スタビリンク交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
前回の投稿と前後しますが、車検前にフロントの足回りからのゴトゴト異音が出始めていたので点検した所、スタビリンクのブーツが切れて中のグリスが出ちまっていました。
この状態では車検に通らないので、新品のスタビリンクに交換します。
テイン フレックスZに付属していたスタビリンクを今回、同じくテインではありますが、ご覧の長さ調整タイプに交換を実施しました。
2
現在装着しているスタビリンクの全長を測り、似たような寸法の物という事で以下の製品を選びました。
TEIN テイン 調整式スタビリンクロッド M10×1.25 245〜305mm 2本セット (SPS23-R5907/M10-5)
3
パッケージから中身を出して使う工具を選定しようと確認すると...ありゃりゃ!長さ調整部の適合工具サイズが何か変!というか、これは珍しいツールの出番になりそうです。
まぁ、モンキーとかプライヤーレンチでも大丈夫かと思われますが、出来れば長さ調整式じゃない品物の方が良い気がしてきました。
後、交換する際は必ず左右同じタイミングで両方交換が基本です。
4
フロント側をガレージジャッキでジャッキアップしてウマに乗せ、Fタイヤを外したら古いスタビリンクのナットを緩めて外します。
取外しはインパクトレンチを用いて緩めると仕事が早いのでお薦めです。
F側の車軸が左右浮いた状態の方がスタビにテンションが掛からないので交換し易いです。
ナット緩める前に手でリンクを掴んで揺すってみましたが...何も違和感無かったです。
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取外した古いスタビリンクと装着前の新しいスタビリンクを並べてみました。
装着前に少し長さを伸ばして古い物と同じ長さに調整しました。
車高の高さ加減でスタビのテンションが変わるので、2枚目のスタビ連結状態図を参考にして長さを決定すると良いでしょう。
因みに車輌に装着した後からでもスタビリンクの全長調整は可能です。
6
車高調と同じメーカーなのでカラーリングの違和感が有りません。
締める時はインパクトレンチは使いません。スピンナーハンドルを用いた手締めで決めます。
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反対側も同じ長さに調整した物を同じく交換します。
取付が無事に済んだら、左右のタイヤを装着して1G状態でトルクレンチ。
早速試走して状態確認を行いました。
あのポンコツ感満載なゴトゴト音は嘘のように消え去り、晴れて車検へ出してもOKなコンディションになりました。
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取外した廃棄予定の古いスタビリンク。
思った以上に酷い状態でした。
走行中にゴトゴト異音が出るのも当然な状況に納得です。
自分で交換したので作業工賃は対向ブレーキ交換の時と同じく0円です。
整備士免許の必要な作業では無いのでDIY可能でしたが、車検の際に自分でパーツの交換を行った話しは車屋に通します。
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ノーマルのスタビリンクも比較の為に掲載しておきます。
フレックスZの物と比べて長さが100mmも長いので、残念ながら此れには使えません。
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