• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2024年02月05日

初めてのEV体験 マツダMX30 REVで西伊豆へ 6

初めてのEV体験 マツダMX30 REVで西伊豆へ 6
まとめ 燃費 MX30 REV はどうだった

47時間 MX30 REV(ロータリーEV)をお借りして、日常の使い勝手や高速、ワインディングをドライブしてみました。

日常の使い勝手も、巷で心配されていることは、あまり気にならなくなる、上質な仕上がりの車でした。高速道路での静かさ、操作系の音や感触の上質さには感嘆します。この車に乗っていると、車には走りのポテンシャルは十分ありますが、ゆったりのんびり走る運転のタイプになりそうです。

勿論、他のマツダの車と一味違うところもいくつかあり、とっつきにくいとこもあります。例えば、観音開きのフリースタイルドアやエアコンの操作系など。

今まで乗ってきた車では、トヨタのエスティマ エミーナや初代プリウスにつながるものもあります。創った人たちの情熱や志の高さがビシビシ伝わります。一方で、それか故の未消化の部分もあり、それを気にすると嫌になってしまうでしょう。若い人を応援するようなおおらかな目で見いてあげたいものです。ある意味実験車ですね。

では、経済的に冷静見るとどうでしょう。まず燃費。約370km走ってのガソリンの燃費で16km/l位。この間に宿での40%位の充電を含めると、ガソリン換算で14,5km/l位ですか。今は自宅充電できないので、そうするとランニングでの燃費は、ハイオクとレギュラーの差はあるけど、今のBMW 118i F20とあまり変わらなかな。それからロータリーエンジンのメンテナンス費用や駆動用バッテリーの劣化も未知数ですね。

このMX30 REV は、ある程度車が好きで、本格EV車に移行するまでの勉強車として使うつもりで、パイオニア精神を汲める人には刺さるかもしれません。どんなところにも及第点を求める人には向かないかな。

自分では買って使っても後悔はないと思いますが、家族の理解と今の車でも気になるメンテナンス費用を維持して行けるかが、判断基準で悩みのポイントかな。

あと小さなことですが、後退時にカメラガイドラインの追加やUSB端子のタイプC化、ナビ画面の拡大、ADASのチューニングなど年次変更でより使いやすくなると決断の後押しになり嬉しいな。

今回、とても幸せな47時間でした。

長文でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆さんのご意見も聞かせていただけるとありがたいです。
ブログ一覧
Posted at 2024/02/05 06:15:25

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

関連記事

MX-30 Rotary-EV、W ...
ユタ.さん

ロータリー復活!!!! (´・ω・ ...
waiqueureさん

ROTARY-EVに乗って…
8台目さん

ロータリーエンジンの復活
パパンダさん

MX-30 ロータリーEVに思う
ナオフミ@Jリミさん

[試乗インプレッション]マツダ「M ...
ezoflatさん

この記事へのコメント

2024年2月7日 8:45
はじめまして。
試乗記の連載、興味深く拝読しました。
内容がとても具体的で、的確な評価をされていると感じました。おまけに幸せな47時間と括られていて、こちらまで幸せな気分になれました^^。(ありがとうございます)
私自身はRotary-EVが刺さったクチですので、このクルマの存在意義や現状のポテンシャル、今後への期待については、NK BMさんの見解にほぼ100%共感できます。

それだけに、こうした他の電動車にはない独自の美点をもっと強調する商品訴求をマツダには強く求めたいです。現在の「RE復活」「航続距離800km」といった喧伝はこのクルマの本質的価値ではないと思いますし、NK BMさんのような見識ある方々の好意的な解釈に依存してしまっているのがもどかしく感じます^^;。
コメントへの返答
2024年2月8日 6:45
コメントありがとうございました。
ちょっと拙い内容でしたので恐縮です。

車全体としての出来も良いのは勿論ですが、やはりマツダさんに期待したいのは、ロータリーエンジンの可能性を信じて続けることですね。
まず自動車にとって当面の課題は燃料の脱CO2です。
地球温暖化とCO2の議論はいろいろあるでしょうが既定路線なので、自動車を後世に残す上でも避けられないことです。
ロータリーエンジンは水素をはじめとした雜燃性もあり、実際過去にリース車としてもありましたね、今はモーターとの協調制御技術が進んできたので、クリーンな燃料を使い低速トルクや回転落ちの悪い欠点をモーターで補えば、もう少しこのエンジンを前面に出した車も可能なのではと妄想がふくらみます。この話は、別稿を検討しています。
ピュアEVに、経済面、資源含む環境面、インフラ面から問題が見えてきた中で、今回の電動車の発電機動力源としてロータリーエンジンを使う発想は、このエンジンをよく知っているマツダだから実現したのでしょう。本当によく出来た車なので、とにかく多くの人に乗って体感してもらい、そこそこ売れて次世代への先駆けになってもらいたいと思います。

プロフィール

NK BMです。よろしくお願いします。 いろいろ情報交換させてください。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/6 >>

      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

リンク・クリップ

22Km/lの壁 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/05/05 17:47:32

愛車一覧

BMW 1シリーズ ハッチバック BMW 1シリーズ ハッチバック
BMW 1シリーズ ハッチバックに乗っています。 今まで乗り継いだ国産車に比べ、かっちり ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation