
例年GWは子供が生まれてからもなんだかんだ友人と車中泊ツーリングに行っていましたが、今年のGWは二人目の子供が去年生まれたのもあってさすがに予定なし。
我が奥様も「GWに(家族を置いて)走りに行く予定がないのって出会ってから初めてじゃない?」と驚くレベルでしたが、たまにはおウチで家族仲良く団らんのひと時を過ごしてみるのもいいじゃないか、と二児の父になったボクはのんびり連休を過ごすことに。
の、つもりでしたが。
4月中旬とある日、本年度のGW期間は4/26(土)〜5/6(水)、その内の前半4/28(月)-5/2(金)は火曜日を除いて平日だということをボクは発見。
これはまたとないチャンス。
ボク「今年のGW平日あるから家族で泊まりでどっかいこ」
奥様「いいよ。フリードだよね?」
ボク「いやFK2」
奥様「結局ツーリングじゃん」
いざ、福井県!
お出かけ期間は4/28(月)〜5/2(金)、前後1泊は愛知県みよし市の実家を中継拠点とし、
4/29(火)〜5/1(木)の2泊3日で福井県を走ってきました。
帰路の道中にフラっと滋賀県も寄っています。
なぜわざわざ福井県なのか。
とよく聞かれましたが、それはもう明確な理由がありまして。
今現在の夢がFK2シビックタイプRで47都道県制覇。そして残り3県。
沖縄県、石川県、福井県なのです。
沖縄県はマイカーで行くには少し準備と予算が必要、石川県は災害復興がまだ完全ではないので少し気を遣う、となると目指すは福井県!となるわけですよ。
そんなこんなで急遽決まった家族旅行ツーリング、3歳児娘と8か月息子のオムツを大量に積み込んでいざ出発です。
出発日である4/28(月)は愛知県の我が実家に立ち寄り一泊。
4/29(火)朝6時半、爆睡している子供たちを起こさないよう優しく車に乗せようとしますが努力かなわず、元気よく騒ぎ出すガキ共を連れ出し福井県を目指します。
2時間ほど高速を走り、8時半過ぎに福井県の道の駅「三方五湖」に到着。
お店はまだ開いていないので持参した朝食で腹ごしらえです。
前日まで大雨だったせいか、目の前の三方湖は濁っていますね。
写真でみると青く綺麗なのでタイミング悪かったのだと思います。
「三方五湖レインボーライン」へ突入。
名前の通り5つの湖周辺を走る峠道で、日本海も見えるワインディングロードです。
この日は今週唯一の祝日ですが、車も少なく道も快走、非常に走りやすかったです。
ところどころ見える景色もなかなか。
気持ちの良いワインディングですね。ただ全体的に追い越せるような道が少なく、遅い車にひっかかった場合はストレスがたまりそう。
止まれるスペースはけっこうあるので、ワインディングではありますがのんびり走るのが一番楽しめそうですね。
山を下った後は北を目指し高速へ入る予定ですが、その前に敦賀市の「気比松原」へ寄り道します。
日本三大松原の一つだそうです。
松原並んでいる道は短いですが、景観は非常に絵になります。
奥には駐車場と海岸があります。
たぶん普通の客はこっちがメイン。
海岸も広く夏シーズンは人が多そうです。
次は高速に入り北上、福井市経由で東の勝山市に向かいます。
目的地は、本家族旅行のメインディッシュ「福井県立恐竜博物館」。
それはもう福井県に来たからには行くしかないでしょう。
もちろん。子供たちのため。
道の駅「禅の里」で昼食を食べ目的地に向かいますが、子供たちも寝てしまい少し時間もあるのでドライブがてら寄り道します。
広域農道「テラルふれあいロード」。
勝山市を横断する経路になっているので国道走るくらいならこちらを走ったほうが楽しいし速い。
勝山城から東に向かう道は景色もよく車通りもまったくないので気持ちよく走ることができます。
そのまま田舎道をぐるっと回って勝山城付近に戻ってきた後恐竜博物館へ向かおうとしますが、途中に見えた巨大な建造物に驚きます。
「清大寺」だそうです。
座像としては日本一の大きさな越前大仏が置いてあるみたいですね。
