TAKE OFF製 リアウィングの割れ修理②

何で接着するか悩んだ結果、今回はボンドのエポキシ樹脂系パテ材を使用します。

選定の理由
①普通の接着剤では強度的に不安（振動でまた割れるかも）

②強度的に最も良いと考えられるのはFRPポリエステル（ノンパラフィンレジン）を塗り、すかさずガラスクロス若しくはカーボンクロスを巻いてその上からインパラレジンを塗って仕上げる方法なんだが、今回はウィングを外さない（というか外せない）ので却下。

③水が付いてても硬化する材料で、硬化までにある程度時間があるもの

って事で選択した結果、これになりますた。

作業時間20分、硬化まで60分。

用途は浴室タイル目地、排水管接合部、サーフボード、水上バイク、ヨットって書いてます。

切って、こねって、埋め込んで、そして待つみたい

自分のTAKE OFF製CROSS STAGE Extricリヤウィングはカーボンmixタイプ。

カーボンの継ぎ目で右から左まで割れちゃってます。

原因は、ウィングの中の密室内の空気が日光による高温化で膨張と収縮を繰り返した事と、サス固めでの走行による振動、及び応力が集中し易いカーブの先端にカーボンの端がある事でより応力が集中したものと推察されます。

先端から2cm位を布ヤスリ#240で磨き、割れた所の断面も磨いて赤錆を落とします。

パーツクリーナーで綺麗にして乾燥させた後、割れた所にヘラとか挟んで間を広げます。

パテ材をこねって間に埋め込み、クランプで挟んで、更にパテ材を盛って整形。

手袋をしろと書いてありましたが、やり難いので素手で。パテ材が手にベタベタとくっ付くので何度も手をパーツクリーナーで洗浄しながらの作業になりました。

埋め込みに10分、クランプ後のパテ整形に40分位かかりました。20分では難しいと考えていたんで初めから4分の1ずつをこねって作業したので一応なんとか形になりました。

続きは別の日にやるんで、2時間後にクランプを外して養生テープを貼っておきました。

中が密封だとまた応力で割れる可能性があるので、固定ボルトを1本外して養生テープで仮固定しときます。

本ちゃんはどー固定するのかって？
ちゃんと考えてますよー)^o^(

次回に続く