長野県の農協系修理工場より大きく破損したプロペラシャフト修理の相談がありました。
農家で使用されていたトラックが田んぼの溝に落ちて、引き上げの時にフォークリフトの爪でプロペラシャフトを潰してしまったんだそうです。
新品部品を手配しようにもすでに生産終了部品となっていたそうで大変困ったあげくに検索で私のHPにたどりついてご連絡をいただきました。
軽井沢の公共駐車場で待ち合わせをして実物を拝見しましたが、見事にくの字になっていました。
これではとても回転軸の機能は果たせませんので、修理依頼をいただきました。
中空パイプを交換して修理します。
農作物の運搬にしか使わず高速道路などは行くことはないということで回転バランス修正加工は行わないことになりましたが、完成品を装着後は特に問題の報告はないので振動はあまり感じずに使用されているようです。
加工した軸は手作業で計測しながら加工、溶接するので純正軸よりも精度が向上していることが多いです。
小型トラックだけでなく大型トラックの破損修理もお預かり経験あります。
乗用車シャフトや小型トラックのプロペラシャフトとは次元の違う重さでびっくりしますが…
Posted at 2017/07/19 21:21:05 | |
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自動車部品 | 日記