6連メーターパネルを作ります

今まで3連メーターでしたがあと3つメーターを追加したくなりました。
自作のメーターパネルを新作して交換するので外します。

こだわりの機械式メーターを使っています。
ラムコメーター製で30年位前のモノ。
ヴィヴィオが現役当時のモノで非透過式照明、ガラス製レンズでキズが付きにくく見やすいです。追加するメーターもラムコ製を用意します。

機械式メーターなのでホースと銅管がオイルブロックまで繋がっています。クランプでホースと銅管を固定してましたがリベットでフロアに留めてたので切り返してバラします。

今後の作業性アップの為にナットサートを付けました、ナットサート用の7ミリの孔を明けました。ナットサートの穴はM5です。これでボルト留め出来る様になりました。
ちなみにフロアとカーペットの間にリベットの切カスや切粉が入りますが全部は取ってません。

以前明けたホースと配管を通す孔です。φ13位です。これでギリギリのサイズです。電気式メーターならば小さな孔で配線が通りますが機械式だとホースのジョイントやナットが太いのでこれくらいの孔が要ります。

油圧計のホースと油温計の銅管を外してメーターが取れたので油圧計ホースのフィッティングをバラしてみました。30年間よく耐えたと思います。端面を50ミリ位切って組み立てれば使えそうです。

長さを確認しました。2mでした。新しいホースは勘で2mを用意したので合っていて良かったです。

外したメーターパネルです。
機械式メーターはホースと配管なので手間が掛かります。
オイルが車内のメーターまで来ていてパンクするとオイルが漏れる。
温度計は切ったりバラしたり折り曲げたり出来ない銅管で取り回しの制限を受ける。
気軽に施工出来ない。
ピークホールドやアラーム機能が無い。
機械式は禁止されているレースがある。
電気式にとって変わられるワケですね〜。

デメリットが目立つ機械式メーターですが、
無電源で作動してエンジンオフでも温度は測れる。
ノスタルジックな雰囲気が有る。
当時のマシンの再現が出来る。

ネオクラシックマシンを仕上げるにはイイってのが最大の魅力か。

次回に続きます。