早いもので、9月も後半に差し掛かりました。 私の職場は以前から祝日とは関係ない環境にありますので、「シルバーウィーク」で連休を満喫されている方々が何とも羨ましいなぁ~と思う今日この頃です(涙)
さて最近のマークⅡですが、以前から探していました後期用のコンデンサーファンが入手出来ましたので、その取り付けとエアコン修理を行っていました。
今回入手したファンですが、真夏のアイドリング時でのエアコンの冷却効率を上げるために以前から探していた部品でして、既に新品は製廃のため中古品を探していたのですが、今回後期ツインカム用のファンやコンデンサー、配管等がセットになった物が購入出来ましたので、ようやく取り付ける事が出来ました。
今回の作業では、当初コンデンサーやファン等を移植するだけの予定だったのですが、配管の入れ替えで新しいエアコンガスを用意する必要がありますので、それならばついでに前回のエアコン修理の際に手を付けていなかった部分も交換しようと思いまして、同時に進めることにしました。
先ずはコンデンサーです。
左側がマークⅡから外した前期用で、右側が後期用になります。 後期になりファンが追加された事でリキッドタンクの位置が変わりますので、前期に移植した場合高圧の配管も必要になります。
そしてこの際ですので、当初はそのまま使う予定だったコンデンサー本体も地元のラジエーター屋さんに依頼してオーバーホールをして貰う事にしました。 お店に預けに行った際に聞いてみた所、実際にはラジエーターと同様に、オーバーホールと言うよりはコア自体を作り直す事になるそうですが、今回の様にコンデンサーやエバポレーター、ヒーターコア等は仮にメーカーで製廃の場合でも現物修理は可能との事ですので、この辺りは今後も安心できますね。 因みにコンデンサー本体は、高圧用の配管の形状が変わった事により出口の向きが異なる為、前後期で別物になります。
お次はホースです。


コンプレッサーに繋がるこの2本のホースですが、ガス漏れが始まっていた事もあって在庫をトヨタ共販に聞いてみた所、両側共製廃との事・・・・・ ですが、ホース修理を行っている業者さんがあるのでお店に尋ねてみた所、修理は可能との事でしたので現品を送り修理して貰いました。 このホースの場合、かしめを外せばゴムホースの交換自体は可能ですので、この部分も車種問わず対応してくれるそうです。
↓修理後のホースです
そしてコンデンサーファンです。
このファン自体は後期から装着された物ですが、調べてみると71の中でも「ツインカム24」のAT車と、ディーゼルの「LX70」のみに装着されていました。
ファンの取り付けは、初めからクロスメンバーとラジエーターサポートに取り付け穴がありますので、後はコアサポートに穴を開ければ固定出来ます。 ↓仮付けした際の画像ですが、元からある穴よりも運転席側に少しずれているのが正規の位置です。
位置決めが済んでからはファン自体を分解し、サフェーサーの後に艶消し黒を吹いてから取り付けを行いました。 浮き錆びも多少ありましたし、多めに吹きましたので暫くは大丈夫でしょう。

他にも、前回は未交換だったプレッシャーレギュレーターはまだ在庫がありましたので、価格を聞いた際に一瞬悩みつつも・・・・・今回購入しました(涙)
後はファンの配線ですが、コンプレッサーから電源を分岐させ、リレーを介してバッテリーからの電源で駆動させるようにしました。
これでひとまず完成となりました。 実は今回の作業ですが、事前に部品の手配も済んでいたので当初は1週間程で全て仕上げる予定だったのですが、ろくに下調べをしなかったのが災いして、不足したパーツの手配や加工が必要だったりで、1か月半振りにようやく完成となりました。
残暑も落ち着いてすっかり涼しくなりましたので、実際の効果は来年の夏に持ち越しになりそうですが(笑)、とりあえず現状でも十分寒い位に効いていますので、エアコンレスから解放されてひと安心といった所です。
Posted at 2015/09/21 16:49:33 | |
GX71マークⅡ | 日記