BLITZ DUAL SBC SPEC-S  

インプは吸排気を変えるとブーストが上がりすぎてしまうと聞いたので、信頼できるブーコンで低めに抑えようと購入しました。装着前は純正メーターの１．３キロを振り切っていた……

で、いったん付けたものの、なぜかブーストがかからなくなったので外しました。原因はただの配管ミスで、それを直して最装着しました♪

インプでは社外ソレノイドバルブに換えても、加速力に劇的な変化は感じませんでした（鈍感？）。しかし、ブーストの安定性が違います！　これは数字ではっきり分かりました。高いギアでもブーストがそれほど高くならず（純正では2速１．１ｋでも4速全開１．４ｋでした）、また、アクセル踏み直しでのフル加速でもオーバーシュート量をゲイン値で調整できるので、純正のように瞬間的に１．５ｋかかってしまうことも防げました。これは安心感につながると思います。

私の車の場合は、セット値７０　ゲイン値１０で、2速１．２５ｋ、3速１．２８ｋくらいになります。踏み続けていると高回転でタレてきて、１．１ｋくらいに落ち着きます。車の仕様は、エアクリＨＫＳ純正交換タイプとマフラーはリアピースのみ純正形状社外品。プラグＨＫＳ7番。あとはフルノーマルです。
ゲイン値を高くするとブーストの立ち上がりは鋭くなりますが、シフトダウンせずにアクセルを踏み直した時にオーバーシュートが大きく、瞬間１．６ｋを超えることもあったので、サーキット走行で連続周回することを考えゲインは低めにしてあります。

ちなみにブーコンのセッティングは、実際に全開して行いました。
始めはセット値６０、ゲイン１で試したところ、2速で１．３５ｋもかかりましたが、何度か全開加速を繰り返すと１．１ｋまでしかかからくなりました。おそらくＥＣＵの学習機能のためだと思います。そのため、１～２回の全開走行で数値合わせをせずに、３～５回は試してセット値を決めるといいと思います。ちなみに純正ブーストは１．１ｋくらいらしいです。
セット値を決めたら、次にゲイン値を少しずつ上げて全開走行を繰り返します。アクセルの踏み直し（ギア固定の再加速）でブースト圧がはね上がったら、それはオーバーシュートで危ないのでそのあたりを上限にします。

本来はブーストを上げたら、燃調コントローラなども必要になりますが、純正＋αくらいならＥＣＵのマージンで大丈夫かな？　と思ってます。そのうちプラグを外して健康診断しなきゃなぁ。
ちなみにセット値マックスにしたら１．８ｋかかりました。壊れると思い一瞬でやめました…


追記
再取付けした翌日、ゲイン値を１０→１３に上げ、セット値を７０→６７に下げて全開してみました。そしたらブーストの立ち上がりが全然違う！脳みそ持って行かれそうな強烈な加速。そしてブーストは１．２５ｋくらいでピタリと安定…踏み続けているとややタレてきますが。これは、すごいです。アクセル踏み直してもオーバーシュートしないし、3月のサーキットはこのセッティングで行きます！


さらに追記 2011.2.28
ヘッドガスケット抜けにてエンジンＯＨ後、ブーストを下げました。
セット５５　ゲイン３０にて、2速１．１５ｋ　オーバーシュートでも１．２ｋちょい。
仕様はＨＫＳ純正交換エアクリと純正センターパイプ、リアのみ純正形状社外マフラー
今後は壊さないよう、安全マージンを取ったセッティングでいきます。

2011.6.14
気温が上がってブーストの立ち上がりが鈍くなってきた（最大ブーストは同じ）ので、ゲイン値を30→35へアップ。冬はこれでオーバーシュートしたけど、夏は問題ないですね。少し加速が鋭くなりました。