今シーズン初の観客を入れたスーパーGT第5戦富士スピードウェイを観に行ってきました。
当初、観客数が5,000人+αということで、恐らく+αはそんなに多くはないだろうと思い、例え自由観戦券が後で発売されてもそれこそ買えるかどうか分からなかったので、スタンド指定席、そして雨が降っても大丈夫なように2階席を発売開始とともにエントリーしたところ運良く買えたため、スーパーGT観戦初のスタンド席で観てきました。結果としては+αが恐らく1万人以上あったと思われ、自由観戦券も前日まで売り切れることもなかったので、息子の分まで大人料金を取られたので少し釈然としませんでしたが、運営サイドも最後までバタバタしてたようなので、事前アナウンスが不十分だったところは仕方がないと、不満はありますがこれ以上言いません。
公式練習は山内選手が担当しセッティングを詰めている様子。
ランキングも3位ともなるとウエイトハンデ100kgを背負い、相当厳しいだろうとは思ってましたが、案の定公式練習のタイムも下位に沈んでしまいましたね。
そして、いざ予選。Q1は山内選手が担当。B組の4番手で無事Q2進出。さすがです!!
Q2は井口選手が担当。そして見事セカンドローの4番手を獲得!正直ここまで上に来るとは思ってなかったのでテンション上がりました。降りてきた井口選手が山内選手になんだか手を合わせて謝っている感じでしたが、何かミスでもしちゃったのかな?
レースの合間にイベントブースへ。密を避けるため、観客も出店もかなり少なめ。イベントもほとんどやらずちょっと寂しい感じ。ですが、純粋にレースを楽しむなら、こういった雰囲気も嫌いではないです。
スバルブースもこじんまりと。新型レヴォーグとインプレッサSTIスポーツの2台が展示。
なかなか懐かしい車も。
そして、最近の富士といえばこのイベント。エアレース王者の室屋選手のアクロバティック飛行とレクサスの競演。にしても近いね(^^;
スタンド2階席だと、室屋選手と目線が同じ。肉眼でも顔を認識できるほどで、相変わらずその操縦技術には驚きしかなかったです。
今回初お披露目だったらしい、LC500のリアウイング。室屋選手も開発に携わっているそうです。私はレクサスの回し者ではありません(笑)
決勝日のウォームアップ走行。リアのセッティングが決まらないのか、この時点でもリアカウルを外して調整してました。ちょっと不安がよぎります。
観客を迎えての今シーズン初レースとあって、各チーム整列をして坂東親分からの熱の入った挨拶。グッとくるものがありました。
そして、いよいよグリッド上へ。しかし、またもやリアを調整してます。なんだか不安が不穏に変わっていきます。
いきなりオープニングラップTGRコーナーで500クラスでアクシデント、SC導入でしたが、その少ない区間で4位から3位へポジションアップ。山ちゃんやるね!しかし見どころはそのくらいで、そのあとはズルズルと後退。
山内選手から井口選手へ交代とともに、タイヤ4輪交換。本当は2輪交換も考えていたようでしたが、さすがにウエイトハンデがきつかったみたい。
もともと2リッターで直線スピードは期待できず、コーナーリングマシンであったBRZだけど、そのコーナーリングもウエイトハンデで殺され、まさに両羽をもがれてしまった鳥のように、全く元気なく。観てる方も辛かった。
レースは結局16位まで沈み…。マシンを降りてきた井口選手。もう背中が全てを物語ってます。本当に悔しい戦いでした。でも、最後まで走っていれば何が起きるかわからないのがレースの世界。その立ち位置に居続けることも大事だと思います。
500クラスも応援してるGT-R勢も各車不運が重なり、ドライブスルーペナルティを受けた12号車の8位が最上位。3号車はオープニングラップで接触しフロントカウルが吹っ飛ぶし、23号車も24号車もトラブルで順位を落とすし、日産勢は何かに取り憑かれているようで、お祓いをした方が良いかもと思うほど。
今回のレースでは結果は残念でしたが、やっぱり現地での観戦は最高です!
Jsportsで観ると全体の流れが分かって良い面もあるけれど、自分は音、匂い、雰囲気が大好きなんだなって、改めて思いました。思わず涙が出ちゃうほど。
このまま新型コロナが落ち着いてすぐに元に戻るのは難しいかもしれないけど、関係者の努力が報われ、また元の盛り上がりになるよう期待したいです。
次回富士は最終戦。11月だと現地はほぼ冬。冬の富士はきっと寒いんだろうな…。
Posted at 2020/10/05 22:46:54 | |
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