室内の錆び対策　サイドブレーキレバー部分

　サイドブレーキカバーを取り付けるために樹脂トリムを外した所、レバーの板金部分に錆が発生していました。

運転席のステアリングコラムシャフトやブレーキペダル関係、インパネリーンフォースなどの防錆処理していない鉄部品にも錆が発生しています。室内のデッドニングによる気密性の向上に加えて、エアコンを内気循環で使用する、燃費のため出来るだけエアコンを使用しない、通勤の距離が短く雨天時に持ち込んだ雨水が車内に滞留するなど私の使い方が原因だと思います。
　見つけたからには対策してみます。今回は、取り外して出来るだけ塗装してみる事にしました。

取り外したサイドブレーキを分解します。

錆落としと塗装の足付けのために、紙やすりで磨きます。
　このサイドブレーキには、可動部にグリスがてんこ盛りされています。とりあえずグリスの不要な場所をパーツクリーナーで脱脂しました。

全体を缶スプレーで塗装して、その後で細部を筆塗しようと思います。そのためにブレーキレバー本体や可動部分をマスキングします。

裏庭で缶スプレーで塗装します。使用したスプレーは家に余っていた艶無し黒色です。
　適当に2,3度重ね塗りしました。

その後、ダイソー製の水性塗料を筆で塗りました。やはりこの塗料はムラがすごいです。
　出来るだけグリスを拭き取って作業しましたが、取り切れていないいない部分も多く、塗料が乗らない場所も多くありました。

塗装が乾燥してから車両に戻して完成です。可動部分と塗料が付かなかった部分には、クレ工業の高粘着潤滑スプレーを塗布しておきました。ついでにサイドブレーキの引き調整も出来たので良かったです。

　直接目に触れない部分なのですが、それなりの錆対策が出来たと思います。インパネやブレーキレバーの錆についても、やはり塗装した方が良いと思いました。