燃料系リフレッシュ（フィルター、レギュレーター、インジェクター）

バルクヘッドより前側の燃料系統をリフレッシュします。

ガソリンが漏れて燃えても困るし、経年劣化、過走行車両故にパワーダウンの要因がたくさんあるためリフレッシュしてなるべくノーマルのパワーを絞り出すのが目的です。

取り外した28万キロ弱インジェクター。

ショップにてインジェクター洗浄してもらいます。

その間にできる作業を。。。

燃料フィルター新旧比較。

品番はEGのパーツカタログ記載のものと変わってます。

今回フィルター使ったので予備を発注しました。

んー、やっぱ新車から変えてないのかな？

工場でついたと思われるフレアナットの締め付けマークがありますね。

新旧比較

フィルターにはパッキンも付いてます。

MADE IN KOREA

そういやこのフィルターの話ではないですが、新車時からサプライヤーが変わってる事で、部品が出るのはいいが品質が悪いケースもあるみたいですね。

レギュレータも取り外し。

30余年お疲れ様でした。

Oリングですがほぼ潰れてない！

ゴム類は純正が最強だと思います。

レギュレータとインマニを繋いでるバキュームホースも廃盤なので一般チューブのバルクホースで代用。

燃料配管に使ってはいけません！！

バルクホースの刻印

2023/03/14製造っぽいです。

92年式の個体なので31年若返りましたw

何をもって専用部品なのかわからないくらい、バルクホースで代用が効きますw

単位あたりの値段は100円を切ってると思いますw

バルクホースは部品商で700円弱で購入。

デルファイの純正互換レギュレーター。

B型搭載車の品番は大半当たりましたが全部廃盤wヤフオクでは壮絶な争いが繰り広げられてるのでコイツebayで購入。

まあまあ高いですが純正で出ないものはしょうがない。

純正レギュレータ用Oリングは部品が出るので、デルファイのOリングから交換。

レギュレータからのフューエルリターンホースもバルクホースで代用。

ちゃんと燃料用を使いましょう。

曲げが複雑だから上手く行くか。。。

バルクホースの刻印。

2023/05/06製造ですね。
時間帯的に夜勤の人が作ったホースですね。

外したリターンホース。

住友製と思われます。

心配していたバルクホースの取り回しですがエンジンルームがスカスカですのでなんら問題ありませんw

念のためホースの全長はノーマルと同じにしときました。

そうしてる間にインジェクターが帰ってきました。

一本だけ噴射パターンNGでしたが無事復帰！

何番に付けるとバランス良いかも書いてくれてました。

取り外した時と比べてえらい綺麗です。

ま、見た目はどうでも良いのです、噴射パターンが大事。

そういや業者曰く、中に入っているべきフィルターの様なものが形がなくなっていたとのことですが、復帰させてくれました。

走らすのが楽しみ！

フューエルレールとインジェクターのパッキン。

新品の断面は真円ですが、外したものは楕円に変形してます。外す時に切れたものもありましたw

ちなみにですが前の週点検した時には漏れも臭いもなかったですがインジェクター取り外しの時、臭気と滲みがありました。

新車から変えてない場合今すぐ変えても損はありません！！不精で希少になってきたEGを燃やさないよう注意してください。

マニュアルではオイル塗布の上取り付けとなってますのでその様にして組みます。

インジェクターを取り付けるところ。

かなり汚い。

歯ブラシとウエスで綺麗になりました。

綺麗にしたところにコレをオイル塗布して装着。

取り付け終わったところ。

全て元に戻して完了！

ココでは高圧側のフューエルフィードホースの交換ができていません。廃盤だからです。社外でてますがメッシュのフューエルホースはロクな話を聞かないので、何とか純正を再生させる術を模索してます。
（純正再生は1本3万円〜が相場の様です）

引き続き燃料タンク側へ。