4年ぶり二度目のエアコン添加剤注入｡その②

4年ぶり二度目のエアコン添加剤注入｡その①の続きです。
添加剤もエアコンガスも充填のやり方は一緒です。

添加剤､ガスチャージともに必ず低圧側を確認します。(L)マークのキャップが目印でエンジンルームのHA36アルトなら運転席側､JB23ジムニーだと助手席側に有ります。

まずはボンベ側接続部､ハンドルを目一杯まで左側に回して①のように中央の針が飛び出していない事を確認します。
②のように針が出たままだとボンベをねじ込んだ瞬間にガスが噴出してしまいます。

次に車両側(L)マークの付いた樹脂キャップを外してから､ホース側のこの筒部分を上に引き上げながらガス補充チャック部にカチンと差し込みます。

ホースの接続を確認したら少しだけボンベ側のねじ込み部分を緩めてガスを逃して空気の噛み込みを防ぎます。
(あくまでもほんの少しだけ)

エアコン設定温度は最低､ファンは最大､窓を全開にしてボンベを逆さまにしてからハンドルを右回しにしてやるとボンベ接続部に穴が開きますので､徐々に左側に戻して行くと添加剤(ガス)が充填されて行きます。

外気温度は25°前後､未走行でエンジンルーム内も熱くない状態だとガス圧は低いので一見追加で冷媒を充填しても良さそうに見えますが…

近所をひとっ走りしてエンジンルーム内の温度が上昇､外気温度も30°を越えるとゲージはご覧の通り。
イエローゾーンにはまだ届きませんがゲージが一コマ上がっています。

この状態でエアコンガスを1缶補充していたら完全にイエローゾーンに突入します。

その後アルトも同様に添加剤補充してから高温時のガス圧をチェックするとコレ位。

「ガス圧が高過ぎたらどうすれば良いか」と言う良く有る質問に対して「ガスを抜いて下さい」と言う回答が書いてありますがちょっと待って下さい‼︎((((；ﾟДﾟ)))))))

ごくごく当たり前の事ですがエアコンガスの大気解放は重大な「環境破壊」であり「犯罪」です。
そー言った点を踏まえてもエアコン点検はお金を払ってでも「専門店舗」に依頼するべきだと思っています。

ka☆zuさんやLOOKさんのコンプレッサーを「破壊した」イベント主催者や作業者は「余ったガス」を果たして「どう処分」していたのでしょうか？
まさか「大気解放⁉︎」「余ったから入れてしまえとムリヤリ充填したのでは？…」

昨今の新車はエンジンもコンプレッサーも燃費向上､ローフリクション化の為にかなり華奢な作りだと思われますので､不安を感じるなら必ず「専門家」にご相談下さい。