リアドアビーム接着補強
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
したい事があり、リアドアのパネルと防水用ビニールを外しました
外したついでにドアビームとドアパネルの密着度をあげようと思います
2
使うのは普通のシリコーンシーラントとコーキングガン
普通のシリコーンシーラントは耐候性、耐水性、耐熱性が1番良いと言われてます
5~10年はもつようです
時間がたつと油分がでてきて汚れやすいとも言われますがドア内なので問題ないでしょう
変性シリコーンはやめましょう
常時水の触れる場所には向きません
ドア内は雨、洗車、結露などで水気がたまりやすいのでおすすめ出来ません
耐久性、密着性も通常のシリコーンシーラントより悪いと言われてます
シリコーンの上からどうしても塗装したいのであれば、変性シリコーンがおすすめになりますが、僕は塗装しないので通常のシリコーンシーラントを使いました
お値段もたいてい
通常シリコーンシーラント<変性シリコーンシーラント
甥っ子姪っ子にお年玉という出費が控えてますしね…
ガンは必須です、シーラントをドア奥に注入させるので、ガンなしでも出来ないことはないとは思いますが、そんなに高い物では無いですし、作業の効率化を考えると用意した方が良いと思います
3
ドア内をのぞくとドアビームが横に走ってます
見にくいですが、矢印先に薄い黄色の物体があります
これが、ドアビームとドアパネルを接着させてます
この接着面積を増やすことが目的です
4
シーラントのノズルを外し、中のビニールに穴を開け、ノズルを元に戻します
ノズル先は少し太めに切りました
あとはドア内側パネルの開口部から注入して行くだけです
たっぷりと注入します
注入しにくい場所は、シーリングガンの向きをアチコチに変えて注入していきます
この時、ノズルで外側のドアパネル強く突くと外側の鉄板が歪んだりするので、外側のパネルには触れないように気をつけます
上(ドアハンドル側)からだけでなく、下(スピーカー側)からも忘れずに注入します
5
どうしてもガンでは届かない場合、シーラントを塗りたい場所の手前に山盛りシーラントを出しておき、指やコテ等で伸ばすのもありです
注入したら、ちゃんと奥まで埋まっているか確認します
確認方法は塗ったシーラントを指でなでます
シーラントの少ない部分は穴があいたようになるので、再度シーラントを注入します
水を指につけてから、シーラントに触ると引っ付きが弱くなるので伸ばしやすくなります
そのためのバケツと水です
6
リヤスピーカーホール奥も注入しておきました
ドアパネル下部は注入禁止です
水抜き穴を塞いでしまうと、サビやカビの発生確率が大きく上がってしまいます
これで点付けの小さい面積で接着されていた、ドアビームとドアパネルが数倍の面積で接着されることになります
プラシーボ効果として、ドアの開閉音が重厚になったり、ギャップ通過時の安定性が向上します
※タウンエースバンにてプラシーボ確認済
左右フロントドアにもドアビームはありますし、リアゲートの内装を外すと内側からリアゲートパネルを支えてるステーが同じように接着されてますので、そのあたりも施行するとプラシーボ効果は更にアップすると思います
天井の静音化をする際に、天井パネルとステーに施行するのもプラシーボ的にも良いかと思います
7
注入後8時間で耐水性が出だしますが、まだ衝撃には弱い状態です
24時間で完全に固まります
シーラントの独特の匂いが車内に充満するため、出来ることなら窓を開けておく方が良いかと思います
完全に固まったらプラシーボを確認してみてください
最後に内側パネルの開口部をアルミテープで塞いでみました
使ったシーラントは左右リアドアで3本でした
ここまでがやりたかったことの前置きです
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