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2024年02月11日 イイね!

PC-9821CeのFDD、FD1138T 穴の開いた基盤を修理

当時PC9821Ceを購入した時は、価格が高すぎてModelS1を買いました。

その場合、積めるメモリの最大が11.6Mになってしまうんですよね。

でも、追加で購入したメモリは最大10M積めるところ8Mしか積まずに合計9.6Mで運用してたようです。


なぜ最大にしてなかったのか覚えてないのですが、後で追加して買おうとして結局買わないままに98の時代を終えたのかもしれません。


で、今回ジャンクのPC-9821Ce modelS2を購入してきました。


p1970.jpgp1971.jpg


これを修理していこうと思います。

model S1のマザーボードにはメモリモジュールを搭載するところに空きがあるのですが、model S2はすべて埋まっていました。

マザーボードだけで5.6M積んでいます。


p1972.jpg

メモリ拡張ボードを積んでいました。

ちゃんとこのボードは生きていました。

昔購入した拡張メモリボードはコンデンサの液漏れにさらされエラーが出るようになってしまっていたのでこれはうれしい。


さらに


p1973.jpg


オーバードライブ付き。これも生きてました。

50MHzなので、昔自分で購入した方が75MHzで速いですが、当たりの個体でした。

その他は・・

マザーボードはOK。しかし、電源動かず。CD-ROM認識せず。FDDは・・


p1974.jpg

焦げてました・・

どこまで修理できるかわかりませんが、まずはFDDから修理していこうと思います。


p1975.jpg

分解していきますが、分解の詳しい説明は過去の記事を参照してください。


p1976.jpgp1977.jpg

コンデンサの電解液が漏れてショートしたようです。

他にダメージが行っていなければいいのですがね・・電源はヒューズ飛んでるかも。

基板は炭化して穴が開いています。炭は電気を通してしまうので、すべて削り取ります。

裏側の配線は繋がっていて、赤丸から赤丸は通電ありました。

裏側の青丸の部分はスルーホールで表の青丸に来て、表の緑とコンデンサで接続されていました。

スルーホールと表側の配線がダメになってしまっているので、裏の配線から表にピンで配線を作っていきます。


p1978.jpgp1979.jpg

炭化した部分を削りました。大穴が空いてますね。

通電しなければならないところが通電していることと、通電してはいけない部分が通電していない事を確認。


p1980.jpg

液漏れコンデンサと、焦げたマイクロインダクター 100μHを取り外しました。


p1981.jpgp1982.jpg

ピンをコの字に曲げて更に自立するように足を曲げたものを裏側の配線部分のこの位置ではんだ付けします。


p1983.jpg

基板の穴はエポキシボンドで埋めます。シリコンの下敷きの上で、穴にボンドを流し込んでいきます。


p1984.jpgp1985.jpg

固まりました。


p1986.jpgp1987.jpg

レジストを塗っていきます。

裏側から来ているピンと、その下の銅板がコンデンサで接続されるように実装します。


p1988.jpg

マイクロインダクター。茶黒茶銀で100μHだったかな?


p1989.jpg

セラミックコンデンサと、マイクロインダクタの実装終了。


p1990.jpgp1992.jpg


もう一台の方は液漏れで内部にまで錆が発生していました。

p1991.jpgp1993.jpg

レジストを剥がして、錆を削りまたレジストを塗って保護しました。


p1994.jpgp1995.jpg
p1996.jpg

焦げた部分を磨いて綺麗にし、古いグリスも除去、可動部に注油し組み立てました。


p1997.jpg

ホワイトニングも完了。

無事認識したので、クリーニングディスクでクリーニング。

FDDの読み取りもOKでした。
Posted at 2024/02/11 02:24:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIY | 日記
2024年02月03日 イイね!

プレマシーのヘッドライトの黄ばみ除去とコーティング

中古で購入したプレマシーですが、購入した時から既にヘッドライトの上部が白くくすんでいました。

基本的にヘッドライトの修復には

1.黄ばみ除去
2.磨き
3.コーティング

とやっていかなければなりません。

ガチでやるなら

1.黄ばみ除去耐水ペーパー500~1000
2.磨き1500~3000
3.コーティングウレタンクリアー


で5年以上持つようになります・・が、そこまでやってられない・・正直しんどいです。

だからといって、

・ピカールで磨くだけ→表面剥ぐだけなのでまたすぐ劣化する

とか

・KURE6-6-6で磨く→油塗って綺麗に見えてるだけなので意味が無い

とかではちょっとね・・


で、お手軽にヘッドライトが奇麗にできないかな・・と


p1962.jpg
LOOXヘッドライト クリア&プロテクト


というのを買ってみました。


p1963.jpg

黄ばんでしまったヘッドライト。


p1964.jpg

日が良く当たる上部は白いくもりもあります。


p1965.jpg

まずは大きいほうのディープクリーナーで黄ばみを落としていきます。

磨く必要は無く、薬液を塗るようにして広げるとすぐに劣化した部分が溶けていきます。

塗り込んでいるペーパーに黄ばみがついていきます。


ペーパーで塗り込み、汚れをふき取る、を繰り返し黄ばみがほとんどなくなればOK。

全く力もいらず簡単で楽ちん。


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左が磨き終わり。

磨き終わると黄色みが無く、クリアな感じになり曇りも無くなっています。


p1967.jpgp1968.jpg

次に小さい瓶の方、薬液をペーパーに染み込ませ、全体を直線的に撫でるように塗布していきます。

液をつけすぎない、厚塗りをしない、泡を発生させないようにさっと薄く塗ります。

ちゃんと養生した方が良いのですが、手抜き・・


p1969.jpg

仕上がりは結構いい感じです。

パッケージには2年もつと書いてありますが、どれほど耐久性があるかは今後観察していこうと思います。
Posted at 2024/02/03 18:53:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 日記
2024年01月08日 イイね!

