
しばらく、猛烈に忙しかったので久しぶりの投稿です😳
にしても忙しくて、大好きなみんカラも読めず、本当に長い出張でした。
そんな長い出張先まで、フェラーリ様の魔の電話は追いかけてきました。。。
とある都市で睡眠していると、夜中にもかかわらず、電話のコールが鳴り響きました。仕事かと電話を見ると何とフェラーリ様と出てるので、御威光に贖えず、出てしまいました。。。😯
営業マンさんのご指導は、早速始まりました。「あれっ、〇〇さん、これってひょっとして海外ですか?寝てました?」「はい、今○○○○です。」「じゃあまだ、夜中でしたね。ごめんなさい。明日またかけますよ 。」「いえいえ、いいですよ。何ですか?」「じゃあ、夜中に申し訳ないですけど、その後GTC4 Lussoどうですかね?」「(眠かったので)あれ、じきに買うって言ったじゃない。でもそれよりポルトフィーノがいいよ。」「えっ、ポルトフィーノですか?ありがとうございます。ではそれもお待ちしてますが、○○さん、お疲れなんじゃないですか?夏休みもとってないでしょ。なので是非ご家族でGTC4 Lusso使っていいので1週間位旅行してきてくださいよ。」ここで目が覚めました。パチリ😳「本当にそんなに長く貸してくれるの?悪いよ。」「何言ってるですか。家族が大切。あと奥さんにGTC好きになってもらわないといけないですし、仕事少し休んで温泉でも行ってきてくださいよ。じゃないと死んじゃいますよ。」
とのご指導?オファーをいただきました。全く温泉など考えていなかったので、じゃあもどったら二泊三日くらいで行こうかとか、マイルも150万マイル位あって使いようもないし、これ使っていくかなどと考えはじめました。何しろフェラーリ様からのご指導なのでその通りにすることにしました。🤔
結論としては、二泊三日で金曜の16時から日曜日まで、箱根の白く濁った温泉に行くことにしました。温泉は白濁でないと!
金曜は早目に仕事を切り上げ、パナメーラはホテルの駐車場に預けてタクシーでフェラーリに伺いました。先日も試乗したGTC4 Lussoがそこにはありました。エクステリアカラーはグレーメタリックで、Lusso Grigio Ferro Met.というそうです。
そして営業マンさんとは少しお話して、自宅に向かい、家族をピックアップしました。
妻の反応は良く、「あら、これフェラーリ? 貸してくれたの?良かったわね。あれっ?天井が全部ガラスになってる🙂」と娘が「私はこの前も、これパパと乗ったよ。初めてじゃないよ。」私は心のなかで○○ちゃんダメだよ😆折角ママが機嫌がよいのにそんなこと言っちゃ😓などと思ってましたが、妻は気に入ったらしく、怒りもせず、大丈夫そうなのでホッとしました〜 そしてドライブというか箱根に向かいました。
ここでGTC4 Lussoについてです。今回は前回よりも長く乗れましたし、よく見ることができました。とても印象が変わりましたし、印象はよくなりました。
スペックは以下の通りにです。
・全長×全幅×全高 : 4922×1980×1383mm
・エンジン:V型12気筒 6.2l
・最高出力:690ps/8000rpm
・最大トルク:71.1kgm/5750rpm
・ミッション:7速デュアルクラッチ
・車重:1790kg
・駆動:4WD
・0-100km/h加速:3.4秒
・最高速度:335km/h
・タイヤ・サイズ:ミシュラン「パイロット スーパースポーツ」
・F 245/35 ZR20、R 295/35 ZR20
・3470万円
改めてスペック見ると結構凄いスペックですね。
パワーで言うとF50が520ps、エンツォが660psですから、普段乗りでこのパワーは驚愕ですよね。今度12月納車のパナメーラTurboS e-hybridが680psですから、それよりもパワーがあります。車重はパナメーラGTSとほぼ同じで、ちょっと軽いです。
今回の車はグレーでしたので、少し地味かなといった感じでした。ただよく見るとデザインも丁寧にされています。ボディのチリも非常に均等に合っていて精度の高いものです。
エクステリアです。
インテリアです。

