まとめ 燃費 MX30 REV はどうだった
47時間 MX30 REV(ロータリーEV)をお借りして、日常の使い勝手や高速、ワインディングをドライブしてみました。
日常の使い勝手も、巷で心配されていることは、あまり気にならなくなる、上質な仕上がりの車でした。高速道路での静かさ、操作系の音や感触の上質さには感嘆します。この車に乗っていると、車には走りのポテンシャルは十分ありますが、ゆったりのんびり走る運転のタイプになりそうです。
勿論、他のマツダの車と一味違うところもいくつかあり、とっつきにくいとこもあります。例えば、観音開きのフリースタイルドアやエアコンの操作系など。
今まで乗ってきた車では、トヨタのエスティマ エミーナや初代プリウスにつながるものもあります。創った人たちの情熱や志の高さがビシビシ伝わります。一方で、それか故の未消化の部分もあり、それを気にすると嫌になってしまうでしょう。若い人を応援するようなおおらかな目で見いてあげたいものです。ある意味実験車ですね。
では、経済的に冷静見るとどうでしょう。まず燃費。約370km走ってのガソリンの燃費で16km/l位。この間に宿での40%位の充電を含めると、ガソリン換算で14,5km/l位ですか。今は自宅充電できないので、そうするとランニングでの燃費は、ハイオクとレギュラーの差はあるけど、今のBMW 118i F20とあまり変わらなかな。それからロータリーエンジンのメンテナンス費用や駆動用バッテリーの劣化も未知数ですね。
このMX30 REV は、ある程度車が好きで、本格EV車に移行するまでの勉強車として使うつもりで、パイオニア精神を汲める人には刺さるかもしれません。どんなところにも及第点を求める人には向かないかな。
自分では買って使っても後悔はないと思いますが、家族の理解と今の車でも気になるメンテナンス費用を維持して行けるかが、判断基準で悩みのポイントかな。
あと小さなことですが、後退時にカメラガイドラインの追加やUSB端子のタイプC化、ナビ画面の拡大、ADASのチューニングなど年次変更でより使いやすくなると決断の後押しになり嬉しいな。
今回、とても幸せな47時間でした。
長文でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆さんのご意見も聞かせていただけるとありがたいです。
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2024/02/05 06:15:25