすが純正と思う良さです。

高級感あります
フロントパネル付近で唯一残念なのがシフトレバーですかね。
シルバーとゴム生地むき出しのデザインは周りのパネルに合わないのでもう少し大人しいデザインにすべきだと思います。
メーターも雰囲気を損なわない高級さで、センターにはアルファード等と同じデジタルパネルが装着されています。ついつい見入ってしまうほどの画質の良さは圧巻です。

メーター
シートは今回乗った車は珍しく、黒でもなく、アイボリーでもなく、白でした。
白の起毛地に縁がシルバーの皮と言ったデザインで斬新で良いです。
がしかし、何かをこぼすと一瞬で目立ちますので車内での飲食は敬遠してしまいます。(事実今回の車でも飲食はしませんでした)

後席
後席の広さはさすがSUVだけあって広々としていますが、何しろ前後席含め入り口は高くて狭いのでお年寄りや小さな子供がいる世帯には購入はおすすめできません。
トランクスペースは十二分にありますので、4人乗車で長距離旅行も可能です。
今回の車には自動のバックドアが付いていましたが、運転席から操作する際には後ろに障害物が無いか注意することが必要です。
(走行性能)
エンジンは
3ZR-FAE型 2.0 L と2AR-FXE型 2.5 L
の2ラインナップが存在します。

エンジンルーム
ハイブリッド仕様もありますので、これにモーターが組み合わさる形になります。
今回乗ったのは2.0Lモデルですが、正直に言いますとがっかりするほど加速力がありませんでした、、、
やはりこの大きさの車には2.5L以上が相応だと思います。
余談ですが、感覚は2.5L仕様のアルファードに乗った時に似ていた気がします。
あまり加速力が気にならないユーザーには加減速に対しての取り回しがいいですし、とくに問題もないのですがやはり信号からのスタートや今回は山道をメインに走りましたが坂道での加速などはもたつきが隠せません。
乗り心地としてはかなりふわふわした感じと言ったところです。エクストレイルに比べるとオンロード感を感じる乗り心地で刺激を極力抑えた形となっています。
エクステリアが特異な形をしていますので、運転席からの見切りはかなり悪いです。
普段軽自動車やワンボックス等の見切りが良い車に乗り慣れている方はより一層の注意が必要で、油断していると運転席の対角の左前をヒットしそうになります。

山口県岩国市の錦帯橋に行きました
総じてアクティブに出かけるSUVというジャンルですがこの車は大人しさが目立つ面白い車だと思います。
SUVのユーティリティは欲しいが、高級な車に乗りたい!という方の痒いところに手が届く車を作り出すのはさすがトヨタと言ったところで、売れる理由もよくわかります。
皆さんも是非この高級SUVに乗ってみてくださいね!
FIN
次回予告
お楽しみに〜!