2025年05月10日
昨今の車はフロアの殆どをカバーで覆い
ほぼフラット形状にすることで空力性能を高めたりするケースが多いように思う
トヨタやマツダあたりが顕著なイメージ
ですが、それこそ平成初期の時点ですでに
フロントアンダーカバーだけは装着されていましたから
空気が入るその入口の空力については当時からケアしていたわけです
どちらのパターンがいいのかというのはわからないですけどね
イメージとしてはやっぱりフロアをフラット化したほうがいいのかな
という感じはしますけど
それはあくまで競技車両だから効果が出るのであって
一般道を走る車には少し宝の持ち腐れなのかなぁとか
整備性の問題、コストの問題も絡んでくるのかなぁとか
思ってしまうわけです
ステージアはフロントにアンダーカバーが装着されています
先日も抜け落ちたボルトを締め直したりしてガッチリ固定することができました
フロントオーバーハングは短く切り詰められている車種ではあるものの
エンジンカバーまで含めているのでかなり大型のカバーで覆われている
ステージアが、というよりは当時の日産が面白かったのは
フロント以降のフロアはそういうカバーで覆わずにフラット化の処理をあえてしていなかったこと
フロア形状や装置の配置であえて凹凸を作っておくことで
フロアの空気の流れを早めたり緩めたりする箇所を発生させることで
揚力と抗力をバランスさせてゼロリフト化を実現していた
というところに技術の日産が現れているのではと思う
技術というのはエンジンだけの話ではないということですし
もっとそういう点をアピールしても良かったのではと思うけどアピールの要素としては弱かったのかも…
実は当時の日産はルマンから撤退していたときで
ルマン参戦用のマシンを開発する際に使っていた風洞実験用施設を
一般車両向けの開発に使えるようになった、というのが大きかったみたいですね
なのでV35スカイライン以降の空力性能は大幅にアップしている
Cd値に不利なワゴンのステージアですら0.32だったし
V35スカイラインはなんと0.27だった
一方スープラも同じくフロントはアンダーカバーで覆われていて
フロント以降にはカバーは採用されていない
スープラはフロントバンパー直後のアンダーカバーをかなりえぐった形状にしていて
当然そこにはアクティブスポイラーを収める意図もあったのでしょうけど
このえぐった部分こそがダウンフォースの発生に一役買っているのではと思う
Kansaiサービスというショップが発売している、スカイラインGT-R用のフロントアンダーカバーの形状を見てもらうと分かる通り
フラット化しているのではなく、エアポケットと呼ばれるくぼみを設けて
そこでダウンフォースを発生させるようにしているのだけど
それをナチュラルにやってたのがスープラなのでは
Posted at 2025/05/10 06:21:12 | |
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2025年05月08日
珍しく父が興味を持った新車だったのでなんか久々にカタログもらってきました
デリカミニ
以前はeKクロススペースでしたが名前とデザインをガラッと変えたことが功を奏し
大人気車種の1つとなりました
軽自動車の月間販売台数TOP10に名前を連ねることもあるほどですから
三菱としては相当売れたんじゃないかな
しかも登録名としてはデリカミニとeKが一緒にカウントされているというのも不思議でした
さて、各社でも実際にハイトールワゴンをベースにSUV要素をデザインに加えたものは売られています
タントファンクロス
スペーシアギア
N-BOX JOY
といった具合に
その中でもデリカミニがその他ライバルと一線を画しているのは
4WDグレードに専用ショックアブソーバーと大径タイヤを採用していることでしょう
他はやってないらしいんですよね、そういうこと
あくまでデザインだけいじってる
そこはやはりデリカを名乗るから、という三菱の変なこだわりの強さなのかもしれません
逆に言えばそれだけの走破性を実現できなければデリカを名乗るなというお達しがあったのかも…
当初eKスペース、eKクロススペース、デリカミニでそれぞれターゲットが異なっており
3車種併売という形をとるのかなと思ってたんですけど
まさかeKクロススペースをやめちゃうとは思わなかった…
そしてそれが英断だったのですからやはり私のような素人にはわからないマーケティングの奥深い世界ですね
さて比較するのは我が家で所有するハスラーです
ハスラーと違うのはハスラーが独立した車種であるのに対し
デリカミニはあくまでeKスペースをベースにSUV仕立てにしたというところ
なので軽自動車枠いっぱいのボディサイズから樹脂製フェンダーを盛るといったこともできず
フェンダーは色分け程度で済まされている
最低地上高は160mm
FFモデルが155mmで、この5mmの差はタイヤの外径の違いでしょう
昨今のハイトールワゴンと同じく押さえるところはしっかり押さえてある印象
タントがピラーレススライドドア
N-BOXがセカンドシートの座面チップアップ
スペーシアがマルチユースフラップ
といった特徴を持つように
デリカミニには他社のハイトールワゴンにはない悪路走破性があることで
各々キャラクターを確立しているのも面白い
ただ、他社よりも少し世代が古いんでしょうけどねeKって
ちなみに現在一部グレードが注文できない状態になっています
営業マンに尋ねるとどうやらグレードによっては標準装備されるデジタルルームミラーが供給されなくなってしまったために
そのグレードを販売できなくなったという
そのため他の仕様は同一ながらデジタルルームミラーだけを廃止して価格を抑えたLimited Editionというグレードを新設することで対応しているらしい
最近三菱はトライトンでも当初予定していたトノカバーが用意できなくなってオプションそのものが廃止になったりと
可愛そうなこと続きな気がするんですけど…大丈夫?
