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texmexのブログ一覧

2009年08月08日 イイね!

ロド入院。

 といっても機関・駆動系は好調なんだけど。

 理由はボンネットのゆず肌。正確にいつごろからだったのか覚えていないんだけど、去年の秋ぐらいからかな・・・ボンネットへの写りこみを見た時に、その輪郭が点画のようにみえるようになっていました。表面は平滑で、光沢も保たれていて、よくよくみないと見えないような状態だったので放置していたのですが、この春以降それがやや目立つようになってきました。といっても遠目からはわからないし、近くに寄って、光の強さや方向などの特定のコンディションで見た時だけみえる程度。知らない人がみたらまったく気がつかないような問題で、ブログにあげようと写真をとってみたんだけど、うまくその状態を捉えることはできませんでした。

 ネットで調べると、オレンジピールとかゆず肌とか言われる状態のよう。要は塗装が平滑にならないまま硬化してしまって、こうなるようです。ただこれがレストア時の塗装不良なのか、日焼けなどを含めた経年変化なのかはなんとも。
 レストアから上がってきたときにはなかったと思うけど、日焼けとはいってもずっとカバーかシェルター内保管なので、そのリスクが高い状態にあったわけでもないと思うし。仮に経年変化だとしても、レストアからはや2年経っているとはいえ塗装が2年でダメになるのではやっぱり困る。

 ファクトリーが塗装不良と認めてくれるかどうかを気にしていたんですが、はっきりそうとは言われなかったものの、ボンネットをはずしての研磨+クリアー吹き直しを数千円でしてくれるとのことだったので、言外に塗装不良を認めてくれているのでしょう・・・実際の請求書がどうなるかわからないけど。

 ついでにエンジンオイル交換などもお願いすることにしました。



 こんなクルマもいました。何かわかりますか・・・?















 フロントはこんな感じ。



 正解は1960(or 61?)年製、初代スカイライン ALSI-2型。現在登録されている台数は50台ぐらいしかないらしい。入庫時にはかなり劣悪な状態だったようだけど、素晴らしい状態に仕上がってきています。総額500万円コースのレストアとか!?




Posted at 2009/08/08 23:27:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ:ロド | クルマ
2009年08月08日 イイね!

熊野古道 4日目 速玉大社

翌日は今回の旅行で初めてのゆっくりな朝。朝風呂に入ったり、バイキングの朝食を食べたり。
 ホテルからJR宇久井駅まで、ホテルの送迎バスで。
 JR宇久井駅。無人駅で、駅では複線だけど、路線としては単線。電車の本数は1時間に1本ぐらい。


 速玉大社。建物そのものは火災で全焼後、昭和42年に再建されたもので、特に感銘を受けるようなものではない。ただ敷地内に神宝殿があり、室町時代における皇室と足利義満公による奉納とされる古神宝類が無造作に陳列してあって、興味深かった。


 その後、おがみ餅を購入してから、浮島の森へ。沼池に浮かぶ泥炭でできた島の上にある植物群落で、国の天然記念物。どうしてこんなものができたかについては、いろいろな推測があるらしい。またその成立だけでなく、植生そのものにもユニークなものがあるとのこと。(Wikipedia参照)。


 JR特急 ワイドビュー 南紀6号で帰路につく。


 車内で昼食。奥がめはり寿司。高菜の浅漬けで、ゆかり?の入ったおにぎりを巻いたもの。手前が徐福寿司というお店のさんま寿司。僕自身はめはり寿司のほうが断然おいしかった。


 おみやげに購入したもうで餅。9個入り850円。珍重庵というお店のものだけど、熊野三山の大社のなかでしか購入できない。こしあんを餅でつつみ、炒った玄米粉がかけてある。玄米粉がとても香ばしく、職場でも好評でした。




*備忘録もかねて、当日の行程をまとめておきます。

ホテル送迎バス
ホテル9:50  宇久井10:10

JR紀勢本線 190円
宇久井 10:26 新宮 10:45

バス 潮岬行き
新宮 10:55 権現前 11:05

徒歩
権現前-速玉大社 5分

徒歩
速玉大社‐浮島の森‐新宮

JR特急 ワイドビュー 南紀6号
新宮 12:45 -名古屋 16:05
Posted at 2009/08/08 16:30:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2009年08月05日 イイね!

