
門司に移動した翌日、5月18日がイベント当日でした。
門司に来るのは初めてでしたから、この日はイベントを見て楽しむのはもちろん、観光もしたいし、土産も買わないとで、忙しい日になることを前日から予想していました。
まずは前日の移動で幾分汚れた車をイベントに備えてきれいにすることから始めました。子どもの遠足日のように、イベントの日は早くに目が覚めると、もう寝られません。身支度を済ませ、5時30分頃に駐車場に行くと330にお乗りのGさんがせっせと車をきれいにされていました。
僕も夜露を拭って、こびりついた虫や雨の汚れを落とす作業を始めました。

シャッ長さんの隣に停められて光栄です。
そうこうしているうちに人が増え、6時頃に出てこられた普通の車屋さんに「(こんなに朝早くから車を拭き拭きするなんて、みんな)頭おかしいんじゃないの。」と、褒めてもらえました。ま、と言うご本人も6時過ぎから洗車されてましたけどね。
車をきれいにした後はホテルで朝食をとり、チェックアウトして会場に向かいました。
ホテルの駐車場は自走式2階建ての立体、昨日着いた時点で1階は満車だったため、スロープを上がり、2階に停めました。スロープの傾斜は緩くなかったものの、上がる時に見るとフロントリップ下面とスロープの間に余裕があったので、前進で下りました。しかし、スロープを下り、傾斜面から平地に変わるところで、その様子を見ていた観光バスの運転手さんが「無理(リップの下面を擦る)」と合図をくださったので、そのままバックして再び2階へ、方向転換して後進でスロープを下りました。下りきる少し前から川染様が見てくださり、また、進路のアドバイスもいただき、リップ下面を擦らずに下りることができました。
川染さん、ありがとうございました。
会場に向かって走り、案内に従って曲がろうとしたところは日産、マツダ、三菱等の展示場所への入口だったようで、案内人にトヨタ車は先の入口からと言われました。しかし、その入口が未経験者の僕には分からず、通り過ぎてしまいました。僕がもたもたしてしまい、後ろから来られていたLEN吉さんにご迷惑をおかけしてしまいました。
行き過ぎたので引き返し、ようやく会場入り、係の人の案内に従い指定位置に止めて搬入完了でした。
このイベントは車種並びで停めるよう、あらかじめ展示位置と車種が紐付けられているとのこと(前日に知りました)で、隣の隣のスペースにはバツマル下関さんがブラリミを着地されていました。
このイベントは比較的、小規模であること、観光地の街中での開催で一般の人も知っていようがいよまいが自由に見物できます。会場は広くないのでざっと見て周るのに多くの時間はいりませんでした(でも、見逃したゾーンがあることを後で知りました)。
写真に収めたうち、いくつかを紹介します。
まずは、僕のスープラと向かって左のスープラ、セリカです。

赤い70のオーナーさんと話すことができました。仕事の関係で泊まりでは行けないが、北九州とその周辺のイベントには参加されているそうです。
AE86やソアラです。


普通の車屋さんご一行として往路からご一緒いただいた車両もあります。
スターレット
今回、このイベントのポスターになった見てのとおりさんのスプリンター・シエロです。


昨年11月に発生したトラブルから5カ月ぶりに復活、普通の車屋さんのお陰で以前より調子よくなったそうで、嬉しそうでした。やはり、自分の車は調子よくないと人間が落ち込みます。
僕の車に向かい合う形での列から、カリーナ、セリカカムリ、カムリの並びです。



お名前は存じていましたが、今回、初めてお会いする川添さんのシルバーのセリカカムリを拝見しました。当時のベーシックグレードらしく、スタンダード感な味がよかったと思います。
マルオちゃんさんのカムリは相変わらずきれいで、それもそのはず、乗車されるにも工夫をして痛みを抑える配慮をされているようです。
改めて、普通の車屋さん、シャッ長さんのチェイサー ツインターボSです。



この車格の最上級グレードをベースにしているにも関わらず、パワーウインドゥなし、集中ドアロックなし、と、普通の人は買わないであろうグレードです。
僕の好きなX70系マークⅡにS120系クラウンです。



