今回はS30Z型のプロペラシャフトのご依頼がありました。
以前にもご依頼のあった整備会社から二度目のご依頼です。
前回は非分解のジョイントが使われていたプロペラシャフトでしたが、今回はハコスカなどにも使われている内側止めの交換できるスパイダーが使われているジョイントでした。同じ車種・型式でも使われている部品が違うのは不思議です。
今回のジョイントの首振りはかなり良好に感じられるいい感じの抵抗感でした。
程度は良好な雰囲気でしたが、意外と内部の軸部は乾き気味になっていることが多いので油断はできません。
三日月形状のCクリップで位置決めされていますが、これを外すのは意外と難儀します。クルクルと移動していってしまってなかなか外れてこないでイライラすることがたびたびあります。Cクリップを外し構成部品に強い衝撃を加えないようにしながらスパイダーを抜いていきます。
スパイダーの軸部は案の定潤滑はそろそろ限界というところで、軸部はよく光って
いるところが散見され、動きがいいからと安心してはいけないという気持ちを新たにします。
今回は新品のスパイダーに交換をしました。給油口付きになりましたのでグリス切れから解放されそうです。動バランス調整も行い、とても良好な低振動軸となって完成となりました。
プロペラシャフトのメンテナンス作業時は、基本的に送られてきた状態と同じ向きに組むことを意識していますが、特にこの時代のプロペラシャフトは元の位置・向きに組んでもバランスウエイトの場所と量が全然違うものになることが多いように感じます。装着されて旧車らしからぬ走りに変貌したとご報告いただくことが多々あります。
Posted at 2026/07/25 21:29:49 | |
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