VISATON BG13Pという130mmフルレンジユニットを入手したので、音質印象を聞きたくなりました。
箱を一から作成するのもいいのですが、なかなか忙しかったり材料買うのも高価だったりするので、出来合いの箱に収めてみるのが手っ取り早いです。
そこで、音の傾向を知るだけなら箱は適当なものでいいと思うので、メーカーもののスピーカーボックスをジャンク品で探すことにしました。
ハードオフのジャンク品を見回ってみましたが、ジャンクとはいっても意外と数千円するものが多く、決断できずにいました。
しかし、小型のブックシェルフタイプが目にとまり、手にとってみたところなんと840円という安さだったので、そのままお持ち帰りすることにしました。
高音ユニット(ソフトドーム型)にへこみがあり、サランネットがないというハンデはありますが、箱がほしいので状態はといません。
(いちおうセロテプでへこみ修正はしました。柔らかい素材なのですぐに戻せました)
ONKYO D-062A
高さは300mm、奥行き230mm、幅170mmほどの小型スピーカーです。
1998年頃の製品だそうで、18000円ほどで販売されていたそうです。
ボックスはMDFを使用しているようで、持ってみると小型のわりには重みを感じます。
再生周波数 50~35000Hz、4Ω、最大入力70W、低音13cmバイオクロスコーン使用、高音2.5cmソフトドーム型となっているようです。
能率は89dB/wとあまり良いほうではないようですが、この口径なら標準くらいかもしれません。
早速PC脇でネットラジオ(JAZZ専門局)をいつも流しているシステムにつないでみました。
うーん… 微妙ですね。
今までつなげていたBOSE101MM(フルレンジ登載)のほうがいい感じに聞こえます。
能率が低いせいか、音がスパッと飛んでくる印象がなく、トローンとした眠たい印象です。
優しい感じには聞こえるので、小さな音量で脇でのんびり流しておくにはまあいいんじゃないかという感想ですね。
高能率ユニットばかり聞いてくると、どうも物足りなく感じてしまうのは病気でしょうかね…
結局1時間ほど鳴らしてみてましたが、どうも今ひとつでBOSE101MMに戻してしまいました。
まだこちらのほうがフルレンジユニットということもあり、幾分疲れが少ないような音質に感じます。
音質の傾向はそんなに違いはないですが…
(能率86dB/Wですから動きの悪く反応遅い振動板なんでしょう)
ばらして別ユニットを収納してしまうにはもったいなくなってしまうことを期待していましたが、箱だけ使ってBG13Pをインストールしても惜しくなさそうです。
BG13Pは3.7L以上の容積がほしいようですが、この箱は7.2Lあるそうなので、十分試聴には使えそうです。
低音側にBG13Pを入れ込もうと思いますが穴のほうが大きいので、近々ドーナツ状のアダプタを製作してみたいと思います。
Posted at 2012/10/29 19:34:40 | |
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