iDrive サービス履歴への整備記録追加

ディーラー以外で個人的に整備した内容などはいつやったか忘れないよう＆車を手放したりしたときに次のオーナーさんが分かるよう、なるべくこまめに整備手帳へ記録してます。
ですが…整備内容がiDrive上のサービス履歴に残ってない…というのも何か気持ち悪いので、みんカラのネタついでに追加してみます。

（ディーラー整備後はここら辺の登録内容とかめっちゃ見ちゃうのは僕だけですかね。。。）

PCとENETケーブルを使って実施します。
サービス履歴への追加ができるソフトとしては「HU-ServiceManager」というソフトがひっそりと有名です。しかし、「サービス実施日」の形式が本来「DD/MM/YYYY」形式で入力しないといけないのですが、日本語環境で使うと「YYYY/MM/DD」になってしまい、iDrive上に記録はされますが日付不明状態になります。
（因みに、部分編集みたいなことができないため、一度失敗すると全削除の上、一からすべて登録し直すことになります。）

そこで、今回は画像のソフトで登録していきます。

iDriveに登録されているされいる情報を読み込むために「Read from car」を選…びたいところですが、無料版では利用できない機能ですので、
まずは、トップ画面左ペインを右クリックして「ADD」を選びます。

エディターが開きますので、入力していきます。
まずは、ディーラー情報や作業日などのGeneral Informationから。

DATE: 日付（DD/MM/YYYY）
KM Stand: 作業時の走行距離（km）
Workshop: ディーラーID もしくは 名前（今回は「OWNER」と入れてます）
Service Status: 整備状況（「ON TIME」以外わざわざ選択する必要はないかと…）
Workshop type: 正規ディーラー(BMW) or 一般整備工場(Independent)
Procedure count: 特に変更しない（整備項目を増やすとカウントが自動的に増えます）

追加内容をAddで設定します。
Type:作業内容
・Engine Oil: エンジンオイル
・Front Brake: フロントブレーキパッド/ディスク
・Brake Fluid: ブレーキフルード
・Micro-filter: エアコンフィルタ(マイクロチャコールフィルタ)
・Recirculating air filter: エアコン用サブフィルタ（F20は装備無）
・Rear Brake: リアブレーキパッド/ディスク
・Spark Plugs: スパークプラグ
・Air filter element: エアクリーナー
・Fuel filter: 燃料フィルタ
・Pre-delivery inspection: 納車前点検
・Service running in check: 慣らし運転？（Mモデルの慣らし運転後の初回チェックかな）
・Statutory vehicle inspection: 法定点検（12か月点検）
・Statutory emission test: 車検(24か月点検)
・Vehicle check: 車両点検（BMW指定点検）

Statusは「ON TIME」以外選ぶことはないかと。

無料版だと既存の登録内容を一旦すべて削除したうえで、今回の内容を登録することしかできません。
★削除後に復元することはできません！★
なので、今iDriveに登録されている内容は写真撮って残しつつ、すべてADDで作っておきます。

なお、順番は日付通りではなく、画面の通りの順番で登録されてしまうので要注意。
（間違っても登録し直せばいいだけなので、そこまで神経質になる必要はないですが…）

登録内容をすべて網羅したら、メニューバーの「Write to car」をクリックして車両書き込みをします。

ENETケーブルを接続した状態で、右上の「DETECT」ボタンをクリック。
するとZGWのIPアドレスが検出されて画面に表示されます。
準備ができたら、左下の「Start」ボタンをクリックし、書き込みを開始しましょう。
※工程６でも書いてますが、無料版では強制的に「Erase old service data」にチェックが入ってしまいます。

画面に「COMPLETE」と出たら、自動的にiDriveが再起動します。

再起動が終わってサービス履歴を確認すると…
設定した内容が反映されています。

念のため、ひと通り登録内容を見てみて間違いがあれば修正して再書き込みしましょう。

これで、気になっていたサービス履歴の整理ができました。