プラド/ ミラーヒーター流用（本体編）

[左がプラド用、右ノーマル（共に裏面）]

プラド用（寒冷地仕様）には左上にヒーター端子があります。
大きさも取り付け方法もまったく同じですね、これをハイエースに流用します。

[鏡面の取り外し]

①キズが着くのでミラー本体下側に養生テープを貼ります。
②鏡面の上を手で押さえて下側に隙間をつくり、マイナスドライバーでかん合２ヶ所を外す（ツメを折らないように注意）
③鏡面を上のほうに持ち上げ上側２ヶ所を外せば完全フリーに。

[ミラー本体取り外し]

①ドア内張りを外し、カプラーを抜いておく。
②ミラー内側カバーを外し、１０ｍｍナット３個をボックスレンチ等で緩めれば簡単に外れます。
※くれぐれも本体＆ナットを落とさないように！

[熱線用配線]

電線を通すために、本体を分解します。
①ステーからミラー本体を外すにはT25トルクス３本を外せばこのようにバラバラに。
②電動ミラーの配線と同じところに新設コード（画像の赤/黒コード、1.25sq×2芯を使用、保護テープ巻き）を通したら、電線を挟まないように組み立てます。

[本体取り付け＆端子圧着]

①本体をドアに取り付けたら、新設コードのミラー側に平型メス端子を圧着（熱線に極性がないのでこの時点で＋、－を自分で決めておく、ここでは赤＋、黒－）
②ドア側新設コードに２極カプラー（市販品）を圧着。

[プラドミラー取り付け]

①鏡面裏側の平型オス端子に先ほどの平型メス端子を接続（自分は上に赤＋、下に黒－を接続）
②注意として、可動部分なのでコードは少し長めにしておきショートしないよう端子＆コードはテープ等で念入りに絶縁処理をしておく。
③鏡面を逆の順序で取り付けます。

[室内配線（右側）]

①ドア内側→バンパー裏側外部→室内の助手席足元→リレー＆ヒューズBOX（市販品で自作）の順序で配線をします。
②ドアから、バンパー裏へ配線する（画像の蛇腹ゴム部分しか通るところはありません）にはあらかじめフロントバンパーを外しておきます。
③画像のように針金をバンパー裏側のほうから蛇腹ゴム内を通り、ドア穴部分まで通しておき針金の先にコードを結び前から引っ張って通します。
ここが一番大変でした。
④通したら、左右の黒コードを適当なところでボディアース、左右の赤コードを１本に束ね結線し（左右個別にリレーを使用する際は束ねず２本とも引き込む）、ウオッシャータンク裏あたりの穴から室内へ引き込み新設リレー＆ヒューズBOXに接続すればミラー側の配線は終了です。

ここまでの作業時間約８時間、結構大変でした！
あとは、スイッチ側の配線が残っていますので完成したらまたUPしたいと思います。

[取り付け完了]

プラド用は、ワイドビューになっていませんね。
けど、映ったかんじはあまり変わらないような・・・
自分はもともとあの仕切り線は目障りだったのでこのほうがスッキリしていてGOODです♪