オクヤマ　カービングストラットタワーバー　アルミフロントタイプⅠ　621 204 0取り付け

先に言っちゃいますが、半分文句ですｗ　今更感があって、そのわりに情報がない(消えている)ので、ここに残すことにします。
　まず、純正状態の車両では右側のスロットルワイヤのステーと、左側のエアコン配管がガッツリ干渉します。おそらく、色々付いていない競技車両を採寸したんでしょうね。あと、純正タワーバーは着きませんので、併用したい人は選んではいけません。
　なお、高さが有るので百式つちのことの干渉はありませんでした。このつちのこで干渉しなければ、大体のはいけると思います。

まず純正タワーバーを外します。両サイドのナットを12mmのソケットで回せば簡単に取り外せます。

続いて左側のエアコン配管のステーを外します。写真のステーと、この少し前にある、エンジンマウント部に立っているステーのクリップも外した方がやり易いです。
これを外したら、両側のショックのアッパーマウントのナットを14mmのソケットで外します。

この状態でタワーバーを仮合わせしてもらえば、干渉する物が分かると思います。
まずはライトな右側から。写真のように、スロットルワイヤのステーの上に乗ります。なので・・・

ステーを起こして逆折りし、クリップを裏面から取り付けます。また、それでもまだ当たる&今度はカプラと干渉するため、ステー全体も内側に倒すように歪ませます。

続いてヘビーな左側。こちらはエアコン配管にガッツリ乗ります。
低圧配管は片側がホースなので、先程のステー2ヶ所を外せば比較的フリーに動きます。問題は高圧側で、こちらは全てアルミ配管のため、干渉を避けるように少しずつ曲げて調整する必要があります。そのため、まず固定のクリップから配管を外します。クリップはストラット前側と、横側バッテリの前辺りの奥まった場所の2ヵ所です。

最終的にこんな感じに逃がしました。アルミ配管なので、比較的曲がりやすいのですが、狭い、力入らない、曲げたいところが曲がらないでやりにくい。そして、うっかり壊そうもんなら元もこもない。中途半端にストラットの上を越える複雑な形にせずに、ストラットの外側を回るように作ってくれれば・・・
　話が逸れました。結局そこらじゅうを少しずつ曲げて逃がしましたが、横への逃げはエンジンマウント上の部分が一番寄与したようです。あと、私の車両は百式のアッパーアームブッシュが着いているため、ボルトの飛び出しが純正より長いので、上方向にも逃がしてあります。
　ここでしっかり逃がしておかないと、擦れて削れて穴が開くのが目に見えているので丁寧に行いましょう。

あとはショックのアッパーマウントのボルトに、タワーバー付属のワッシャを噛ませてからタワーバーを装着し、先程外したナットを締め込み、エアコン配管のエンジンマウント部のクリップをはめ込めば完了です。その他の外した配管の固定ヵ所は多分付かないと思います。出来れば、ストラット上部に止めているステーはオフセットさせて付けたいところですが・・・