
ハードについては、大体落ち着いたので、写真と図面をアップしておきます。
タイトル画像は、本体の表面と裏面の写真です。
大分板金がきたないですが、ケース再利用かつ素人加工なのでご容赦を。
大きさの感じは、何回か前のブログを見てください。
全体図は、こんな感じになります。arduinoへの配線については、一部のピンを除いてプログラムでどうにでもなるので、例として見てください。
今回は、arduinoの中でも、arduino pro miniを使用しました。
できるだけ、本体を小さくしたかったのが理由ですが、大きさにこだわらなければ、arduino unoを使用すると、シリアル変換ユニットが必要無くなるなどのメリットもあるのでお勧めです。
arduinoの電源は、5Vなので、ACCから取った12Vをコンバータで5Vに落として使用しています。
回転数パルス

スピードパルス
回転数、スピードは、上の写真のとおり、12Vの方形波パルスで出力されます。
数値が大きくなるとパルス幅は短くなり、大きくなると長くなります。
この12Vを抵抗分圧して5Vへ変換してデジタル入力しパルスが0V時の時間をuSで計測します。
回転数パルスは、きれいな方形波ですが、スピードパルスは立ち上がりがなまっているので、読み取りエラーの発生頻度が高く、特に速度が上がってくるときれいに読み取れなくなるので、なんらかの処置が必要です。
ブースト圧は、圧力センサーからの0-5V出力をアナログで読み込みます。
出力0V時のブーストは-1.0bar、3Vで+2.0barです。
この入力回路には誘導電圧が出たので、3kΩの抵抗でアースしています。
横Gは、最終的に水銀スイッチを使用して、検出することにしました。
当初は、ジャイロセンサーの使用を検討したのですが、ジャイロセンサーは、センサーにGがかかっただけでは反応が鈍く、回転方向に動かないとデータが検出しにくいことと、感度が良すぎてノイズ拾うため今回は使用しませんでした。
ジャイロセンサー

出力波形
DCCDへの出力は、arduinoのデジタル出力を抵抗分圧しています。
DCCDの手動ダイヤルを生かすため、ダイヤルからの出力も接続するので、ダイヤル側出力とarduinoの出力両方にダイオードを入れておきます。
ダイオードは、電圧降下を抑えるため、ショットキーダイオードの使用をおすすめします。
使用した部品のほとんどは中国製でamazonから購入しています。中国から直送されてきますので納期は2週間くらいでした。
arduino本体が400円前後、その他の部品のほとんどは、150~300円程度です。
現在はそれなりに動くようにはなったので、走行試験をしならバグとりと調整をしています。
次回は、動画をアップできればと思っています。
つづく
Posted at 2018/07/20 12:47:43 | |
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