ハイゼット 荷台加工 PAスピーカーユニット装着

私のメイン&営業車はダイハツのハイゼットです。
箱バン形状なのですが、便利に使うためにアルミフレームを使って台を組み上げました。
これが非常に便利で、床から30cm弱上げてありますが下に収納ができるので、空間利用がとても効率よくなります。
すごく強くて、人が乗ってもビクともしない強度があります。
車中泊も視野に入れて製作しました。




この荷台にプロ用のPAフルレンジスピーカーを埋め込みました。
劇場など業務用途に使われるとても能率の高いユニットです。

Beyma 8AG/N 20cm口径 8Ω 耐入力 ： 定格30W　能率 ： 96dB/W






これを荷台に埋め込んで、音質評価をしました。
最初は箱の裏蓋をしめたもの、そして後面を解放したものとを比較しました。


スピーカーの特性としてQts（共振先鋭度）が0.722くらいですが、低音の特性をシュミレートしたところ、裏蓋をはめこんである密閉型にした容積10L程度の箱だと、150～180Hzくらいが+6dB（約4倍程度）持ち上がってしまうことがわかりました。
試聴の結果も低音が薄く、ハイ上がりで音に閉塞感があり、最初はいいと思いましたがだんだん聞きにくくなってきました。

そこで、後面のふたを取り外してみました。
するとびっくり仰天で、凄まじく低音がモリモリしだして音が固まりになって飛んでくるようになりました。
このユニットに限らずわかったことは、ユニットにあった容積を与えてやることによって音質が激変することを身をもって知ることができました。

今の状態は車体が振動するほど低音が出て、能率が高いユニットでもあるので音量も大きく、大変聞きやすいものとなっています。
自分が好きなジャズは当然、クラシックなどもなかなかいけるものとなりました。

いい音は気持ちを豊かにさせますね。

Beymaのユニットを直輸入しています。
気になる方はご連絡をどうぞ。