CVTフルード交換・ストレーナー交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
## 2020.1.08 修正
# 2020.1.04 加筆修正
# 2020.1.13 修正
CVTフルードの交換にトライしました。CVTクーラーのついている(平成22年式くらいまでらしい)は色々な方法ができるようですが、平成23年式以降は一般的な希釈方式です。
ん?もしかしてうちのクーラーついてる??? あとで確認してみます。。。。
# 単純にCVTフルードの交換だけなら、DIYでは手動式のオイルチェンジャーを使うのが良さそうです。
確か5~6万kmの時にディーラーでCVTフルードをフルードチェンジャーで交換してもらいました。でももう10万km越えてるし、「CVT壊れると廃車考慮必須なので」
おまじないとして、交換してみました。
用意するもの: CVTストレーナ 2824A007 ・(CVT)ガスケット 2705A015 ・ガスケット 2705A012
全てモノタロウで購入。
# 念のため品番は partsfan.com あたりで確認してください。
## 重要! 7.9Nmが測れるトルクレンチ。7Nmじゃなくて、7.9です。
CVTフルードはアイシンのCFEx 20Lペール缶をメルカリでお安くゲット。
## なおCFExは三菱純正ダイヤクイーン CVTF-J1 ~2011年
三菱純正ダイヤクイーン CVTF-J4
2012~に適合していますので、問題ないかと。(J4+ は適合外)
2
クルマを上げる前に、CVTフルードの現在量を確認します。このゲージにはパッキンがついていて、オイルレベルゲージと違って奥までしっかり押し込まないとレベルを読み間違いする恐れがあります。
# CVTフルードのレベルは”H=Hot側で判定する” が大原則のようですが、「とりあえずC=Cold側で大体あわせておけば、そんなに大きくずれないのでは?気持ち少なめで、あとでHot側で調整する」
としてみました。
例のごとく、ラダーでフロント上げましたが今まで気にしたことなかったですが、CVTのフルードパンってかなり前方にあるんですね。
上げないでできたと言う人もおられるようですし。
# 当方は髪の毛とかにタールやピッチがついてネトネトは勘弁なので素直に上げました。
3
さて19mmのドレンボルトを緩めて、CVTフルードを排出します。
あらかた排出が終わったら
7.(Nm)と刻印されているCVTパンのボルト多数を緩めるわけですが
# ここは本数が多いのでM6 10mmのTレンチとかが早いです。)
パンの前方に位置するフロントアンダーパネルが微妙に邪魔です。
そのままでも十分できそうでしたが、アンダーパネルを半分だけ外したら、だらんと垂れ下がって、いい感じで作業空間が確保できました。
4
CVTパンを外します。ボルトは7Nm前後の弱々トルクで締まっているはずなので、さくさく外せますが、「外していくと後側からフルードがこぼれる」と情報あり、後方のネジは一本残してゆっくり緩めました。
# 案の定、後方から数条でフルードがこぼれてきました。ぶちまけ注意(笑)。
外れたら清掃します。丸わっかのマグネットにはかなり鉄粉がついていました。
# マグネットの向きは同極なの?異極なの?とちょっと悩みましたが、結構強力な磁石なのもあって、やってみたらすっとつくほうがありますのでそれでやりました。
## 取り付け時には、ゴミが混入しないよう十分注意しました。
5
ストレーナーをボルト3本抜いて外します。
写真は拭いた後なので少しきれいですが、まっ黒でした。
CVTストレーナーを新品と交換します。
1本だけボルトの長さが明らかに違って長いです。場所を覚えておくべきですが、忘れてもネジ穴が遠いのはそこだけなので大丈夫と思います。
ストレーナーボルトを7.9Nmで締め付けます。
6
ガスケットの接合面をCVT側とパン側両方とも、できるだけきれいにしました。
新品のガスケットをみてもらうとわかると思うのですが、中央が線状に微妙にもりあがっているので、ここで段差が出て漏れるのもイヤなので、ここはしっかり清掃しました。
ガスケットはCVT側に突起が2個あって、そこに合わせれば位置が出るようになってます。
最初CVTフルードをガスケットに塗ってCVT側にうまいこと張り付かないかな?と思ってやりましたが、エンジンオイルと違って粘性がないので外れてダメでした。
CVTパンに乗せてやりました。
CVTパンのボルトも7.9Nmで締め付けます。
あとは、CVTドレンボルトに新しいワッシャーというかガスケットを34±2Nmで締めて、CVTフルードを少しづついれて、とりあえずCレベルであわせました。
整備書に従えば、、、
エンジンをかけ、1-2分後にPから全てのギアにチェンジします。
エンジンを停止し再びPから全てのギアポジションにチェンジします。
Hot側(80℃)でフルード量Hの間にあるように合わせます。らしいです。
## CVTフルードの量は気をつける必要がありそうです。
多すぎても少なすぎてもCVTフルードが泡立って、スリップなど問題を起こすらしいので、ここは慎重に。
# 大昔にはCVTレベルゲージの先端に熱電対を接着してSST作ったこともありますが、、、
### 「当方の実験によると、街中を20km or 30分位走行すれば80℃くらいに行きそうです。後日の整備手帳にアップします。
#### もちろんOBD-IIやダイアグノーシスのコンピューターから、CVTフルードの温度がわかれば、それできっちりやるのが良いです。
当方は今回4.75L入れて、多からず少なからずにして、後で補正することとしました。
☆ 整備解説書だと、フルード交換のみで5.1Lとなってますが、多いのでは?全量7.1Lらしいです。
・ クリップがずいぶん壊れてしまいました。とりあえず近場のオートバックスで売ってた写真の品番がアンダーカバー回りに使えました。
もっといいサイズがあるかも知れませんが。
7
一応他の方の整備情報や整備解説CD-ROMは読みましたが、ストレーナーまで交換したのがはじめてなので、間違いもあるかも知れませんが、参考になれば幸いです。
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