ウォッシャータンク取り外し、ウォッシャー液を全量交換

滅多に変えるものではありませんが、最近買ったウォッシャー液を試したくて、全量交換してみました。

前回の交換は３～4年前で、しかも横着してサイフォンの原理で液を抜く手段をとったので、今回はタンクを外して洗浄・完全な交換を目指しました。
タンクの底に砂塵がちょっと見えたので、洗っておいた方が目詰まりなども防げると思ったためです。
整備の中ではごく軽いレベルのもののはずですけど、整備初心者にはこれでもけっこう冒険です。
「関連情報URL」でリンクさせていただいたような、詳細をネットに上げてくださっている先人の知恵がなければ無理でした！

まずは10mmレンチで固定を外します。
そのあと、固定はされていませんが、エンジンカバー側にもタンクのジョイントが刺さっているので抜きます。

写真だとわかりにくいですが、車に向かってタンクの右上にあるポンプ部分、このコネクタを外します。
このポンプ部分には、タンクと接合するための黒いカバーがついています。
これが実は初心者には曲者でした。
外す際は爪を外すだけなのでたぶん迷いませんが、あとで付ける時は、よーく形を見てください。
カバーには、タンク側を差し込むスリットがあるのです。
そこにタンクの爪を差し込んでから、カバー外側の爪をはめ込みます。
これがわからず、しばらく悩みました。

カバーを外して、ポンプの下部にあるホースを抜きます。
ここでも挫折しかけました。。。
なかなかホースが抜けず、無理にやると壊しそうだったからです。
結局、急な負荷をかけないようにグニグニ慎重に優しくねじりながら引くと抜けました。

水量センサーを外します。これは９０度にひねって外すという先人の記事があったおかげでクリア。
ただ、このセンサー、写真のとおり華奢な配線コードがそのまんまなので、ヘタに扱うと断線しそう。
経年で被膜も硬化してますし。

センサーを抜き出したところです。これで水量を検知してるのかな？
いちおう綺麗に拭いておきます。

タンクが外れました（涙）
よし、中身をジャブジャブ洗うぞ！
液自体は十分きれいでしたが、それでも底の方にちょっとした砂塵は見えましたので、外し洗いの価値はある！と自分に言い聞かせます。

部屋に持って帰って、水で洗浄。底まできれいになりました。
先ほど外したセンサー部分が見えています。

あとは逆順で取り付けて、この油膜がよく落ちると噂の液を投入。

２リットル原液を約２倍に希釈しました。
E46のウォッシャータンクは５リットル以上入るという謎の大容量タンクなので、ちょうど良いですね。
もうこれで数年ウォッシャーは何もしなくていいかな・・・という感じです。