先進安全装備のi-ACTIVSENSEの使用感をまとめておきます.
本当は,専門の評論家か機関が違いが分かるようにバシッと比較して欲しいところです.安全装備系は車選定時のウェイトも大きくなっている部分ですが,情報が断片的です.業界団体系が点を付けるとほとんど満点になる始末ですし.
アテンザセダン 25S L Package 2017年4月納車,での使用感です.
TSR: 道路標識認識システム
制限速度と一時停止の標識を認識してアクティブドライビングディスプレイに表示してくれます.無いよりは断然便利ですが,今ひとつ信用なりません.
明らかに認識できず見落とした,と思えることはあまりないのですが,8000km走行して,苦手なある場所の速度標識を1つ知っています.左から車線上にせり出してきている自発光式の速度標識です.下の写真の場所ですが,よく見落としますね.その程度です.
ただ,余計な標識を認識します.例えば下の写真のように,並走する高速道路の速度標識を読んで表示することもあります.
また,下の写真のように側道から合流してくる車用の一時停止標識をこちらは本線側なのに表示されたり,分岐してゆく道の40km/hなどの低い速度をこちら本線側に表示したりします.
なお,認識するのは路肩に立っている標識であり,路面のペイントは認識していないと思います.
また,補助標識と言うのでしょうか,ここからこの速度だとか,ここで終了だとかの標識は,認識しているのかしていないのか,よくわかりません.たまに読み取って,矢印マークを表示していることはありますが,さて,信用できるか...
結局,あってもいいし便利だが,期待しすぎないように,と言うものです.
こういう情報は将来の自動運転には必須だと思いますが,この様子を見ていると,カーナビの地図情報に入れておき参照した方が確実では,と思えます(スマホのカーナビアプリでは表示されていますね).すると,地図情報の正確さが今までよりもさらに重要になり,通信でのアップデートが必要となるでしょう.そういうわけで,車のカーナビの地図情報は携帯回線で自動アップデートが必須な気がします.マツダコネクト,どうするのでしょう.
Posted at 2017/12/25 15:10:23 | |
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