
ISCバルブの異常が出たので、清掃してみることにしました。
ただし、これには、ガスケットがついているので、ガスケットと、インマニ側のチェックバルブ、これのゴムパッキンも併せて交換ししました。
ISCバルブには、タワーバーとインタークーラーをを外せばアクセスできます。
水が回っているので、エンジンが温まっていると、ホースを外した瞬間に温水が噴出します。
エンジンが冷えている状態での作業をお勧めします。
止まっているボルトを外して、ホースを外せばすぐ取れますので、パーツクリーナーなどを使って洗浄します。長いこと手をいれていないと、意外とカーボンらしきものがついていると思います。
チェックバルブとパッキンを交換して、ISCバルブを戻し、インタークーラー、タワーバーを戻せば出来上がり。1時間は、かからないと思います。
エンジンをかけて、10分くらいアイドリングして異常が無いことを確認します。
走行して、アイドリング不調の状態を確認しましたが、症状は消えませんでした。
他の方の記事をみたところ、症状は違いますが、洗浄で直らなかったのが、新品交換で直ったという記事があったので、思い切って新品に交換しました。
が、結果は同じでした。
もっと前に行けばよかったのですが、ここで、いつものT店でないディーラーの足立店でオイル交換がてら相談してみました。
そうすると、30分くらい話を聞いてくれ、ISCバルブでなければ、ニュートラルスイッチである可能性があるのではないかと教えてくれました。
ちなみに、GDB-Aの整備解説書にこの記述があり、コピーをもらいました。
他の方のブログで、GCではないですが、アイドリング不調の原因がニュートラルスイッチだったという記事を読んでいたのと、アイドリングが下がるタイミングなどを考え、これが原因だと確信しました。
ミッションを載せ変えており、ディーラーでは、ニュートラルスイッチの交換はお願いできないので、ミッション交換したKITさんへ連絡して交換を依頼しました。
交換にあたり、どうせならということでバックランプスイッチも一緒に交換してもらいました。
交換した、スイッチを見せてもらいましたが、スイッチの中央が1mmくらいえぐれていました。
まあ、10万kmくらい走ったミッションらしいのでしょうがないですね。
ミッションを交換する場合は、ミッションスイッチとバックランプスイッチの交換はしたほうが良いようです。
交換後、走ってみると、アイドリングは下がらなくなっていました。
解決するのに、半年くらいかかりました。
アイドリング制御は、アクセルOFFでギヤがニュートラルかクラッチ切りになると、エンジンの回転数をアイドリング状態へ制御します。
ということは、ギヤが入っていれば、クラッチをつないだままアクセルをOFFにしても、ISCバルブへ制御指令は行きません。
が、今回はニュートラルスイッチの不良で、ニュートラルでないのにニュートラルONの信号が出たため、実際には、ギヤが入っているのに、ISCバルブへ制御指令が行くことになります。
この状態では、アクセルOFF(スロットル閉)のタイミングで、ISCバルブへ閉じ方向の制御がかかり、その後クラッチを切りエンジンからの動力伝達が無くなると、既にISCバルブが閉じているため、一時的にアイドリングが下がります。(エンジン回転数が下がりすぎていることをECUが検出したあと、ISCバルブを開くよう制御指令が出て、アイドリングが正常へもどる)
一方、ECUは、アクセルOFFのタイミングで、指令を出したにもかかわらすアイドリングが下がらないため、ISCバルブの故障と判断し、状態が一定以上継続するとエンジンチェックランプを点けます。
ということかなと勝手におもいました。
よんでくれてありがとう
Posted at 2017/07/24 12:02:17 | |
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