ＢＨ５　リヤデフ機械式ＬＳＤ化

オク落としの機械式ＬＳＤ入りＧＣ８用Ｒ１６０から、レガシィのデフキャリヤにＬＳＤを移植いたします。

ケースは全くの一緒。

何やらエグイ色のデフオイルと共に出てきたＧＣ用機械式ＬＳＤ。
素性が判らない激安品だったが、きちんと機械式であるようだ。

ベアリングフォルダのネジ穴が貫通してしまっている。

そういうものがあるとは聞いた事があるけれど、はじめて見た。
古めのＲ１６０に多いようだ。

このデフもＣ型のＲＡ・ＳＴⅰバージョンのもの。

分解したＧＣ８Ｃのデフキャリヤ。

ファイナルは３９の１０歯だから、３．９００。
レガシィには使えないギヤ比なのです。

コチラはレガシィ用Ｒ１６０デフキャリヤ。

今クルマに付いているデフからはウナリ音が出てしまっているので、コレもオク落とし品。

コレにＧＣ機械式ＬＳＤを組み込んで完成させ、ポンと組み替えるだけだ。

レガシィのデフキャリヤは内側に土手山が出来ており、ボルト穴が貫通していない。

開けて中を確認しています。

どうやらニッサン系の純正機械式で間違いなさそうですね。
２ＷＡＹの最もスタンダードなＬＳＤです。

プレート配列確認。
全て標準の１．６㎜でスプリングプレートが外側で二枚重ね。

コレだけで、摺動摩擦面全１１面中、４面が死亡しているので、ロック率を３６．４％封印していることになる。

スプリングプレートを一枚廃し、増厚のフリクションディスクにするか、
設定があれば、スプリングディスクというものを使いたいところ。

それとも只のシム増しで行こうかなぁ・・・。