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今シーズン最後のハイキングなのか、山が近づくとZ4は3度だと警告音を鳴らします。山上は雪が来ているかと思いましたが、まだでした。



前回ブログで山は針葉樹なので紅葉しないといいましたが、半分は本当で半分は嘘でした。低い山は、丘でしょうか、紅葉してました。








冬に備えてガレージにスキーラックをと思いアマゾンで検索。雪によって持っていくスキーを選択しようと。
でも150ユーロぐらいします。だったら自作しようとカインズみたいな店に行って2mの棒きれを買いました。Z4の面目躍如です。


きってはってネジ止めして、取りあえず形にはなりましたがこれをどうやってコンクリートな壁につけるか？

海が遠いミュンヘンで手に入る海の幸は牡蠣と鮪。

鮪はたまに良い部位のよいものが入ってきます。ショーケースでしっかり見て確認してよしと思ったときだけ買います。当たれば日本で買う良いものと遜色ありません、、、当たれば、、、

牡蠣はコンスタントによいものが有ります。生食する食文化(おそらくフランスの影響)に支えられた流通網があるからか、殻に守られた牡蠣自体が鮮度保持できるからか。

そのお店にはいつも牡蠣が何種類もあって選ばないといけないのですが、分からないので適当なのを選び、30分以内に食べると言う条件で殻を開けてもらい、そそくさと家に戻って、檸檬を垂らしてワインといただきます。日本の大ぶりでもあまり味がしない念入りに滅菌された牡蠣に比べて、小ぶりですが濃厚な味がします。

先週あたりから紅葉が始まりました。山は針葉樹なので紅葉しません。なので平地からいきなり紅葉します。
落ち葉の勢いは凄く、あっという間に冬枯れの景色になるでしょう。なので気持ちはもうスキーに。そそくさと引っ張り出して手入れしてワックスがけしました。

前日に思い立ちホテルを確保、翌朝アルプスを縫って南に向かう電車に乗りイタリアの運河の街に来ました。


小さな路地と運河が織り合わさった濃厚な街の雰囲気、そこここにあるレストランとちょい飲み屋さん、雲霞のごとき観光客に満たされた島々にびっくり。

自宅からだいたい600km。Z4でも6時間ほどの距離ですが、遠距離走行苦手なので電車でゆったりと。そこが自宅から一番近い海です。

良いところを探していくつか電話を掛けなんとか予約したレストラン。美味しいパスタと魚。内陸ではありつくことができない自然な海の味覚に、魚とはこんな味がしたのかと感慨ひとしお。日本とイタリアの味覚の共感度の高さを再認識しました。

先週末も午前中の山歩きに行きました。その山の方に行く際にちょっと遠回りするとくねくね道を通って行くことが出来ます。大した距離ではないのですが、山間の川に沿って曲がって行く道で、集落のない区間があり少し走れるのです。そこに向かう道に入るところで、前方にPorscheが走っているのが見えました。

ちなみにドイツの田舎道で集落を出るところには必ず、この集落はここで終わりですよと言う標識があって、その標識は暗黙に下道最高速度の100kmになることを告げています。(他に制度速度の標識がなければ)

前を走るPorscheはその出口の標識にさしかかると、距離が開いていても聞こえるシュバッと盛大な音を立てて、すっ飛んでいきます。やっぱり走り屋だ！と思っても追いかけたい自分はまだ集落の中、、、出口まで我慢して、そこから同じように全開にして、追いつくことを目指します、、、出すとこは出して、抑えるところは抑えて、右に左に見えない姿を追いかけて、、、捉えた！と思ったところで終了、、、

Porscheのシュバッも同じでしょうか、M40iのエンジンは二重人格だと思います。普段はジェントルで穏やかにトルクをだしますが、全開にすると爆発的にトルクを出して加速します。これは単純に気持ち良い。

でもサスペンションはSport Plusでも柔らかい。街中では堅いですがくねくね道では、、、腰砕けになるわけではありませんが良い乗り心地を保ったまま、それでもしっかりと、コーナーを踏ん張って曲がって行きます。その乗り心地の良い分、ステアリングを持つ手は気を使います。フィードバッグが少なくダイレクトな感じに欠けるので、これくらいかなと終始反応を探りながらハンドル操作をしている感じになってしまいます。ラグジュアリーな演出との兼ね合いなのか、、、