E46 電波式キーレス化 その2

その1からの続きです。


ブランクキーを鍵屋さんで掘ってもらいました。


鍵屋さん曰く、中国製は鉄心がよく分からない合金で非常に硬く、掘る機械が壊れてしまうと言われ、慎重にやってもらいました。


時間はかかりましたが流石はプロの技です。


溝はしっかりと掘られ、シリンダーは回ります。

さて、次に元のキーの基盤を剥がし、イモビライザーを摘出します。


赤丸のようにイモビライザーがありますが、赤外線キーはイモビライザーが基盤に接着剤でついているだけです。

カッターでゆっくりと剥がしました。


このイモビライザーをブランクキー側に移植します。

このようにブランクキーの内側に両面テープで貼りました。


ブランクキーにはここぞと言わんばかりに窪みがありますね(笑)

あとは、基盤をはめて、ボタン側のケースをはめて終わりです。


というシナリオでしたが、悪い予想が的中しました。


なんとキーを回してもエンジンがかかりません😩


移植した基盤のイモビライザーが邪魔をしたためです。。。

移植した基盤についているコイルをラジオペンチでゆっくりと脱着させました。


このコイルはキーの電池の充電と車両データの送受信に使われてるそうなので、これを基盤から剥がして基盤のイモビライザーを無効にしました。


デメリットは電池が充電されなくなります。


電池が無くなっても交換すればいいし、キーレスが効かなくなるくらいエンジンがかからないことと比べたら大したことありません。

作業自体の時間は短かったですが、なかなか疲れました😅


ですが、電波式キーレスはやはり便利だし、今風なので満足です。近々電池交換もやりたいと思います。


コイルを外してもキーレスに何の不具合もないです。


興味ある方は是非試してみてくださいね。


費用
E46後期型ルームミラー 4,000円
ひし形キー3本セット 1,000円
ブランクキー 2,000円
溝掘り 3,500円