
今回は鉄道保存車両巡りです。
旧アカウント時代に何度か訪問、そして記事にしていますが、去る8月6日に岡山県久米郡美咲町の「
柵原(やなはら)ふれあい鉱山公園」にて催された
片上鉄道(1991年廃止)保存車両の展示運転に行ってきました。
撮った写真の数が多すぎる(苦笑)為、前・後編と2回に分けての投稿となります。
↑片上鉄道吉ヶ原駅舎。
「柵原ふれあい鉱山公園」は片上鉄道の吉ヶ原駅跡を整備した所で、片上鉄道保存会による展示運転(毎月第一日曜日開催)の会場になっています。
↑「柵原ふれあい鉱山公園」駐車場にて。今回は吉ヶ原駅前の駐車場に僅かながら空きがありましたので、すかさずそこに。
両脇の車に合わせて停めたらこんな停め方になってしましました(苦笑)。
↑炎天下の吉ヶ原駅前にはこんなバスが。
片上鉄道保存会のサイトによると、このバスは中鉄北部バス所属の1988(昭和63)年製
日野レインボーRJだそうです。
今回はここ柵原ふれあい鉱山公園と津山まなびの鉄道館を連絡するレトロリレーバスの運用に就いていました。
1988(昭和63)年生まれの29歳。近年は予備車となっていましたが、今年中の退役が決まっているそうです。
↑吉ヶ原駅前のレインボーRJ。
↑こうして見ると昭和末期~平成初頭の風景みたいです。
この後、津山へ向けて走り去っていきました。
↑今回の展示運転の車両は1936(昭和11)年製造の流線形気動車、
キハ702(元
国鉄キハ07)でした。
吉ヶ原駅11時55分発の便(午前中の最終便)に乗車します。
↑キハ702の運転席。脇のブレーキハンドルが良い感じです。
↑戦前生まれのオールドタイマーであるこのキハ702には冷房なぞ付いておりませんが、全開の窓からは心地よい自然の風が吹き込み、天井では扇風機がぶんぶんと回り、なかなか快適な車内です。
この便は乗客も疎ら(10人位)で、結構まったりとした雰囲気でした。
↑車窓から吹き込んでくるやや強めの自然の風を堪能しつつ、キハ702は300m西の「黄福柵原(こうふくやなはら)」駅に到着。
折り返しの便は1時間後の発車なので、徒歩で吉ヶ原駅に戻りました。
↑吉ヶ原駅西方の踏切から撮った吉ヶ原駅構内。
↑今回の目的の一つ、「柵原鉱山資料館」へ。
ここ鉱山公園には何度も来ていますが、この資料館は何故か未訪問でした。
館内撮影禁止でしたので画像はないですが、これまた懐かしいモノたくさんの資料館でした。
↑線路沿いの遊歩道を通って黄福柵原駅に戻ります。
夏空の下の線路って風情があって良いものです。
↑黄福柵原駅に戻ってきました。
↑夏空の下に佇むキハ702。
この車両が生まれた1930年代、鉄道車両では世界的に流線形が流行していた時代でした。
↑床下ではエンジンがアイドリング音を奏でていました。
↑軽快な感じがする台車とスポーク車輪。
↑黄福柵原駅の北側には古(いにしえ)の鉱山住宅と思しき集合住宅があります。どことなく「廃」な雰囲気も漂っています。
↑人影疎らなお昼の黄福柵原駅。
↑発車15分くらい前のキハ702車内。
この時点ではほぼ貸切状態です。
この日は台風接近中という事もあり、風がやや強め。開け放たれた窓から勢い良く吹き込んできます。
キハ702の車内でしばらくボケーっと・・・私にとっては正に「
至福のひととき」。
この後13時発の吉ヶ原駅行きとして出発しましたが、乗客は10数人しかいませんでした。
↑吉ヶ原駅にて。
夏休み期間中の割には人は少なめで、何だか肩透かしを喰らった感じでした。
↑ここで動画です。この日のキハ702を撮った動画を一本にまとめてみました。
台風接近による風の音が少々喧しいですが(汗)
夏空の下、車窓から吹き込む天然の風を浴びてのプチ乗り鉄はとても懐かしく楽しいものでした。
・・・というわけで続きます。
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Posted at
2017/08/14 22:25:48