このパノラミックルーフは、改めて凄い解放感だと思いました。新型パナメーラもほぼ同じですが、あちらはクローズするのがフェラーリと同じ電気式ではなく、布がロールするタイプなので解放感とクオリティでは負けてます。後部座席も結構広いですね。
インテリアの質もとても上がってますね。特にスイッチ類のフィーリングのクオリティが向上してました。
ただドアが無段階式になっておらず、二箇所でしか、固定できません。この点は、無段階式にしてほしいのと、自動のソフトクローズドアにしてほしいですね。
目的地は仙石原の「金乃竹」というところです。私も今回初めてで、「高級、露天、白濁温泉、箱根等々」のキーワードで検索したところネットで掲出され、さらにJALとも提携ホテルでしたのでマイルも使えるので選択しました。
ホテルまでは、東名高速から小田原厚木道路を通り、箱根口で降りて旧箱根街道でホテルというコースでした。
高速では、ドライでCOMFORTとSPORTSの2モードを試しました。
スイッチはステアリングにあります。このダイヤルで切り替えます。
このダイヤルで乗り味は結構変わりました。
COMFORTは乗り味は本当に洗練されてます。ロードインプレッションはしっかりとありながら、道路からの突き上げ等は全てサスペンションやダンパーが巧みに吸収して、非常にステイブルです。ただギアチェンジに殆どグリッピングがなく、刺激が足りない感じです。
SPORTSにすると、文字通り非常にスポーティで、グリッピングも激しくなり、刺激的です。タイヤもグリップ はしますが、突き上げも少し強くなります、ただ同乗している家族はこの違いには気づきませんでした。のて総じて乗り味は洗練されていて、とても良いということです。実際箱根のクネクネした道もロードトレイスも美しいですし、走りは洗練されてました。
丁度ホテルまで最後の途中30分ほど雨になってしまいました。自分は雨の時にフェラーリをドライブしたことがないのでこれは初めてでした。自分のフェラーリは雨天使用禁止です。
モードをダイヤルでWETに変更しました。これはなかなか素晴らしい制御のようで、結構強い雨でしたが、相当飛ばしても全く危なげなく、前の車たちは殆ど横に止まって道を譲ってくれました。それほど雨のなかでも速かったということです。
ただ速いんですが、私が都度都度絶賛しているパナメーラGTSとは少し違う速さです。パナメーラは、速いぞ、どうだ!的な速さですが、フェラーリは非常に威圧することなく(車はどいてはくれてますが、もちろん後ろにぴったりつくような下品なことはしてません。)、またドライバーにも速く走っていることを感じさせない速さでした。フェラーリがドライバーに速さを感じさせないなどと言うのはちょっと変に聞こえるかもしれませんが、これは本当で洗練されているということだと思います。雨の中の走りは本当に楽しく、気分はキミ・ライコネンでした🙂
そして、金乃竹に着きました。
フェラーリ様を駐車場に停めました。こんな感じ。
結構大きな感じがしますが、横幅以外は結構コンパクトです。
お部屋はこんな感じでした。

お風呂はとても開放的で泉質も私が好きな白濁系で、お肌もツルツルになるとても良質な温泉でした。
翌日は妻はSPAに。その間私は娘と彫刻の森美術館に行きました。
そして、妻をピックアップして次に箱根ガラスの森美術館へ。

ガラス細工をしたり、家族は喜んでいました。
そして、次は陶芸の体験に。
そして、強羅公園の中の箱根クラフトハウスでガラス作りです。
そして、ホテルに戻って温泉でゆっくりしました。
ホテルの食事は、とてもクオリティが高く、なかなかの料理でした。2日共メニューも違いよく考えられてました。
2日目のものですが、こんな感じでした。
3日目は、帰京ですが、まずは箱根園の抱っこしてZOOに行きました。
ここは結構動物に触れるので娘は大のお気に入りです。ただ最近はヒヨコがいないのと、ニシキヘビを体に巻いたりできなくなってしまい、娘はちょっと残念がってます。
そして、もう一度箱根ガラスの森美術館へ。
そして帰京しました。
帰りは御殿場経由で東名高速で東京に戻りました。
帰りは家族は疲れて寝てしまったので、少し車は多かったですが、飛ばせるだけ飛ばして楽しみました。やはり、飛ばすとフェラーリらしいと今回は改めて思いました。ロードノイズやタイヤの音は結構しますが、全くスライドする気配も、お尻が振れる気配もありません。
前回の試乗の際はこんなもんかな?みたいな速さに感じましたが、今回は8000回転まで何度も回すチャンスがあり、満喫するとができ、とくにエンジンサウンドは楽しめました。ただやはり458Specialeに比べると上品なのは事実です。あと総合して4WDの威力は大きく、これがその乗り味を形成しているように感じました。
前回物凄く気になった足下のペダルの位置ですが、今回も当初は気になりましたが、慣れると感じなくなりました。ミッドシップフェラーリと比較するとアクセルが左寄りすぎてちょっと運転しずらいんですよね。これはフロントエンジンのフェラーリには共通してます。ただ慣れれば大丈夫なことも分かりました。
何しろアクセルをラフに開いてもスライドする気配もないのは凄い技術の車なんだと思いました。本当に落ち着いた感じの車です。ただ前回は相当飛ばしても飛ばしてる感もないですし、前の車もどく気配もありません、と書きましたが、これは訂正します。やはり落ち着いたエモーショナルはあり、全く前車を煽ることなくとも多くの車がどいてくださりました。
V12サウンドは良いですが、512TRの時のような高音ではありません。
そして、今回何よりも満足だったのは、フェラーリで家族旅行に行けたことでした。今までは2シータのフェラーリしか持っていなかったので、家族ができてからはフェラーリでの旅行などなく、少し寂しかったのですが、これは満足な点でした。
あとフェラーリはやはり、フェラーリでした。グレーで地味でもそのサウンドで結構みんな気づくらしいのと、これなんだろう?と思うらしく、どこでも写真を撮ったり覗きこんでくる人がたくさんいらっしゃいました。
ポルトフィーノやカルフォルニアも良いのですが、やはり後部座席が狭く、流石に3人や4人での旅行は難しいですが、GTCは後部座席も結構広く、大丈夫なことがよく分かりました。なので早速購入の検討に入ることにもしました。
ちなみに夕方、車をフェラーリに返却に行ってコンフィギでほぼ仕様を決めました。ただフェラーリ本社に問い合わせないとわからない点がいくつかあり、もう一度伺うことにしました。
私の仕様はエクステリアはビアンコ・イタリアで、インテリアはブラックとホワイトのツートン、レッドステッチ、アルミニウム、ステアリングはカーボンです。今回はあくまでも品がよく、上品さと洗練さを追求したいと思います。
そして今週末からまた出張なので帰国したら、最終仕様を決めようと思いました。
で結局フェラーリ様のご威光に従うことになりましたが、とても良いきっかけになりました。
家族も喜んでいたので、きっかけを下さったフェラーリ様に感謝しました。
最後まで読んでくださりありがとうございましたm(__)m