10日ほど前に依頼しておいたステンレスSUS304の台座ができあがってきました。
ちょっと多いかなと思いましたが、120個です。
自分でも50個くらい作ったので、かなりの数あることになります。
(すでに数個は自宅にて使用して、大変良好な音質で音楽を奏でています)
三月初頭にピン側もたくさんできてくる予定です。
Beyma 8AG/Nは20cm口径と一般家庭のホーム用としてはとても使いやすいサイズです。
若干こぶりに見えますが、箱の作りによってとても迫力のある低音が出ることがわかりました。
また、中高音の質には口径大きめのフルレンジとは思えないクリア感があります。
少しずつ8AG/Nの良さがわかっていただける方が出てきたようで、お譲りしてお使いになられた方々は、想像よりとても音質がいいとおっしゃってくださいます。
8AG/Nは日本ではほとんど販売されていないようで、私もヨーロッパからの輸入をしております。
なぜこんなに質のいいユニットが日本での認知度が少ないのだろうか…
Mgateオーディオの社長に、ハイゼットの荷台に埋め込んでいた8AG/Nをデモ機としてお貸ししてしまったので、今まで棚の肥やしになっていたシステム(フルレンジ?10cm+ツィター2cmくらい)を仕方なくつけてしばらく鳴らしていました。
しかし、自動車メーカーがうまくまとめてきた音ではあると思うのですが、安いラジカセのようなシャンシャンした軽い音にしか聞こえません。
なんといっても低音がほとんど感じられませんし、音量がいくら上げても大きくならない印象です。
10cmくらいのユニットは能率が85dB/wくらいの超低能率のものが多いですので、96dB/wの8AG/Nと比較してしまうのが酷なのでしょうが、今までがまったく不満のない音量が出ていたので、どうにも
やりきれない思いを感じていました。
今日8AG/Nと12GA50が海外から届いたので、思い切ってまた8AG/Nに戻すことにしました。
FORDのキャデラック?についていたシステムは思い残すことなく外し、改めて新品の8AG/Nを収めます。
すでに形もビス穴もできているので、おさめるだけです。
(写真は以前取りつけた時の写真を再利用です)
とりあえず音出ししてみましたが、なんと低音中音に厚みがあることか!
ベース、サックスの低音の質がまたく違います。
ヴァイブラフォンの鳴りには舌を巻きます。
マレットのゴム?のような先端がギュッと弾むような打音とそのあとの余韻が脳を直撃し、クラクラきます。
久しぶりに8AG/Nフルレンジを聴くことができましたが、改めてこのユニットが好きなんだなと再確認をしてしまいました。
12GA50試聴箱も作業場にいる間はずっとYAMAHA P2050にて一日中鳴らしています。
先日8AG/Nを密閉箱に収めてみたという方が、試聴の感想を送ってくださり、中高音のクリアさに驚いたということでした。
しかし、低音感が薄いように感じるとも含められていました。
12GA50もユニットの特性数値は似たようなものを持っています。
このユニットの数値では、密閉型やバスレフ型といった方式はあまり良好な結果とはならないと一般的に言われています。
それで、12GA50試聴箱も今まで裏蓋をつけて密閉型ではないがそれに近い方式だったので、低音感が方式によってどれだけ増すか検証を行ったところ、裏蓋を外した時の低音感と音質の開放感はピカイチでした。
現在はもう裏蓋は外したままにしてしまい、かなりの音量で鳴らしています。
少し離れたところにある大型のホームセンターに仕事仲間と行ったら長さ4m×幅500mm×25mm厚の集成材が6千円台でした。
それを使って8AG/Nで響きのいい箱を作ってみようかとうずいている今日この頃です。
上質の音へのチャレンジをどれほどまで掘り下げられるか…
資金力と忍耐力の勝負になりそうです。
Beymaのフルレンジを使ってみたい方はご連絡ください。
ステンレスインシュレーターも予約できます。
Posted at 2012/02/20 22:19:20 | |
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