S2000 素人のお手軽?な板金?デントリペア?ヒートガンでへこみ直し(文章多め)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
まもなく20年選手の私のS2000。
今まで2オーナーで、私が3代目。
20年近くたてばボディに傷の一つや二つ。。。
人間と同じですね。。。。人は傷ついて生きるもの。。。(?)
それはさておき、無事故車の私の車ですが、嫁いできたときに駐車場でつけられたと思われる隣の車からのドアアタックによるエクボ等がありました。
それを今回、テストを兼ねて修理します。
まず、ヒートガンで対象のへこみを中心にその周り3倍くらいを温めます。
触って、「アツッ!」となるくらい。
よく見ていると、膨張して映る景色が変わるのが目安となります。
2
エアーダスターでシューッと。
周りからターゲットに向かって冷却。
最近のエアーダスターは逆さにしてもガスの液体が出ないものがありますのでご注意を。
今回はスポーツ用の冷却スプレーで代用。
3
このゆがみが、、、
4
こんな感じになりました。
5
考察ですが、ドアの素材が鉄だとすると、熱膨張係数は11.7。
10℃で1メートルあたり0.1ミリ伸び縮します。
最初、エクボだけを温めて冷却スプレーをしたのですが、何の変化もなし。
周りも一緒に温めて周りからエアーダスターをすると
「あれ?なんか変わった?」
という状況になることがわかりました。
おそらく、大きな面積を温めて周りから冷却することで
周りが縮む→えくぼが引っ張られる→浅くなる?
のかもしれません。
ただし、本当に少しずつなので何度もやらなくてはいけないのと、ある程度になると何の変化もなくなります。
膨張率と内部応力緩和で引っ張られるくらいでは限界があるのですね。
他には急激な温度変化で内部応力の緩和などによる復元もあるかもしれません。
インスタント焼きそばを流しに流した時のアレですね。
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今回何カ所かやった結果として
・ 鋭い点がある凹み(BB弾で当てられたようなへこみ)
→ 浅くはなるが直らない
・ お椀の底のような凹み
→ 結構いい線まで行く。でも完璧はむずい。
結局鉄板なので、当たった場所は伸びています。
原理的に考えても裏から応力の中心を押す→伸びてへこみが浅くなる→出過ぎたところをたたく
をやらないとだめですね。
市販で売っているデントリペアキット(グルーガンで引っ張るタイプ)は表から引っ張れるので大きな凹みには効くでしょうけど、
小さな凹みには接着面積が足りず引っ張れない(キットの中には大きい引っ張りツールばかり)→大きく引っ張ると余計なところまで引っ張る→直らないばかりか、余計なところまで出たりへこんだりするのでプロでも直せない状況になる
という感じになりそうです。
後、あんまり出したり引いたりしていると鉄板も固くなりもろくなりますしね。
全て個人的な意見ですのでご参考程度に。。。。
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