Posted at 2025/05/08 21:23:01 | |
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2025年05月07日
オーナーだから!w
M35ステージア
厳密には4WDなのでNM35という表記をすることが多いですが
購入から1年と2ヶ月ほど
実際に車検を取ってから大体1年経ちました
夏も冬も通年乗ってきました
夏しか乗れないスープラとは大きな違いです
さて、度々ステージアはブレーキが貧弱ということを言うんですが
日産としてはABS、ブレーキアシスト、EBDによってワゴントップクラスの制動力と緊急回避性能を誇るとしているんですよね
つまりディスクサイズの大小よりも電子制御による恩恵によって
制動力をある程度担保しているというのが日産としての言い分みたいなんですが
それでも標準18インチの中に覗くブレーキはやはり貧相に思えてしまう…
そこはどうしても欧州勢の似たようなステーションワゴンと比べてしまうんですよね
あちらのワゴンはブレーキもみっちりデカくて羨ましい
制動力以前に、あの見え方がかっこいいのだ
とはいえ、制動力に関してはあとはもうペダルの踏み方次第というところもある
強く踏めば効かないわけではないもの
車検のために買った格安パッドでもあれだけ止まるんだから
でもああいう踏み方をして止まるのは、特に冬場はきついんです
という話を去年、雪が降る前にもしたんですけど
実際雪が降ったらマニュアルモード多様してエンブレ使ってましたね
意外と気になるのがステアリング
これがサスペンションから来るものなのかタイヤから来るものなのか
それとも車重の重さからなのか電動スーパーHICASの影響なのかはよくわからないが
スープラと比べるとイメージしたラインを走ってくれない
スープラはフロントにあのスニーカーというタイヤを履きながらも
かなり切れ味よくコーナーを走ってくれる
イメージしたところをスッと走る
一方ステージアはそのあたりがすごい曖昧
ふわふわした感じでコーナーに入っていってなんとなくなところを走ってる
やはり重さかな…スープラより300kg以上重たいのは伊達じゃない気がする
というかステージアでスープラと同じような走り方をしてるからアカンのでは…
やはりそこはスポーツカーか、ステーションワゴンベースのクロスオーバーSUVか
という違いが出てるのかも
サスペンションはやっぱり私には少し柔らかすぎる気がする
もっと硬くてもいい
ショックアブソーバー関連をリフレッシュしたら少しは改善するだろうか?
ユーティリティ関連には不満なし
大人が余裕を持って4人乗れて、さらにあれだけ広いラゲッジスペースがあって
どこに文句をつけようか
ガラスを半開きにした状態でドアを閉めたときのガシャン!という安っぽい音が悲しい
これは個体差かなぁ
ドアの内張りの布張りの部分が剥がれやすいのは持病だと思う
他の個体でも見受けられる現象だった
またガラスが曇りやすいのも絶対持病
なかなかエアコンを切れない
久しぶりに動かしたときのパワーシートの前後スライド時のがさつな音も安っぽく感じて悲しい
シート形状は当初はホールド性に欠けていて苦手だったけど
あれはあれでまぁいいかなと思えるようになった
とにかく280馬力出るエンジンというところでかっ飛ばしちゃうんだけれど
本質はステーションワゴンであることを忘れてはいけないのよね
もっとおおらかに、気持ちに余裕を持ってゆったり走りましょう
というのがステージアの本懐のように思う
いい車ですよほんと
Posted at 2025/05/07 22:18:07 | |
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2025年04月30日
去年夏も冬も新しいタイヤを買ったステージアは今回の話題からは除外されます
まずスープラ
リアタイヤは2022年に新調しましたが
フロントタイヤは2015年を最後にそのまま乗っています
しかも全然減らず、年数も経ってはいるけど劣化が見られないのか
トヨタでのプロケア10(6ヶ月点検)時でもパスしている
でも本当は新調したい…
ちなみに履いているブランドはブリヂストンのスニーカー
スニーカーのあと、ネクストリー→現在のニューノへと変貌した廉価モデルだったのですが
当時ブリヂストン専門店でしか取り扱っていないサイズがあり
そのうちの1つがスープラのフロントに履いている235/45R17というサイズでした
そういう性能のタイヤなので変に路面の凹凸を拾わなかったりして
乗ってて楽なのは楽だけど高速域からのブレーキやコーナーでは
絶対フロント負けてるだろ!ってシーンに遭遇するので危うい
次にハスラー
2016年製造の夏タイヤを未だに履いている
正直目に見えてヤバそうなのがこのハスラーの夏タイヤである
