さてUSB電源が必要な理由は説明しましたが、
自作する理由は説明してなかったかも?!
(作りたかったのも有るけどw)
¥150の電源IC
以外は、家に全ての部品が在庫有りw
やろうと思えばスペックは落ちますが、他の素子も使えましたw
つまり家にある在庫部品で全て作れたんですねw
(無駄に部品ばかり持ってるw)
そして、過去数回USB電源を自作しようとしては
何だかやめていたから〜 一度くらい形にはしたかったw
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せっかくなので、どうでも良い部品の説明
この黒い円柱な部品は
キャパシタ
または
コンデンサ
呼ばれる部品です。
電気を一瞬だけ溜める事ができます。
充電池と異なるのは
充電池は電気を
溜めたまま保持できますが、
この部品はできません。
しかし、一瞬の電圧や電流の変動や揺れを吸収してくれます。
車で考えれば、電気に対するサスペンションの役目をしています。
(ここでは「そういう役目」で使っているということ。 別用途もあります)
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この緑の丸の部品は、電源ICに
必須な外付け部品です。
左側の小さい部品が、
ショットキー・バリア・ダイオード
電気を一方通行で流す
「ダイオード」の、一方通行の切替え速度が速い版です。
右の大きな部品は
インダクタ
または
コイル
交流においては、キャパシタ(コンデンサ)と逆?の特性を
持っていたりします。
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説明不要かもしれませんが、ついでにw
右側の金属のコネクタはUSB-Aです
透明な丸いヤツ二つは、ピッカリ光るLEDですね〜
本当なら不要です。 試作な自作だからつけました。

少し特殊なタイプで5Vや12Vの直接接続しても大丈夫な
そういう回路内蔵なLEDです。 少し単価はお高めw
左の黒いヤツが今回の回路の主人公、電圧変換IC
(機能は以下の説明の通り)
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この電源ICは、
電源からの電気を非常に高速にON / OFFします
コレをスイッチングといいます。
(電源電圧は7V〜40VまでOK)
ON / OFFはどの辺りを狙うかというと
5V
です。 5V未満になったらON、5Vチョイ越えたらOFFにして
電圧を下げているのです。
こういう、高速に電源のON / OFFをするユニットを
「スイッチング電源(回路)」
と呼びます。
割合、効率が良いところがメリットです。
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{ 蛇足ヲマケ }
最近、
GaN(ガリウム窒素)という材料で半導体を作っています。
これのメリットが
「超高速スイッチング」
どういう事かというと効率が良くなるんです。
効率が良くなる = 大出力が可能
効率が良くなる = 小型化が可能
そう最近のACアダプタは
・超小型
・大出力
です。
小型なUSB PD ??WというACアダプタは大体コレでしょう。

↑ 例
Posted at 2022/04/03 17:05:17 | |
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