奈良の大仏よりも大きい17mとのこと。
時間がなく中には入りませんでしたが、外から見ても迫力のある巨大な五重塔やお寺があるのでいつかは行ってみたいですね。
さて、だいぶ迂回してしまいましたが子供たちも起きたのでいざ本命へ。
近くまで来るとホワイトザウルスがお出迎えしてくれます。
たぶん実物大。
ホワイトザウルスから少し進むと「恐竜博物館」の入口が見えてきます。
中に入ると恐竜がお出迎えしてくれます。
敷地は非常に広い。
博物館は最後に入ることにして、最初に行ったのは「かつやまディノパーク」。少なくとも子供は骨しかない博物館よりテーマパークのこっちのほうが絶対面白い。
テーマパーク内は小さな子供が遊べるアトラクション以外にも、恐竜が潜むというジャングル遊歩道があります。
ここがめちゃくちゃ面白い。
恐竜がたくさんいるのですが、なんと全てが動いている。
3歳の娘はホンモノだと思って少し怖がっているのも面白い。
これはテンションがあがります。
子供より楽しんでいるいい歳した大人も誕生です。
もちろんティラノサウルスもいます。こりゃすげぇ。
娘はまだ公園やアトラクションで遊んでいたそうだったので、奥様にまかせてボクと赤ん坊な息子は先に博物館へ。
ジュラシックパークにでてきそうな研究所的な雰囲気があります。
中も広い。
ただ一人でじっくり探索する場所ですね。子供は飽きそう。
ボクは大人なので楽しい。
恐竜博物館を撤収し1時間ほど走ってあわら市へ。
この日の宿は「あわら温泉ぐらばあ亭」。
ここにも恐竜がいる。。。

子供が遊べるフロアもあり、部屋も広くて良い旅館でした。
4/29(火)福井県ツーリング兼家族旅行初日、走行距離は377km、走行時間11時間でした。
4/30(水)福井県ツーリング兼家族旅行、天気は晴れ。
朝イチ向かったのは福井県で一番有名な観光スポット、「東尋坊」です。
商店街を歩いて「東尋坊」の断崖絶壁へ。
刑事ドラマの終盤でよく犯人が追い詰められたりする撮影スポットで、自殺の名所としても有名とのことで。
割と怖い。
足を踏み外したら普通に落ちそうです。
風もまぁまぁ強く目が開けられない我が息子。
しかし、ついて早々なにやら騒がしい。
警察や消防庁の隊員らしき人がドタバタしています。
これはもしや。。。ってやつですよ。
スピーカーで「救助ヘリが来ます。風が強いのでしゃがんで下さい」と注意喚起されます。
やっぱり人が落ちたそうですね。
少ししたら救助ヘリがやってきて、閉鎖もされて全員追い出される。
消防庁隊員の救出劇の一部始終を目撃することに。
その日の夜のニュースですが、自殺ではなく事故で一人亡くなったそうです。
救助隊の皆さんもお疲れ様でした。
そして閉鎖されている内に撮影した誰もいない「東尋坊」。
これはこれで貴重な1枚です。
救出活動が終わって閉鎖が解除される頃にはお昼前だったので
商店街で海鮮丼を食べ、次に向かったのはすぐ近くの「雄島」。
「雄島」まで続く「雄島橋」を歩いて渡って島まで行くことができます。
橋からは先ほどまでいた「東尋坊」を見ることができます。
雰囲気を味わいながら散歩するには最適な場所ですね。
「雄島」の次は「越前松島水族館」。
これもすぐ近くにあります。
そこまで大きな水族館ではないですが、子供を連れてくるにはちょうど良い規模感です。
ついて早々イルカショー見学。
ペンギンがたくさんいたりタコに触れたりと、平日だったのもあり人も少なく快適で楽しめました。
東尋坊、雄島、水族館とすぐ近くにあるのでセットで楽しめます。
越前海岸線を走り、次の宿へ。
日本海を眺めながら福井県の海岸線を南下します。
割と走りやすい道が多いです。
1時間ほど走り次の宿、「越前糸生温泉 泰澄の杜」へ到着。
4/30(水)福井県ツーリング兼家族旅行の2日目、走行距離は60km、走行時間は6時間半でした。
明日は福井県を南下し、滋賀県へ突入です。
琵琶湖と伊吹山を走りますよ〜。
後編へ続く。