今年の1月は暖かいですねぇ。最近毎年冬が暖かくなってきているような印象を受けます。さて、無事に車検を終えたAstonMartinですが、どんどん乗り味がまろやかになってきている印象があります。最大の変化は、AstonMartinに乗る上で難敵と言われているASM・・・
シングルクラッチのツインプレートという特徴があるために、ラフなアクセル操作は心地よく受け付けてはくれません。「トルク抜け」とよく言われますけど、変速時にフッとトルクが抜ける瞬間があることを心地よく言われてないんですよね(笑)

実際手元に来たときには、なるほどこれが有名なトルク抜けね・・・という印象はありました。グダグダ語ると、MT操作と同じ感覚を脳に植え付け、車のフィールを感じる努力をすると、あっ、シフトアップするな・・・という雰囲気が分かるようになってきます。信号停止ごとに再学習を重ねるAstonMartinのASMは実はナメたものでは無いなというのが、今の印象です。「Sports」モードはまだ習得できていませんが、通常モードだと、結構車とのシンクロが得られてくれば、MTは操作のように右足を少し抜いてあげるだけで、かなりシームレスな運転が可能となるようです。だから、今は車とのシンクロ感が楽しく、ほとんどATモードで走行しています(爆)結構きちんと走れます。

さて、実はクラッチは消耗品・・・V8 Vantageは台数も多いためか、社外からもたくさんのクラッチキットが発売されています。ツインプレート化されていたり、軽量フライホイールに換装されていたり、日本でもOSさんが、強化クラッチキットを販売していたりしています。20,000㌔を目処にと言われているクラッチ交換も、このような適正な社外品を導入すると、インターバルは伸びそうですよね。
しかし、V12となるとそうは行きません💦台数もすくないせいか、社外キットはほぼなく、純正品の使用となります。純正でツインプレート化されていますので、耐久性はV8よりも伸びていて、うまく使用すれば、50,000㌔以上は使用できるようです。が、そうです、消耗品ですので必ず交換時期は来るんです。
乗り続けるなら覚悟をすべき・・・そして、交換にはリアアクセルですので、センタートルクチューブからのデフからの脱着が必要となります💦ボルトを始め、交換に際してのパーツは全交換となるので仕方がないのでしょうね。
ポンドの影響を色濃く受けますが、現状スレーブシリンダーとツインプレートクラッチキットだけで、約60万円くらいしています。もちろんその他に工賃等もかかりますので、現状でV12VantageSでのクラッチ交換を行うと、小学校4クラス程度の諭吉でちょびっとお釣りが来るか来ないかレベルのコストのようです。
消耗品とは言え・・・大きな覚悟を決めないといけないですね💦 ポンドでのAstonMartin用積立貯金を開始する必要があるかなぁ(笑) そんな感じです。頻度の高い排気音センサーは、165ポンドですので、25,000/本円程度・・・まあ、メンテナンスコストが高いのは致し方のないことです。ランニングコストランニングコストとは言いますが、中古で手にしている以上、消耗パーツの消耗は想定内。消耗品以外のトラブルが出なければ優秀ということになります。ATのVanquishとかDB9とかはこの交換がないからいいなぁって思ったりもしますが、Vantageの高回転域でのカミソリのようなシフトチェンジも捨てがない魅力・・・ないものねだりですねwww
新車のメリットは、消耗品の消耗が進んでいませんから、その分ノントラブルの期間が長いということですからねwww
そんな事を考えながらも、信号ごとに学習されるASMの知能に感心しながら、自身とのシンクロ率がそれなりに上がっていくというのはあまり最近の車には無い特徴な気がします。だから、同じ車でも他人の車とは全く乗り味が違ってそうですね。試乗の際はそれを加味しないと、減点となりそうですから、学習機能は凄いですよと教えげ上げたいものですwww
しかし、改めて・・・V600のコックピットはボタン配列が本当に理想的で美しい・・・はぁ

それではまた。
Posted at 2023/01/09 06:20:29 | |
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