三菱ファイターをベースにしたトラック加工の改造審査がついに終了しました。
荷台に大きな大型の車両を運搬できるようにホイールベースを延長する加工でした。
これが難しかったのはフレームの計算、バンパーの計算でした。
バンパーにも突入防止装置としての性能が求められるので、それの計算も求められました。
今回は年式がそんなに新しくなかったので旧基準の適用でよかったみたいですが、今は新基準になっているので今後新車に近い車がきたら新基準に適合していることを証明しないといけないようです。
審査終了時に出る「改造概要等審査結果通知書」をいただいてきました。
苦労した突入防止計算書と一緒に記念撮影です。
紙にしてしまうとたいしたことないですが、悩み抜いた結果が凝縮されています。
これをご依頼主の元に郵送して私の仕事は終了です。
あとはご依頼主の会社が陸運局に構造変更検査に持ち込み、この通知書を添付すれば審査済み車両として扱われて無事にナンバー取得となるでしょう。
今回は紆余曲折あり、一時はもうだめかもと思いましたが、なんとかここまでこぎつけられて本当に安心しました。
これがうまくいけばこのトラック加工をのばしていきたいとおっしゃっていましたが、大変な加工だからどうなるか…
でもものづくり大国として日本国内の技術力とアイデアが発揮され続けることを願うばかりです。
Posted at 2012/11/02 10:05:10 | |
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