ハスラーは結構特殊なタイヤサイズを採用していて
165/60R15が標準タイヤなのだけれど
実はデリカミニの4WDモデルもこのサイズなのよね
(なおFFグレードは1サイズ小さいタイヤを履いているというのも特殊に思う点)
人気車種ということもあってかこのサイズは意外と豊富なラインナップがある
特にクロスオーバーSUVというカテゴリですが
エコタイヤのようなモデルからゴツいパターンのATタイヤまで揃っていて面白い
今はダンロップのエコタイヤを履いている
というか購入時から装着されてたやつだね
そしてミニキャブトラック
2017年製造の夏タイヤを未だに履いている
溝はまだハスラーよりも深いかなと思うんですが
去年1つ、今年2つ、エアバルブが裂けるという事例があり
タイヤより先にバルブが駄目になってしまっていることについては憂慮すべき点なのかもしれない
小型トラックも、例えばブリヂストンの話になりますが
エコタイヤモデルと、ゴツいブロックパターンを採用したモデルの2種類があって
今はダンロップの前者のようなモデルを履いていますが
次は後者のようなモデルを履いてみたいなぁと思う
なぜなら軽トラで行く道が砂利道のケースが多かったりするからだ
我が家は父の代から40年以上もブリヂストン専門店とのお付き合いがあって
特に何もなければブリヂストンタイヤを購入してきたけれど
ラインナップの豊富さで行くとヨコハマタイヤとかは面白いのよね
スタッドレスこそブリヂストン一択かもしれないが
夏タイヤはもう少しいろんなメーカーを選択肢にいれてもいいんじゃないかと思う
特にトーヨータイヤのオープンカントリーRTに対抗したような
(発売時期はどっちが先かというのはわからないけど)
ヨコハマタイヤのジオランダーX-ATは好みですね
その点ブリヂストンはラインナップを絞って質実剛健という感じがする
デューラーATとMTの間のモデルというのがありませんからね
というか今はデューラーHTの役割がアレンザに移ったんですね!?
これまでお世話になっていたブリヂストン専門店は閉店してしまったため
次にお世話になる店も一応ブリヂストン専門店を紹介はされたけれど
これを機にブリヂストン縛りをやめてもいいのかなと思ったりもする
Posted at 2025/04/30 21:11:58 | |
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2025年04月29日
3台目候補の話ですが
今はビークロスとデリカスペースギアの一騎打ちである
クーペのスープラ
ステーションワゴンのステージア
これらとは全く違うキャラクターを持つ車、ということで3台目を目論んでいましたが
ラダーフレームを持つクロカン系のSUVであるビークロスと
クロカン系ミニバンのデリカスペースギアというところで落ち着いた
この2台、ボディ形状は異なるのだけれど
V6エンジン
レギュラー仕様
4AT
副変速機付き4WD
といったあたりがよく似ていて面白い
ビークロスのカテゴリはどちらかというとスープラからSUV方面に伸ばしたような車だと思っている
明らかにスポーツカー、いやSUV版スーパーカーのような出で立ちだ
後部座席は荷物置き
ステージアで言うところの後期型で採用された電磁クラッチ式アテーサE-TSのようなトランスファ(TOD)を備えている
圧倒的なデザインで勝負するそれはスペシャリティカーとしても十分な魅力を持ち
所有欲を満たしてくれるという意味では相当存在感のある車の1つだと思う
一方デリカスペースギアはステージアからミニバン方面に伸びていったような車だと思う
スペースギアはD:5にはない魅力があって
それはD:5よりもよりクロカン向きな性格だったり
大きなエンジンだったりというところもあると思うんですけど
個人的にはシートアレンジの部分を推したい
おそらく今の法規では回転シートが難しい?のではと思うので
この時代だからこそ実現したものの1つだったりしますよね
広い車って必要ないなと思いながらもなんだか憧れる
デリカはただ広いだけではなくミニバンらしからぬ走破性を持った車で
ドライバーズカーとしても十分魅力的な車のように思う
この2台、とにかく中古相場が馬鹿みたいに高いわけじゃない
というのが私にとってはありがたい存在
燃費や税金には目を瞑るとしてもこの2台はどちらを買っても私の3台目として十分な役割を果たしてくれるんじゃないかなと思う
そしてこれらを仮に手にすることでGTOの存在感が薄れてしまい
ランエボX一択という動きになっていくんじゃないかなぁ…
というかフィガロって本当に返ってくるの?w
Posted at 2025/04/29 23:09:55 | |
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