往路の道中、ご一緒させていただいた方々、前後にこのような車が走る楽しさを存分に味わいました。
まだまだあります、MR2


トヨタ以外のメーカーでは、ご一緒いただいたKさんのローレルです。

何度も見ていますが、状態がよく、当時感がしびれます。
RX-7はFCとFDが来られていました。

三菱のディアマンテ
同じくスタリオン
展示を見ている合間に、バツマル下関さんがセブランさんをご紹介くださいました。セブランさんはみんともですが、お互いの住まいが遠く、お会いしたことがなかったのでバツマル下関さんに感謝です。セブランさんは横浜に住んでいる僕が来るとはまったくの想定外だったそうで、えらく驚いてらっしゃいました。ご本人はとても気さくで、明るく、話が面白いお人で、初めてあったのに冗談を言い合えるくらい、すぐに打ち解けました。こういうのを「ウマが合う」と言うのだと、ひしひしと感じました。

セブランさんのRX-7は見ていてわくわくする状態でした。
また、僕がうろうろしているとバツマル下関さんが「レアカラーなRX-7がギャラリー駐車場に~。」とのことで、2人で走って見に行きました。

このカラーがレアなこともそうですが、その状態の良さにも目を見張りました。
昼食は見てのとおりさんがお奨めくださった焼きカレーのお店にマルオちゃんさんと3人で開店時間を目指して行ったのですが、予想以上の待ち人数で、開店1巡目は我々の直前のグループまででした。2巡目を待つのは時間効率が悪く、近くのラーメン屋で済ませました。
昼食後、3人で会場近くのマンションの上層階にある展望室に上がり、会場を見下ろしました。上から見ると車種どうこうよりも、地上にいるより会場のレイアウトや周辺の地理がよくわかりました。

午後は土産屋で品定めしたり、また、会場に戻って人と話したりと、初めてのイベントを引き続き楽しみました。うろうろして、また、スープラに戻ると・・・。

最優秀・・・、「最優秀グランプリ」と書いてあります。
え、僕のスープラが、グ、グ、グ、グランプリですと~。
このようなイベントには何度か参加したことがありますが、僕のスープラは賞とは無縁で、いつも期待すらしていませんでした。いつも周りには僕よりもずっと手をかけられてきれいに調子よく維持、工夫されている方々がたくさんいらっしゃいますから。
今回、ご一緒させていただいた車屋さんご一行の中にも素敵なマークⅡ、クラウン、AE86にローレルに・・・、とたくさんいらっしゃるのにですよ。
ということで、閉会の15時まで会場内や周りを歩いたり、土産を買ったりしようと思っていたのですが14時から表彰式というので、その自由時間が1時間短縮され、この後することを急いでやりました。
昼の門司港駅を見て

結婚式をしているようでした。
バナナの叩き売り発祥の地を見て

バラやその他の建物もあり


今回ご一緒いただいた普通の車屋さんご一行からシャッ長さんのチェイサーがマニアック賞を受賞されました。

他では見たことのないグレードです。当時、エアコンはマニュアル式がオプションだったそうです。
グランプリの表彰式ではスープラについて、購入形態、保有期間、メンテの話、スープラを買って良かったこと、悪かったこと等の話のあと、チャンピオンベルトを巻いてもらい、トロフィー、副賞のサングラス、ワコーズの貯金箱をいただきました。


いただけたことは光栄でとても嬉しいのですが、僕のスープラでよかったのかという思いがあったり、これまで維持してきたご褒美(?)と考えてもいいのかなとも考えています。
色々と思いましたが、いただけたことは事実、選んでいただいて感謝です。
スープラを展示して、他の展示車両を眺めるイベントと思って参加したのですが、最後にとてもいいことがあり、遠いですが行ってよかったです。
帰りも普通の車屋さんご一行と、山陽道をひた走り、実家には22時30分頃に到着しました。
これまで参加された方々のブログを拝見し、いつかは行きたいと思っていた門司港ネオクラに参加できたのは、まずは、普通の車屋さんにお誘いいただいたのがきっかけです。社長さん、ありがとうございました。
今回のイベントで初めてお会いできた方、再会できた方、その他、お相手いただきました皆様、ありがとうございました。
実家~門司港の往復1,020kmをトラブルなく、調子よく走ってくれたスープラ、ありがとう。