HKS Hi-Power SPEC-L II  

過去の車たちは100％交換してきているマフラーですが、FK8はノーマルでも迫力あるマフラー付いてるから、乗り換え当初は交換するつもりはほとんどありませんでした。

ですが、ノーマルに慣れてくると、どうしても自主規制しすぎな排気音と、3本出しなのに真ん中の1本は出てないじゃん・・・的なモヤモヤが出てきまして、やっぱり交換しよう、ってことになりました。

選定に当たってはいろいろ悩みました。
ホンダ車チューナーたちの至高のマフラーは機能も音もビジュアルもバッチリなんだけど、やっぱお高い・・・
無限とか、どんだけ強気の価格設定なんだ？と。
上を見たらキリがないので、評価基準をちょっと絞りました。
（1）軽量化できること
　　　→チタンだとベストだけど、予算も考えて
（2）機能性重視
　　　→最高出力よりもトルク特性
（3）音はほどほどで
　　　→NAのVTECには音では挑まない
　　　　ターボじゃあの音は出ないから

予算は状況次第だけど、15万以下。
お手頃なところだと、HKSと柿本、ブリッツあたり。
少し頑張ればSPOONに手が出せるか・・・くらいだけど、予算的にアウト。

乗り比べられないからもっぱらYoutubeで音チェックとWEBで情報収集になっちゃうのはいつものこと。
マフラーの重さってWEBにあんまり転がってないんだけど、フルチタンだと11Kgくらいらしい。
ステンレスだと純正同等の17.5Kgがほとんど。

そんな中、HKSのHi-Power Spec LⅡはステンレスなんだけど、肉薄加工で11.6Kgを実現してるという情報が！！
そしてお値段はフルチタンの半額。
それだけで購入を決めたようなもんですｗ

ということで、装着した訳ですが、街乗りと山を少し走ってきた感じだと、非常に満足度高いです。
軽量化の恩恵はまだ良くわかってないけど、街乗りでもトルクの落ち込みが少なくなってるのがわかります。
特に2速→3速で回転数が3000から2000に落ち込んだあと、アクセルキープだと、ブースト上がりにくくて、トルクの谷のように感じられた部分がキレイに無くなってます。
ブースト掛かりやすくなってる印象。
アクセルオフして、踏み直す時もすぐブースト掛かる。
ベタ踏みしたら、フルストレートのマフラーにはかなわないと思うけど、町中で9割以上だから、個人的には狙いどおりで満足です。

音は、エンジン始動の時だけはちょい大きめな感じですが、暖まればほぼ純正と同じくらい。
まー、アクセル煽ったらそれなりに音量はありますが、同乗者からは文句は出ませんでした。
うちの場合、同乗者はマフラー交換の免疫がかなりあるので、参考になるかはアレですが・・・

音の質ですが、WEBで聞くより高音よりかな。
ターボだと重低音が強調されがちですが、肉薄なのが効いてるのか、チタンの音域に寄せてきてる感じはします。
ただ、NAのVTECをには音では完敗ですけどね。
B16B、B18CとかF20Cとか、すでに楽器と言っても良いほど芸術的な音ですから。
同じK型でもFD2のK20Aの官能性に比べると、K20Cはまだまだですねー。
ニュル最速ホルダー故にハード側のスペックだけじゃなくて、音とか一体感とかソフト側の要求スペックも高くなっちゃうのは仕方ないですが。
サーキットのストレートでべた踏みしたらまた違うかもしれないけど、それはまた別の機会に。