マツダ RX-7の中古シャフトを入手したので、リビルド作業を行いました。
FC3S型もFD3S型も生産終了して久しく、まだまだ現役で走行していくのを見かけることが多いですが劣化は確実に進んでいきますので、問題になる駆動系補修の一環としてプロペラシャフトのリビルドに挑戦です。
スパイダーを外してみましたが、スムーズに首振りしていたのでまだ油分は残っていましたが、グリスはかなり黒ずみ劣化を感じます。
FC3S、FD3Sは両方とも同じ寸法のスパイダーを使用できましたが、なんとか探し出した社外品のスパイダーの径が純正スパイダーよりごく微妙に大きいのか、首振りが重くなってしまう傾向があり、組み付け方法をいくつか試してみましたが変わりませんでした。
走れなくなるよりはいいと割り切るしかなさそうです。
回転バランス修正加工は特に問題なく行え、とても低振動に仕上がりました。
FC3S型
FD3S型
今までリビルドが行えた車種にRX-7も加わりました。
適合するスパイダーを探すのが大変で、時には使えるスパイダーがない時もありますが、非分解ジョイントを採用する車種の切り札になれたら嬉しいです。
Posted at 2020/12/16 20:55:27 | |
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