pon/on GC8 ロワードモーターマウンティングキット(マルシェ)装着
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ポンさんより、予てより装着したいとの要望のあったマルシェのロワードモーターキット。
エンジンマウントの装着ブラケットを極限まで低床のものと交換して、エンジンだけを最大15ミリも下げるというパーツです。
最初はどういう事だろう?と訝しんでいましたが、現物を見て納得。
そこに着目したか~という感じ。
エンジンだけ物理的にを下げるパーツなので、色々と確認してからでないと弊害もあります。
エンジンで10ミリ15ミリというのはかなり大きい数字です。
ジャッキアップしてそのままエンジンを下げて問題がないか確認します。
特に気にすべきはステアリングシャフトを上から跨いでいるフロントパイプとシャフトとの干渉。
ヲレのGCではシムスのフロントパイプがステアリングシャフトと近すぎて、マウントがヘタっただけで干渉するので、もはや付けられませんw
あとはインテークサクションやラジエターホースが引っ張られたりしますのでそのまんま下げて問題ないほど遊びに余裕があるかどうか確認しましょう。
まぁ、大概は平気だと思いますが、社外品とかになってる部分が余裕が無かったりしますね。
2
現物を並べて概念を理解。
マウントはそのまま使い、エンジンにボルト留めするブラケット部分が極限までエンジンと近接する設計になっています。
そのまま付けると最大の15ミリダウン。
付属の1ミリのワッシャーの装着枚数で10~15ミリの間でダウン量を調整します。
3
当然最大の15ミリで行きますw
写真は元々付いているクスコの強化マウントですが、裏側に突き抜けたスタッドボルトが長くて、そのままではエンジンと干渉して付きません。
ので、ナットとツラになる所までボルトをカットしました。
これでもエンジンに触ってるか触ってないか位のクリアランス。
4
一応錆止めだけして、これで装着してみます。
5
写真1のようにエンジンクレーンで吊りながらメンバーからエンジンを浮かせます。
下向きにメンバーに刺さっているスタッドボルトが抜ける程度吊れればいいので、浮かせ幅は20ミリ程度でしょうか。
ハーネスやホースなどそのままで吊れる限界まで吊り上げます。
狭いのでエキマニは取り外さないとマウントの交換は出来なさそうですよ。
あと、ピッチングストッパーも吊る時突っ張るので片側のボルトを抜いておきます。
6
仮付け干渉する部分がないか見ています。
メンバーとエンジンがかなり近くなりましたが、接触はしていなさそうです。
ヘタった純正マウントとかだと揺れた時にあたるかも知れないですね。
下げ幅最大付近で行くときは強化マウントの方がいいかもね。
7
運転席側ですが、ちょっと狭いけどタービンサポートはそのままで取り付け出来ました。
怪しくなりそうな所はあちこち見てみましたが、取り敢えずはそのままでイケそう。
インタークーラーが下がり過ぎてボンネットのエアスクープと距離が出来てしまうので、付属のワッシャーを入れ嵩上げしました。
ミッションのメンバーも一緒に下げるワッシャーも付属されてましたが、ボディーとの接点が小さくなり過ぎるのが気になり、今回は使用しません。
少し試運転しましたが、低重心化云々よりも、現在の足回りのセッティングがしっかり決まっておらず・・・それが気になり過ぎて効果などは判らずでしたが、フロントがロールしないような、軽快感は感じます。
慣性で操作する速度領域まで持っていけば、操舵に対する応答性がかなり変わると思います。
自分のGCなどはメンバーダウンプレートで5ミリ下げただけでもかなり変わったので、10ミリ15ミリなどだと、限界領域では変わり過ぎるくらいです。
良し悪しは運転者の感覚に寄るかも知れませんね。
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