一昨日から昨日にかけて、福島県・三春町の滝桜を第一の目的に、その他、周辺の桜を巡りました。
滝桜は日本三大桜の1つで、他の2つは山梨県の山高神代桜、岐阜県の根尾谷薄墨桜です。山高神代桜は一昨年、根尾谷薄墨桜は昨年にそれぞれ見に行ったので、今回の滝桜で日本三大桜のすべてを見ました。
また、滝桜は福島県の枝垂れ桜花番付で堂々の東の横綱です
三春町のある福島県は土地勘がなく、事前に入念に、滝桜について、その他の桜の位置も調べ、駐車場があまり混まない時間にと、朝4時に出発しました。
首都高から常磐道をひた走り、自宅から4時間弱、8時前に現着することができました。
滝桜を見るには“観桜券”なるものが必要で、これは事前にインターネットで買っておきました。結果論ですが、当日でもほとんど並ぶことなく買えるくらいの状況でした。
駐車場は朝8時前の時点で半分程度が埋まっているように見えました。
入口はテーマパークか何かのイベント会場の入り口の様相、まぁ、滝桜を見頃の時期に見るのもイベントのようなものですけどね。
はやる気持ちを抑えつつ、抑えられない部分もありつつ、数分の距離を歩いて滝桜を目指しました。
圧巻です。樹齢1,000年超の大木、生命に満ち、立派に花を咲かせていました。
正面、横から、後ろからと、色々な角度から眺め、2時間弱滞在しました。
周囲はこのような感じです。
朝のまだ比較的早い時間だったので、人は少ない方だったと思います。
後側からはこのように見えました。
周辺の菜の花がより盛り立てているようでした。
横からです。
上の段にはソメイヨシノも植えられていて、それらもちょうど見頃でした。
滝桜を満喫した後、三春町内、周辺の市内には桜の木が多く植えられており、それらをいくつか巡ることにしました。
まずは、枝垂れ桜花番付の西の横綱、郡山市の紅枝垂地蔵桜を目指しました。
名前にしっかりと“紅”と付いている如く、この木は比較的赤っぽさが濃かったように思います。
少し戻って伊勢桜です。道路のすぐ横なのですが、立寄る人は多くないようです。
この辺には近距離の間に「○○の桜」と名の付く木がいくつかあり、表の桜、黒木石造り三層塔の桜、五斗蒔田の桜を見て周りました。
表の桜
黒木石造り三層塔の桜
五斗蒔田の桜、東の前頭筆頭です。
休む間もなく走り回り、上石の不動桜です。ここは東の大関だけあり、多くではないものの、訪れる人が絶えませんでした。
右横斜め後方からもまた、趣きがあっていいと思います。
ここまでは郡山市内で、次は三春町に戻り、三春湖岸を見て周りました。
次、三春湖を離れ、西側にある「つつみ桜」へ向かいました。ここは2車線の車道から少し内に入らないといけないのですが、そこがわかりにくく、苦労しました。
で、なんとか入ったのは車がすれ違えないような細い道(写真右側の2車線の広域農道から逸れる写真左の道)、で、目当ての桜はありましたが、これでは落ち着いて写真を撮ることができません。
車を少し離れたところに停め、改めて徒歩で見に行きました。
車を役場の駐車場に停め、歩いて福聚寺(ふくじゅうじ)へ向かいました。
ここにも見事な枝垂れがありました。この木も東の大関とあり、山腹に植えられた姿はなかなかの迫力ものでした。
走り、歩き周って疲れてきたので、この日の宿、「三春の里 田園生活館」に向かいました。この日の宿はここのコテージ、1人で泊まるには十分すぎる広さでした。自炊可、シャワー付きなのですが、新館のレストランと大浴場を利用しました。
夕食をとった後、再び滝桜に、そう、ライトアップを見に行きました。
もう、言葉もありません。圧巻です。
暗闇にライトアップされた滝桜の存在感は何とも言えず、周囲が暗いので目に余計なものが入りません。
下から見上げると滝のよう、そう、これが「滝桜」の所以です。
滝桜の昼の顔と夜の顔を見られ、その他も盛りだくさんと、充実した1日でした。
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Posted at
2024/04/14 16:00:36