羊会7号車のブログ一覧

この時代のレビンやトレノが、いわゆる普通のスプリンターリフトバックやクーペと何が違うのか、小学生だった自分にはよく分かりませんでした

このカタログを読むと、リフトバックやクーペは、通常のスプリンターセダンの派生車という位置付けのようで、更にクーペの1グレードがトレノということのようです

77.2月
スプリンターリフトバック&クーペ

紙質が良く、厚みもあるカタログです
痛みもないので、上物といえます
特徴のあるヘッドライトをズームしたカタログで、リフトバックとクーペ共通カタログです

リフトバック



リフトバックにはトレノはなく、上位機種はGTというグレードです

クーペ





共通カタログですが、リフトバックをやたら推しています



この型のスプリンターはヘッドライトの周りが少し初代のフェアレディZに似てると小さい頃思いました
小学生の頃に新人の先生がリフトバックに乗って来たので、「新しい先生がZに乗ってきた！」と大騒ぎして、後で恥を書きました

クーペ


こちらのクーペのDOHC車がトレノです


ボンネットの先に「TRUENO」のエンブレムが付きます


内装

どうしてもステアリングに目がいきますが、この４本スポークの他に３本スポーク、２本スポークがありました

明るい内装色は広くみえます



エンジンの種類が多いです


トレノやリフトバックGTには名機2T-Gエンジンが搭載されています
ただし、排ガス規制の影響でインジェクション仕様になり、馬力、トルク、圧縮比ともに性能を落としています


サスペンションはフロントは独立懸架のコイルスプリングですが、リアは全車リーフスプリングです、板バネですね
ブレーキもフロントはディスク、リアはドラムです




タイヤはグレードによってチューブレスとラジアルが設定されています
赤地に黄色い文字で書かれてて、非常に読みにくい！

装備類

この頃からヘッドライトもウインカーレバーと一体になったんですねー
少し前のだと、ヘッドライトは別にスイッチがありました



砲弾式のフェンダーミラーはカッコよかったです

装備一覧ですが、これも色が濃すぎてカタログ現物でも見えにくいです

しかもグレードが多いため、２ページに渡っての一覧表です



諸元表


カラーチャート


13色とかなり多めのカラーバリエーションです


スプリンターセダンも1カットだけ顔を出しています

クーペ、リフトバックとは全然顔つきが違うのがお分かりいただけると思います

今回ご紹介するのは、'71〜'72年のカローラとスプリンターに設定されていたリフトバック車です

自分はずっと勘違いしていたのですが、レビンとトレノのつもりで持っていたのですが、あらためてカタログを読むとそうでは無かったことに気づきました


カローラリフトバック
76.1月

表紙は写真では無いです
画像を絵にしたようなデザインです

あまり劣化もなく、というかかなり綺麗なカタログです　

型式としてはTE52となり、カローラとしては3代目の派生車となります
ウィキペディアも読んでみましたが、レビンやトレノとの繋がりがよくわかりません


ヘッドライトを両端に配置し、グリルのスペースは目一杯広くとられています


３ドアのステーションワゴンみたいな、とてもリアゲートの大きいリフトバックでした


表紙を開くと3枚ぶち抜きで横からの画像が出てきます


リアゲートを上げるとかなり広いスペースが現れます
高さがちょっと無いかな


まあでもチャリンコが積めるのは大したものです



後席もシートバックは分割式
当時は乗用車形だと背もたれ全体が倒れるものはあったかもしれませんが、分割式は重宝されたでしょうね


内装画像はこれしか無いです
ステアリングのデザインは４本スポークの、70年代のトヨタ車に多かったデザインです


排ガス規制に適合させるために開発したTTC-Lという燃焼方式のエンジン
型式は12T、1.6ℓ4気筒OHVエンジン
もう一つ廉価版として3K-Uという1.2ℓのOHVエンジンがありました

装備一覧


諸元表


カラーバリエーションは７色

スイートコーンイエローというのが表紙の黄色ボディのようです
元とうもろこし🌽農家の息子としては反応してしまいます


スプリンター
リフトバックは後ほど