
タイマーによる自動OFFのみだけではなく、
・エンジン回転中
・走行中
を検出する電子回路を検討してみます。
マイコン(Arudino やPIC等)を使えば可能なのはわかっているので、
わりあい単純なディスクリート回路での検出です。
エンジン回転信号や速度センサーの信号は、↑の上から2番目みたいな
波形になる事が多いですね。
それ以外、全ての波形でも対応できるようにしたいと思います。
条件は
・ある一定時間内に
・一度でも信号がH→LまたはL→Hになったら
・ONを継続する
で良いかと思います。
言い換えると
・ある一定時間内に
・一度でも信号が変化しなかったら
・OFFする
と言うことです。
これは
・持続検出回路
と
・定時間タイマー
の応用で可能だと思われます。
↓持続検出回路はこんな感じ
出典元
元々は
「周波数感応スイッチ回路の入力信号は単一の周波数でないことがあります。
音声、音楽などのアナログ信号の場合、
ある瞬間、検出周波数の信号が入ることもあります。
それによる誤動作を防止するのが持続検出回路です。」
このような目的を持つ回路です。
もし通常信号がHレベルで、変化はLレベルになるなら
反転(インバート / NOT)回路を組んでおけば問題無いかと。
どうせロジックIC使うのだから、一回路分で反転させれば良いですね。
電圧比較ロジックIC(コンパレータ)
LM319や同等品を使う電子回路です。

同等品の2回路入りICなら¥50以下で、
動作電圧は2〜36V(ICの種類による)と
幅広い電圧に対応しているので、
自動車用途なら問題ないでしょう
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コレに短時間タイマー(555 IC)を組合せれば、
実現可能であると思われます。

(これも汎用/同等品であれば¥50以下)
タイマー(555)ICは任意の秒/分数でOFFするようにしておき、
持続検出回路でトリガーをかけるようにしておけば、
信号が変化しなければ、タイマーでOFF。
信号が変化するとタイマーICへのトリガーが掛かり、
また一定秒/分数延長されるように作れば
目的が達成できそうです。
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安価で何か色々と出来そうで夢が広がりますが、
今は「バッテリー上がり回避」しか思い付かない
発想が貧弱だw
A/C SWが独立していて、車速パルスが取れるモデルならば
発進時数十秒間のみ「A/Cコンプレッサーを作動させない」
実用的な加速/燃費改善回路が作れそうかな〜
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タイマーも持続検出回路も半固定抵抗を付けておき、
時間も検出電圧も汎用で使用できるようにしておけば、
色々と使えそうですね。

↑ 半固定抵抗

微妙なセッティングをしたい場合は、多回転型を使用すればかなり追い込める。
P.S.
検出したらONまたはOFF共に可能です。
NOT(インバート)回路を使えばどちらでも。
ロジックICならそれこそ簡単にw
Posted at 2022/04/28 17:58:30 | |
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