保存蒸気機関車コレクション47♪
投稿日 : 2016年12月28日
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コレクション46♪の3からの保存SL撮影X'mas長野県編の続きになります^ ^
コレクション46♪ 8番、飯田市のD51 402号機撮影後JR飯田線沿いに国道153号線を北上、飯田から約1時間弱で駒ヶ根市内へ、JR飯田線 大田切駅近くの北の原公園内保存のD51 837号機です♪
当日、ここまでの保存SL撮影で奈良井のC12 199号機を除くと全てD51型蒸気機関車、いわゆるデゴイチばかりであらためて1000両を越えて造られたSLは保存両数も多いなぁと感じました^ ^
また当日、到着したばかりの塩尻と途中の飯田以外は天候が不安定でSL撮影中は雨が降ったり止んだりしていました^^;
ここ駒ヶ根では更に天候が悪化、公園に到着した時は土砂降りでした^^;
時間も夕方で雨も強く降る中、自分が濡れるのも関わらず武器であるNikon P330を使って撮影すると黒いSLもしっかりと撮影出来ました^ ^
このデゴイチ 837号機は薮原、木曽福島、南木曽で撮影したデゴイチと違い、地元中央西線や中央本線で働いたSLでは無く、山陽本線や伯備線で最後を迎えたSLです^ ^
夕方で暗くなってからの撮影と雨によりずぶ濡れとなってしまった為、23日分は計7箇所で終了して塩尻北インター近くのホテルに向かいました^ ^
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24日X'masイブ、長野県保存SL撮影2日目となります^ ^
塩尻北のホテルをチェックアウト後、レンタカー(ミライース)で長野自動車道を約60㎞強移動して1時間弱の更埴ICを降り長野市役所の分室である篠ノ井支所へ、来客者駐車場の中央に佇むD51 921号機です♪
2日目スタートもデゴイチからです^ ^
パッと見てすぐに気付くのは煙突に付けられた巨大なカバーです。 これは集煙器と呼ばれ旧国鉄の長野工場で製造された集煙器を通称で長工式集煙器といいます^ ^
長野県内保存のデゴイチにはかなりの数の集煙器装着タイプが現存しています♪
役所内保存で人目に付くことから状態は良好で運転台にも入れましたが、近年メンテナンスはされていないようなので先が少し心配です^^;
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篠ノ井支所からクルマで約10分、以前は更埴市でしたが、平成の大合併で現在は千曲市となる更埴体育館駐車場前保存のD51 1001号機です♪
蒸気機関車単体として1115両が造られたD51型ことデゴイチですが、単一の車種で1000両を超える数が造られたのは唯一このデゴイチのみです^ ^
現在では技術革新が早い為、あまり大量には単一車種は造られませんが、近年の鉄道車両では旧国鉄103系、JR東日本のE231、E233系が1000両を越えて製造されています♪
このデゴイチも篠ノ井の921号機同様に長工式集煙器装着タイプとなります^ ^
状態は野外保存ながら良好でした^ ^
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本来、このコレクションでは1枚の写真で1箇所のSLを紹介するのがセオリーですが、更埴体育館駐車場前のD51 1001号機はいわゆる戦時型と呼ばれ最も特徴的なのはSL後部の炭水車(テンダー車)の形状が船底形となっています、なにかの記事で読みましたが、船底形テンダー車の一部は戦時中確保が難しかった鉄製で無く木材が使われたということです。
この特徴的な船底形テンダー車の後方からの写真を3-2として紹介させて頂きます♪
テンダー車(炭水車)の底の形状から船底形テンダーと呼ばれます^ ^
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更埴体育館から国道18号線を軽井沢方面に走ること約25分、坂城武道館裏側のわんぱく広場公園内保存のD51 245号機です♪
到着してまず驚いたのはSL周囲を囲む足場です。今後かなり大規模な補修作業を行う為の足場設置だと思います^ ^
確かにこのデゴイチは車体の状態はあまり良いとはいえず、デゴイチの特徴である煙突部の給水温め器の片側は欠損しています^^;
車体も飯田のデゴイチ程ではありませんがかなりくたびれていました、わんぱく広場公園という子ども達の遊び場の中にある関係上、坂城町ではしっかり予算を取って補修を行うという保存SLにとっては最高のプレゼントだと思います^ ^
この趣味を続けていると朽ち果てる寸前のSLや逆にメンテナンス直後の素晴らしい状態になったSLを見ることがありますが、今回のような補修作業直前(準備中)の状態は初めて見ることが出来て貴重な体験でその状態の写真も一旦アップしますが、いずれキレイになった245号機を見に行きたいと思います♪
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坂城町の次は一旦国道18号線から外れ、別件の用事を途中で済ませてから県道65号線、国道254〜141〜142号線などを利用して佐久市へ向かいました。
所用分と移動時間で約1時間半、佐久市内にある旧中込学校に隣接する成知公園内保存のC56 101号機です♪
昨日からの保存SL撮影ツアーで奈良井以来のC形デゴイチ以外のSLでした(笑)♪
地元のJR小海線を走っていたゆかりのSLでプラットホームを模した屋根付きの保存場所の隣にはかつてこの地域を走っていた軽便鉄道 佐久鉄道所属のガソリンカー キホハニ56形も保存されています。(しかし、ここではC56 101号機のみ紹介します^ ^)
以前はメンテナンスされておらず、一時期塗装が荒れていたらしいですが、'13年頃に再塗装されてキレイになったそうです^ ^
ただ訪れた時間帯から撮影時は逆光で光ってしまいなかなか撮影が難しかったです^^;
撮影後、隣市の小諸市に向かいました^ ^
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佐久市の隣市である小諸市へ移動、小諸駅近くの有名な庭園の懐古園内駐車場保存のC56 144号機です♪
赤ナンバープレートが目立ちますが、ヘッドライトが欠落していたのが残念です^^;
しかし、低いながらもSL周囲にフェンスがあり人が立ち入れない為か車体の状態は野外保存ながらも良好でした^ ^
この機も地元小海線を走っており、晩年は6番収録の101号機と共に働いていたと思います♪
長野県はデゴイチと共にこのC56型(通称、高原のポニー)の保存が多い地域ですね!
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小諸 懐古園からは再び国道18号線で30分弱、しなの鉄道御代田駅近く、旧御代田駅跡にある御代田町交通記念館に保存のD51 787号機です♪
御代田町D51-787号機保存整備協議会という団体が整備し、動態現役機さながらの状態を維持している素晴らしい状態のデゴイチです♪
ピストンやロッドなども整備、磨き上げられた状態のようです^ ^
記念館という建物では無くSL1両が置かれた小屋のような場所でしたが、訪れた時は今年の開放は終了していたのでフェンスや周りの塀の上からなんとか撮影しました^^;
しかし、今回の撮影ツアーで最後に訪れた場所でこのような素晴らしいデゴイチに出会えて良かったです(笑)♪
以上で2日間に渡る長野県南部他の保存SL撮影ツアーは終了、2日間で合計13両のSLを撮影、去る4月にも長野県で保存SL撮影をしていたので国内で一番保存数の多い長野県も31両中、5番の坂城町の再訪予定を含めて残りはようやく3両になりました^^;
また、今年は2月からスタートした九州 宮崎県の保存SL撮影からここまで合計で53両の保存蒸気機関車を撮影、見て来ました^ ^
☆みんカラには合っていない部類のネタですが、来年も懲りずにアップし続けていきたいと思います(笑)☆
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