Roland CM-500 のメイン基板までを分解。

ミュージ郎500というDTMセットに入っていたMIDI音源、CM-500。

初期の頃MIDI音源というと、ローランド初のフルデジタル音源であるLA音源でしょうか。

たしかミュージくんというDTMのセットで、電気屋でデモを流しているのをずっと眺めていました。

ずっと欲しいと思っていたのですが、さすがに高くて買えなかったんですよね。

ミュージ郎500が出るころには何とか買えるようになって購入しました。


音源の話に戻りますが、後期には規格を統一しようとメーカーの枠を超えたGM規格が出てきます。

しかし規格の内容が貧弱だったため、それを発展させたローランドの社内規格であるGS音源、ヤマハの社内規格であるXG音源と別れてしまいます。

ゲームではGS音源対応の物が多かったと思います。ゲーム目的ならRolandを選ぶ方が良かったのではないかと思っています。


p1944.jpg

このCM-500はその過渡期の製品でLA音源とGS音源に対応しており、4つのモードを持っています。

・モードA CM-300+CM-32L(GS/LA音源)
・モードB CM-64(PCM部をGSでエミュレート)
・モードC CM-300(GS音源)
・モードD CM-500(GS/LA音源)

上記を見ると、モードAかモードDにしておけば良いのでは?と思ってしまいますが、音色の番号とかが変わってしまうためLA音源用のMIDIデータを演奏するにはモードB、GS音源用のMIDIデータを演奏するにはモードCを設定する必要があります。

モードAやモードDで演奏データを作った場合はもちろんそのモードでLA音源、GS音源を使用できますがそういった演奏データはほとんど無かったように思います。

購入してから何十年経ち2024年の今現在、問題なく使えています。

高い製品でしたが、この耐久性は凄いですね。


しかしさすがにコンデンサの抜け、液漏れの話をぼちぼち目にするようになりました。

やはりコンデンサは交換しておいた方が良いだろうな・・と重い腰を上げまずは分解してみました。


p1945.jpg

裏面のネジを外すだけで簡単に外装が外れます。


p1946.jpg

シールドがありますがこれもネジを外すだけで簡単に外れます。

インチネジとミリネジが混在しているので、どこにどのネジが使われていたか記録しておく方が良いです。

基本的には樹脂に固定されているのがインチネジ、金属に固定されているのがミリネジになります。


今回はメイン基板までバラしていきます。

外装のホワイトニングをするにはもっといろいろとバラしていく必要があり、特にボリューム部分の固定が特殊です。

そこはまた次回見ていきます。


p1947.jpg p1948.jpg


シールドを外すとこんな感じ。電源ボタンが長いですね・・。

メイン基板の上にサブ基盤が接続されていて、大きめのコンデンサが結構ギリギリな感じで実装されていました。

交換する際にはサイズにも注意した方が良さそうです。


p1949.jpgp1950.jpg

真っすぐ上に引き上げるだけで外せそう。樹脂が弱くなっていると思うので慎重に隙間を広げて外していきます。


p1951.jpg

無事外せました。サブ基盤にはコンデンサは無し。

メイン基板だけ交換すれば良さそうですね。


p1952.jpgp1953.jpg

電源ボタンもまっすぐ引き抜くだけでOKです。

p1954.jpgp1955.jpgp1956.jpg

3つのコネクタが接続されているので、それもまっすぐ引き抜いて外していきます。


p1957.jpg

MIDI端子は特殊なナットで固定されていたのでレンチを使用。組立時に締めるときのトルクは気を付けないとネジ山をダメにしてしまいそう。

指で締められるくらいの軽さで十分です。


p1958.jpg

外側からもネジで固定してあります。

MIDI端子の部分も、音声ジャックの端子部分もしっかりと何本もネジ止めしてあり耐久性がしっかりしている印象です。


p1959.jpg

モード切替のダイヤルも引き抜くだけ。ワッシャーがあるので無くさないように・・


p1960.jpg

手前側を上に持ち上げつつ、手前に引き出すとメイン基板が外れます。


p1961.jpg

赤丸がミリネジが使われている部分になります。

以上でメイン基板が外せました。
Posted at 2024/01/08 01:10:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | パソコン | 日記
2023年12月16日 イイね!

DIO110のリアボックス交換

2012年の7月に購入したリアボックスが鍵も壊れてボロボロになってしまったので、新しいものに交換しました。

サイズは同じで、見た目も色以外ほとんど同じ。
固定する部分も同じで昔のをそのまま使う事も出来ましたが、プラスチックは劣化があったため、それだけ交換。

p1942.jpg
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バイクパーツセンター(Bike Parts Center) リアボックス28L ブラック トップケース 907901


Posted at 2023/12/17 17:31:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2023年10月08日 イイね!

Dio110 ブレーキランプの交換

普段使いの Dio110

エンジンをかけて見ると・・


p1936.jpg

ランプが消えてる気がします・・

ブレーキレバーを引くと


p1937.jpg

点きますね。

テールライト側の芯が切れたので交換します。

JF31はネジ2本で外せるので交換が楽です。


p1938.jpg

真っ黒になってますね。


p1939.jpg

パッキンが劣化してちぎれてました・・
パーツリストを見直したら、上下に分かれていました・・
隙間があるのは水抜き用かな?

しかし、JF31のパッキンを調べても部品が見当たらず・・
型番は「33704-KZL-931」「33705-KZL-931」で売ってました・・

p1941.jpg

Dio110は21/5Wだったと思います。ちょっとワット数が低いですが、買い置きの物に交換。

接点復活剤も塗っておきます。


p1936.jpg

作業終了です。
Posted at 2023/10/08 14:36:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記

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