ミッションオーバーホール完了しました。
以前のベアリング問題は、このパーツで解決。
EK9やDC2の純正デフサイドベアリングです。
http://minkara.carview.co.jp/userid/2838214/car/3050201/11640998/parts.aspx
EG6にEK9等のファイナルドリブンギアが使われている事に気づくのに随分時間が掛かりました。
EK9ファイナル=EK9デフ
EG6ファイナル=EG6デフ
この2者はファイナルとデフを固定するボルト穴のピッチや、そもそもの内径が異なり互換性がありません。
内径は
EG6ファイナル:110mm
EK9ファイナル:117mm
EK9デフが使われていることは明白であり、デフメーカーに問い合わせるとEK9デフはEG6デフよりも、ベアリング間の寸法が3.5mmほど小さいとのこと。
EG6サイドベアリングとこのベアリングのインナーレース厚みの差は、上記デフ寸法の差に肉薄しています。
そして困ったことに、EK9デフにEG6サイドベアリングが使われていたので更に気づくのが遅れました。
せめてもEK9サイドベアリングが使われていれば、EG6サイドベアリングを手配していても外観の違いで気づけたのですがwww
さらに、EG6サイドベアリングの片方のみにワッシャをかました上で圧入しており、ミッションオイルの表面張力でへばりついて、それがワッシャーと気づくのにも時間が掛かりました。
当初EK9サイドベアリングを組んだのですがミッションケースを閉じるとクリアランスが無くなる上に、デブが回らなくなるくらいパンパンになる、、、
EG6サイドベアリングではサイドクリアランスが2ミリ近く発生する。。。
EG6サイドベアリング
EK9サイドベアリング
それぞれにセットずつダメにして、ようやくカラクリに気付きました。
デブにべばりついたワッシャーを取り除き、EK9サイドベアリングを圧入すると、サイドクリアランスはピッタリに!!
でも、基準値0.10mmのデフサイドベアリングのクリアランス、ミッション開ける機会がなければ2mm違いクリアランスで走ってたって事になりますね。デフが左右に触れてファイナルブロー、さらにその破片が別のギアを壊して、ケースもダメになるところでしたwww
自分で初めてミッションを組んだ為何度も手直しをしてようやく形になりました。
今回交換したミッション部品は
オイルシール全て
ベアリング全て
1-2シンクロ
3-4シンクロ
5-Rシンクロ
カウンターシャフト1速(中古)廃盤なのでw
カウンターシャフト2速
メインシャフト3-4-5速
シフトフォークやシフトピース、リバースアイドルギヤーなどは再利用しました。
デフのプレート類も再利用
クラッチも再利用
そして数ヶ月走ってなかったのでクランキングして満を持してエンジンをかけようとするものの初爆が起こらない。
プラグに火花が飛んでません。。。
そして取り急ぎ安物リビルトデスビを買い本日ようやくエンジンが掛かりました!
150kmほど走りましたが問題もなく快調!
慣らしで3000回転リミットかけてますw
低速で不便だった1速とリバースの入りにくさ、街乗り5速のギア鳴きも無くなりました。
あとはサーキットでの3速ギア鳴きが消えたのを確認できれば、ようやくひと段落というところでしょう。
ミッションオーバーホールの他には
エンジンサイドカバーの液体ガスケットやり変えと、オイルシール新調
オイルパンにバッフル追加

エキマニ割れ溶接修理と磨き(街乗り一時間後の図)
クラッチマスターシリンダー、スレイブシリンダー、クラッチホースの新調
レリーズフォーク
レリーズフォークセッティングスプリング
レリーズフォークボルト
レリーズベアリング
それぞれ新調
ドライブシャフトのグリースも入れ替え
さて、慣らしが終わったらタイミングベルト周り交換とタペクリ調整ですね。
レジェンドのオイルパンからのオイル漏れ修理もしなきゃだし嫁車にドラレコも付けなきゃだし酒飲んで寝たいしで、休日がとても忙しいですw
ともあれ、4月中には一回サーキット走りに行きたいところです。
Posted at 2022/02/23 16:34:05 | |
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