熊野古道 3日目 大雲取越

 そしていよいよ熊野古道中、もっとも難所である大雲取越へ。大雲取越では
小口から那智までを、越前峠、石倉峠、舟見峠という3つの800m級の峠を越えながら結んでいます。和歌山県による地図では、歩行距離14.5km、標準歩行時間5時間10分、標準所要時間7時間。

 前夜から雨だったにも関わらず、当日はまたしても曇り。昨日よりさらに長丁場の上、大雲取越もリタイヤできない。ただ、胴切り坂と呼ばれる大雲取越の最難所は小口からすぐのところにある。2km前後進む間に600mも登る急勾配が延々続く上り坂だけど、疲労しないうちにこの坂に臨み、この坂さえクリアーできたらあとはなんとかなるようにも思えた。子雲鳥越で自信もついたし・・・。

 子雲鳥越も大雲鳥越も、その登り口はこのように民家の間にあります。


 登り始めてすぐのところにある円座石(わろうだいし)。修験者の手によると思われる3つの梵字が彫られていて、それぞれの字が本宮大社の阿弥陀仏、速玉大社の薬師仏、那智大社の薬師仏を表しているとされます。


 楠の久保旅籠跡近くにある苔むした地蔵。熊野古道を代表する有名な景色。この景色を実際に見ることができて、本当に良かった。


 胴切り坂。ここは噂に違わず難所でした・・・。写真のような石畳の登りが延々続きます。職業やら理屈やら一切関係ない。ただ自分で足を前に出して登るのみ。会話をしている余裕もなく、ひたすら一生懸命登っていると、気が付かないうちに雑念がなくなり、こころが洗われたようになります。これこそが修験道なのでしょうね。


 途中、「雲取」の名に相応しく、まさに雲の中を歩くような感じでしたが、そのお蔭で美しい光芒を見ることができました。


 前夜の雨で、道中の一部は石畳に水が流れ、小川のようになっていました。歩きにくかったけど美しかった。



 ゴールの那智大社近くにある那智の滝。



 この日も、道中僕たち以外にほとんど人はおらず、全行程のなかですれちがったのは2組だけ。同じ方向に歩いた旅人はなし。そのために、何か事故でもあったらという不安は多少生じた一方で、人から離れて大自然を満喫することができました。
 奥さんと僕で歩くペースも違ったけど、喧嘩などをすることもなく^^、奥さんも僕も転んだりはあったものの仲良く無事に踏破できてなにより。それにしても奥さんが思ったよりがんばったのには驚いた。

 こうして普段の生活に戻ってみると、熊野古道にいたのが夢のようです。本当に自分たちがあの熊野古道を歩いたのだろうか・・・実感がない。歩き終わったときにはまたいずれ歩きたいなんて思いもしなかったけど、ブログにまとめながら振り返ると様々な景色が思い出されてきて、また歩きたいなあという気持ちがしみじみ湧いてきました。後鳥羽上皇は34回も行幸したらしいから、僕たちもあと1-2回ぐらいは歩きたいなあ・・・ん、目標が小さい^^?



*備忘録もかねて、当日の行程をまとめておきます。



小口 7:30 ~那智 15:30 徒歩


那智の滝前 16:20-(熊野交通バス 勝浦駅行き 470円)-那智 16:40

JR那智駅 17:00-(ホテル送迎バス)-ホテル17:20

宿泊 休暇村 南紀勝浦

 食事は舟盛りつきで悪くなかったけど、温泉は加水、再加熱でいまひとつ。子供が多くて、大人2人の旅の宿としてはちょっと落ち着かなかった。


 けど、たぬに会えたのでよしとするか。
Posted at 2009/08/05 21:14:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2009年08月04日 イイね!

熊野古道 2日目 小雲取越

 そしていよいよ小雲取越へ。小雲取越は、請川から小口までを、如法山の中腹を横切り、桜峠を越え、赤木川を渡って結んでいます。和歌山県によるサイトでは、歩行距離13km、標準所要時間 5時間35分。率直に言って、前日に10km歩いてかなりくたびれたこともあり、本当に奥さんが踏破できるのか心配でした。また当日の天気は曇りで、いつ雨が降り始めてもおかしくないような空色。携帯はつながらないし(docomoはつながるという情報もあり)、途中でリタイヤしたくてもすることができない(小雲取越道中からバスなどを利用できない)し、もちろん売店もなく水も食料も途中で補充できない・・・不安な気持ちから出発前にホテルのフロントでトライしても大丈夫なものなのか確認したけど、あっさり「大丈夫」と言われ、出発することにしました。

 歩き始めてなにより驚いたのは、誰もいない!世界遺産だし、天気は悪くても他の旅行者がいるだろうと思っていたのに、同じ方面に歩いている人は皆無。13kmの道中すれ違ったのは1人だけ。先のような不安から道程をやや急ぎがちになってしまったけど、それでも歩みを進めるうちに「大丈夫!」という手ごたえを感じることができ、念願の熊野古道を楽しんで歩くことができました。
 むしろ曇りだったのが幸いで、雨が困るのはもちろん、夏のカンカン照りだと体力消耗も激しいだろうし、より多くの水分補給も必要になるだろうし。また霧がかった景色が、より熊野古道らしい荘厳さを醸し出していました。

