その日、どうやってグンマーに帰ったか？

2020年12月16日。
この日は魚沼地方で永く記憶されるであろう大雪Dayでした。

次女のアパートからグンマー帝国へ逃げ出そうとした私は、魚沼の駅で足止めを喰らいました。

そう、上越線が雪に負け、長岡－水上駅間が運休してしまったのです。

こりゃ困った。明日は某ディーラでバイトの日です。

越後湯沢駅や浦佐駅までたどり着けば。上越新幹線であっと言う間ですが、路線バスも運休、駅前タクシーも全く居ません。

そこで閃いたのは、魚沼駅から私鉄のほくほく線で直江津に出て、えちごトキメキ鉄道に乗り換え北陸新幹線の上越妙高駅からグンマーに帰るルート。

要所ようしょに消雪設備を備えたほくほく線は、大雪をものともせず運行しています。スゴイ･･･。

こうして、北越急行とトキ鉄に助けられ、何とか帰れました。

しかし後日考えてみると、天下のＪＲ東は雪に弱過ぎじゃあないでしょうか？
上越線は、この日以降も何度も運休を繰り返しているし。
調べてみると、かつて上越線に配備されていたラッセル車は無くなり、今や非力な作業用車両で除雪しているらしい。

国鉄時代には、何が何でも鉄路を守り抜く！　という気概を感じましたが、民営化が浸透した現代ではこうなってしまうのでしょうか･･･。