
今回は色々とハードルがあります。
(高いか低いかは何ともw)
一番の問題点は
タイマーICの仕様が明確でないこと
でした
まぁ試行錯誤とテストを兼ねて
実動作から回路を決めていけば良いかと。
テスト用のブレッドボードに
仮の5V三端子電源 (ドロップダウン、シリーズ式)を
準備します。
三端子電源チップは、とても簡単に一定電圧(降圧)を得られます。
例えば12Vのプラスとマイナスをつなぐと、
もう一つの端子からは安定したプラス5Vの電圧が出力されます。
(マイナス[グラウンド]はそのまま使用)
シリーズ式という12V → 5V降圧分以外は熱で放出してしまう
タイプなので効率は良くないのですが、安価でかんたんに安定した
別電圧の電源となるので重宝します。
電子部品は5V以下動作というモノも多いですからね。
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今回はバッテリーを上げないよう、
極力OFF (待機) 時の電力を抑える仕様にします。

テスト用のブレッドボードという、簡易回路が組めるモノです。

↑ リレーを使用した自己保持型回路というのをご存知でしょうか?
リレー使用で、ほぼ完全に不使用時の電力を切ります。
押しボタンSW (モーメンタリ : 押した時のみ電気が流れるスイッチ)で
バッテリーからの電気をリレーのコイルに流します。
それでリレー接点にもバッテリーからの電気が来ていて、
それもリレーのコイルにつながっていると、
ボタンSWを離してもリレーはONのままになります。
説明より動画の方がわかりやすいかも
非常にオーソドックス かつ 昔から使用されている回路です。
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上記にあわせ、タイマー回路のテストをしました。
真ん中の白LEDが少しすると消えるようになっています。
懸念だったトリガー(条件)もグラウンドに落としたままにしておけば、
電源ONと共にカウントダウンしていくことがわかりました。
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このLED ONの時だけ、リレーコイルの電源が入るように工夫すれば
タイマーで自動的にOFFになります。
駄菓子菓子!
その工夫の方法で悩んでいます。
トランジスタだのMOSFETだの、シッカリと理解していれば
きっと簡単なのでしょうけど。
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リレーによる完全遮断回路なので暗電流は無く、
バッテリーをあげることも・・・まぁ無いでしょう。
押しボタンSWを押すとUSB電源が入り、
ある程度の時間で自動OFFするモノになる予定です。
現在の要望は約4〜12時間程度、精度は不要でおおよその時間でOK
(バッテリーを上げないのが第一目標)
半固定抵抗で最低時間が4時間弱、最大12時間前後になる予定です。
実験段階では、8秒程度と短めにしています。
あとで8倍とか64倍、512倍の時間にかんたんに変更できます。
いま、およそ8秒だから
64倍すると8分強
512倍すると1時間強ですね。
抵抗値を変えれば、もっともっと長くなります。
Posted at 2022/04/10 12:20:38 | |
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