ホイル塗装(ツヤあり黒＆クリア)

前の所有者さんが塗装を削ったと思われるワタナベホイル

好みの塗り分けじゃないので缶スプレーで塗装します
傷の補修もしようかと思いましたが、寒いのでやめました

塗装前に、400番ぐらいのスコッチとジフクレンザーらしき洗剤でホイルの隅々まで洗います

油分を落としながら、足付け出来ますし、スコッチなら丸い部分にもフィットするのでオススメです

洗い終わったらマスキングテープとトランプ(プラスチックタイプ)の出番です

マスキングテープはバルブのマスキングに

トランプはタイヤとリムの間には挟みこんで、タイヤに塗料が付着するのを防ぎます

できるならボルト穴のナットとの接地面もマスキングしましょう
塗膜によって締め付けトルクが狂うことがあります

見事に3輪の花が咲きましたw
前日に試しで1本塗ったので、3輪です

脱脂ですが、シリコンオフもパーツクリーナーもなかったので、消毒用のアルコールで

使った缶スプレーはソフト99のホイールカラー W39ブラック
ツヤありの黒色です

まずは缶スプレーを十分にあたためます
この日は最高気温が13度でしたので、きちんとあたためないと塗料が綺麗な霧状になりません

もちろん、あたためすぎて爆発させないように注意も必要です

いい具合にあたためたら、貼るタイプのカイロを缶に巻き付け(缶が冷めるのを防ぐため)、肩が抜けそうになるくらいまで缶を振ります

まずは捨て吹き
薄く薄く吹いて塗料の乗り具合を確認します
この時点で塗料を弾いている部分があれば、乾燥させてからもう一度下地作りをします

缶スプレー2本を使い、3本3回重ね吹きしました
僕の塗り方は、まず1番塗りにくい所から塗ります

理由は、塗りにくい部分から塗ると、塗料が塗りやすい部分に飛んで時短と節約になるからです

今回だと
トランプとリムの間(フランジ部)
↓
リムとスポークの接合部分
↓
スポークの横面
↓
ディスク面
↓
乾燥

時間が経つと塗料溶剤が缶スプレー下部に沈殿しだすので、塗ってる途中でも缶を振ります

乾燥を待っている間はヒートガンで再び缶をあたためなおします

乾燥したかどうかは、トランプやマスキングした所の塗料を触って判断します

3回目を塗り終わったら、完全に乾燥する前にクリアを塗装します

塗り方は黒色を塗る時とおなじですが、黒色が乾燥する前にクリアを塗るので垂れないように、塗りすぎに注意します

聞いた話では、クリアが垂れる直前の量を塗るのが1番良いらしいですが、そんな経験も勘もないのでそれなりに2回塗りました

クリアを塗り終わり、トランプやマスキングを外します
完全に塗料が乾燥すると、マスキングを外す時に塗料がくっついて剥がれてしまうことがあるので、半乾きの時に剥がします

ホイル用スプレーにはプライマーが入っており、剥がれにくくはなってますが、あくまでも完全乾燥した場合に最大限効果を発揮してくれます

ので、車体に装着せず24時間乾燥させます

装着したら嬉しくて乗っちゃうでしょ？(笑)
せっかく塗ったのに、振動で剥がれやすくなったら嫌でしょ？

僕？もちろん速攻装着して乗りましたよ

乗ってみてですが、ホイルの細かい傷が埋まって空力がよくなったようで、速くなったような気がします