 道中はこのように森に覆われています。路面は紀州藩によって敷設されたらしいが、かなりごつごつしていて、決して歩きやすくない。また当日は雨上がりだったこともあって、滑りやすかったです。


 途中ところどころ、明治時代ごろまであったというお茶屋さんの跡を示す石垣があったります。


 森に覆われた山道を歩いているときに景色がぱっと開けるととてもうれしいもの。以下の写真は桜茶屋跡と小和瀬の中間地点で。赤木川が見えていて、ここまで来るとゴールまであと少し。


 さすがにこの距離の山道を歩くともう本当に汗びっしょり。水2Lも全部飲んでしまいました。ゴール間際に買ったCokeがおいしかった!

 到着前には上の写真のように晴れ間も見えていたのに、宿に着く直前からポトポト降り出して、到着直後には大雨になり、本当に間一髪でした。


 

*備忘録もかねて、当日の行程をまとめておきます。

湯峰温泉前 8:55‐(龍神バス 発心門王子行き 290円)‐下地橋 9:10

下地橋 9:10~小口 15:00 徒歩

宿泊 小口自然の家 
Posted at 2009/08/04 22:31:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2009年08月03日 イイね!

熊野古道 第一日目

 熊野古道を歩く時、どのようなルートを選択するかはなかなか難しい。後鳥羽上皇らの行幸では、紀伊田辺から山道に入って本宮大社へ、熊野川を川下りして速玉大社、海岸沿いに南西へ歩き那智大社へ。帰路は、大雲取越え、小雲取越えと呼ばれる山道を通って本宮大社へ戻り、その先の帰路はもとの道を辿ったらしい。それを思うと大雲取越え、小雲取越えは那智大社側からスタートするのが正しいようにも思うけど、実際には川下りまでするわけではないのでそこまで厳密に再現することを考えず、名古屋→紀伊田辺→本宮大社→(湯峰温泉に宿泊)→小雲取越え→(小口に宿泊)→大雲取越え→那智大社→(南紀勝浦に宿泊)→速玉大社→名古屋というルートをたどることに。また時間的な問題から全てを歩くことはできないので、紀伊田辺から本宮までは部分的に歩くことにして、その後小雲取越え、大雲取越えは踏破することにしました。
 
 中辺路には、九十九王子があります。九十九王子とは「熊野古道沿いに在する神社のうち、主に12世紀から13世紀にかけて、皇族・貴人の熊野詣に際して先達をつとめた熊野修験の手で急速に組織された一群の神社をいう」(出典:Wikipedia)。実際に99あるわけではないし、現在は残っていないものも多いけれど、現在でも中辺路を歩くのにはちょうど良いランドマークになっています。
 第一日目に歩いたのは、牛馬童子から近露王子までと、発心門王子から本宮までなど、計10km程度。集落のなかを路が走っていたり、比較的整備されていることもあって、歩きやすい道でしたが、それでも熊野古道らしい雰囲気を楽しむことができました。

牛馬童子


発心門王子にあった、世界遺産登録を記念する石碑


いかにも熊野古道


道中より、大斎原(おおゆのはら)の鳥居を望む


 元々は本宮大社は、熊野川と音無川に囲まれた中州であるこの場所にあったそうです。当時川には橋がなく、全ての人が足を濡らして川を渡り、そうすることで心身を清めてから本宮に入ったそうです。明治時代に上流の森林で急激な木材の伐採を行い、そのために明治22年に大洪水が生じて、ほとんど全ての社殿が流されてしまったらしい。ちなみに鳥居の大きさは日本一とのこと。


*備忘録もかねて、当日の行程をまとめておきます。

6:40 名古屋発‐(新幹線のぞみ 9,100円)‐7:10 新大阪
7:35 新大阪‐(JR特急くろしお1号 1,190円)‐9:58 紀伊田辺
10:20 紀伊田辺‐(JRバス 栗栖川行き 1,000円)‐11:07 栗栖川
11:15 栗栖川 (龍神バス接続 高尾隧道行き 約500円)‐11:26 牛馬童子口

牛馬童子口~近露王子 徒歩

12:27 近露王子‐(龍神バス 発心門王子行き 約1,300円)‐13:42発心門王子

発心門王子~本宮 徒歩

本宮 17:15‐(龍神バス 紀伊田辺行き 290円)‐湯峰温泉前 17:36

宿泊 湯の峰荘
 ここの温泉はよかった!露天風呂は湯の花が舞っており、内湯は硫黄の匂いの立った白濁した湯。ともにかけ流し。
Posted at 2009/08/03 22:45:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域

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